ニシキギの育て方
目次
ニシキギの特徴は?水やり肥料植え替え・植え付け管理場所剪定・切り戻し病害虫関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- ニシキギ
- 科名
- ニシキギ科
- 属名
- ニシキギ属
- 学名
- Euonymus alatus
- 別名
- 錦木
- 耐寒
- マイナス30度〜マイナス25度
- 水やり
- 水控え目
- 場所
- 外の半日蔭
- 難易度
- 初心者向け
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ニシキギの特徴は?
ニシキギは北海道〜本州〜四国〜九州に自生する
ニシキギ科の落葉
低木。枝に翼(よく)がついき、非常に奇妙で生花の材料として利用されています。
秋になると葉っぱが赤く
紅葉し、赤い実をつけます。この紅葉と実が綺麗。
樹高も低めで、元々日本に自生しているし、
剪定にも強いので栽培は容易。庭木としても便利だし、生垣でも管理しやすい。生花をしている人は花材にするのも手。
枝には翼(ヨク)と呼ばれるコルク質のパキパキしたものがあり、見ようによっては「気持ち悪い」と思うかもしれない。この翼がなんか変な感じだと思うなら庭木としては候補として外れると思う。特に生花で利用したことがないなら、「え?
病気?」って思う人もいます。
樹高3m
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水やり
庭植えにした場合、ほとんど自然に降る雨だけでいいですが、植え付けて1年ほどは根が広がり切っていないので水切れを起こしますので、様子を見て
水やりをします。特に1年目の夏は水切れして枯れることが十分あります。
鉢植えの場合は土が乾いたら水をしっかりとやってください。
肥料
庭植えの場合は1月〜2月、鉢植えの場合は3月に
肥料をやります。化成肥料を株の周囲に散布してください。鉢植えの場合は鉢のフチの近くの土の上に置いてください。
植え替え・植え付け
時期
落葉している時期に植え付け・植え替えをします。厳冬時期は外した方が無難ですが、あんまり気にしないでもいいです。
用土
一般的な花と野菜の
培養土で植え付けます。自作する場合は
赤玉土6
腐葉土4に化成肥料を混ぜたものを使います。庭植えの土は庭土に腐葉土か
堆肥を混ぜて
用土とします。
庭植えの植え付けの手順は?
庭土を深さ40cm〜50cmほど掘り、掘り出した土に腐葉土か堆肥を元の土に対して2割ほど入れ、化成肥料を規定量の半分だけ入れてよく混ぜて用土とします。
穴に用土を半分戻し、苗を入れ、隙間に用土を入れていき、最後にしっかりと水をやって完成です。
種の採取と種蒔き
秋に果実ができ、内部に種があります。種を取り出し、ジップロックに入れて春まで冷蔵庫で保存しておきます。春になったらポットに栽培用土を入れ、種をまいて水をやっていると発芽しますので、発芽して葉っぱが4枚になったら、少し大きな鉢に植え替えていき、1年はそのまま栽培してから庭植えにします。
管理場所
日当たりがもっとも適していますが、
半日陰・木陰・明るい日陰でも問題なく生育します。ただ、紅葉や実の鑑賞を目的とするなら日当たりで管理します。
あと、紅葉は昼間に日があたり、夜に寒くなって霜が降りるような場所だとより鮮やかになるので、そういう場所に植えるといいです。
剪定・切り戻し
落葉時期に不要な枝を落とします。といっても、別にいつ剪定してもそれで枯れることはないです。
ニシキギは剪定するとその切り口の近くから新芽がジャンジャン出てきて、密生して、病
害虫が発生しやすくなったり、見た目もよくないので、2年に一回、落葉時期にバッサリと切り、枝を間引いてスッキリさせてやるようにするといいです。
病害虫
カイガラムシ
ロウに覆われた動かない虫で、薬剤が効きにくいです。風通しが悪いと発生しやすいので、枝を間引いて風を通すといいです。発生したら歯ブラシなどで削ぎ落としましょう。それでは追いつかない場合は、薬剤を散布します。成虫には効きづらいけど、幼虫には効くので、2週間おきで数回散布しないと駆除はできないです。
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