コスモス・カップケーキホワイトの育て方
目次
コスモス・カップケーキホワイト水やり肥料植え替え・植え付け管理場所剪定・切り戻し病害虫関連記事学名などの基礎データ
x最終更新- 植物名
- コスモス・カップケーキホワイト
- 科名
- キク科
- 属名
- コスモス属
- 学名
- Cosmos
- 水やり
- 水控え目
- 場所
- 外の日なた
- 難易度
- 初心者向け
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コスモス・カップケーキホワイト
コスモス・カップケーキホワイトは
キク科コスモス属の
一年草のコスモスの
園芸品種。5月〜8月のどこかで植え付け、秋に開花し、冬には寒さで枯れる一年草。
花びらがくっついていてカップ咲きになる、とされるが調子が悪いとそうはならない。真っ白なホワイトとブラッシュがあり、ホワイトの方がカップ咲きの確率が高いので、植えるならホワイトがよいです。
草丈は庭植えで1m。鉢植えだと
鉢の大きさにもよりますが60cm〜80cm前後になります。種が流通していますが、一般的には苗を買って植えます。
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水やり
コスモスは見た目よりは乾燥に強く、
水やりが多いと
根腐れすることもあります。庭植えにした場合は、自然に降る雨だけでいいですが、夏に水切れを起こすので様子を見て水やりをします。
鉢植えの場合は通常の鉢植えと同じように、鉢の土が乾いたら水やりをします。
肥料
痩せ地でも育つ植物なので庭植えなのなら追肥は不要です。鉢植えは土が少なく
肥料成分が流れ出やすいので庭植えより肥料が不足しやすいです。鉢植えは生育時期に二週に一回液体肥料をやりましょう。
植え替え・植え付け
種蒔きの時期
コスモス・カップケーキホワイトの種の発芽温度は15度〜20度で、生育温度は20度〜25度なので、
中間地・
暖地では種まきからは厳しいので、苗を買うといいです。
種まきするのであれば5月に種まきして本葉が出たら植え付けるんですが、7月〜8月が暑すぎて調子を崩しがち。7月には開花もするんですが、本来の開花は日が短くなる9月以降。7月〜8月は開花してもカップ咲きになっていないこともあります。
なので寒冷地なら5月〜6月に種まきして9月〜10月の開花を目指し、中間地・暖地ならば8月下旬に種まきして10月〜11月の開花を目指します。
種まき
ポットに栽培
用土か種まき用土を入れて、コスモス・カップケーキホワイトの種をまきます。1ポットに2粒か3粒を入れ、うっすら土を被せます。土は種が流れないようにし、土に密着させて乾燥を防ぐためのもので、分厚く被せると日光が遮断されて発芽しなくなります。
水をやって乾燥しないようにして明るい日陰で管理すると、すぐに発芽します。
本葉が3枚以上になったら、早めに庭や鉢に植え付けます。ポット苗の土に根が広がり切ってから植えると根が傷ついて枯れやすいので、早めに植えましょう。
庭に直播で育てることも可能です。その際は高さ10cm幅40cmの畝を作って、株間20cmを開けて、種を2粒3粒をまいて薄く土をかぶせて水やりをするといいです。
ただ庭に直播すると
ナメクジなどに食べられることが多いので、ポットで苗を作って植える方がいいです。
用土
一般的な花と野菜の
培養土で植え付けます。自作する場合は
赤玉土7
腐葉土3に化成肥料を少し混ぜたものを使います。庭植えにする場合は土に腐葉土か
堆肥を入れて用土を作って植えます。
鉢植えの植え付けの手順は?
鉢植えの場合は少し大きな鉢(現在より2号〜4号ほど大きな鉢)に植え替えると水切れを防げます。ポット苗を買った場合は最初から大きな鉢に植えるといいです。ポット苗であれば
10号鉢に3苗を植えます。
鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(
軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。
植え付けるときに苗の土は崩さないで植えてください。根をいじると傷ついて、そのまま枯れてしまいます。
一年草なので植え替えることはないです。霜にあたって枯れてしまいます。
庭植えの植え付けの手順は?
深さ20cm〜25cmの穴を掘り、大きな石があったら取り除いておきます。掘り出した土に腐葉土か堆肥を、庭土に対して3割か4割混ぜて、化成肥料を説明書きの規定量の半分を入れて、よく混ぜて用土とします。できれば1週間寝かせて、土を馴染ませると根が広がりやすくなります。
穴に半分ほど土を戻して、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。複数株を植える場合は株同士は20cm〜25cm空けて植えてください。
管理場所
日当たりか
半日陰で管理します。半日陰でも育ちますが、開花がどうしても鈍くなりますので日当たりにしましょう。
剪定・切り戻し
5月〜8月に草丈が大きくなりすぎないように、適当な高さで切っておくと、高さも抑えられますし、
摘芯になって枝葉が増えて、花も増えます。
ただし、夏に葉っぱが多いと蒸れて枯れ込みやすいので、その都度、枯れた葉をむしり、少し枝を間引きましょう。
摘芯についての詳細は以下のページを参考にしてください。
病害虫
うどんこ病、
アブラムシ、
ハダニ、
コナジラミが発生することがあります。
ウドンコ病が一番の問題で、薬剤を散布して
病気部分を取り除いてしまいましょう。
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