サルビア・ビスタの育て方

サルビア・ビスタの特徴は？
水やり
肥料
植え付け・植え替え
管理場所・日当たり
花ガラ摘み・剪定
病気・害虫
関連記事x最終更新2023-12-17

植物名

サルビア・ビスタ

科名

シソ科

属名

アサギリ属

学名

Salvia splendens cv.

水やり

水控え目

場所

外の日なた

難易度

初心者向け

サルビア・ビスタの特徴は？

サルビア・ビスタはシソ科の一年草のサルビア・スプレンデンスの園芸品種。春に植え付けて夏から秋にかけて開花し、冬までに寒さで枯れてしまいます。

丈が低めで、葉っぱが密生しやすく、暑さに強いです。サルビア・スプレンデンスというと夏の花なのに真夏になると弱ってしまいがちですが、サルビア・ビスタは水切れさえしなければ、よく開花しよく繁茂してくれます。となるとできれば庭植えにしたいです。

花色にはレッド・パープル・ホワイトなどがあります。
草丈40ｃｍ

水やり

庭に植えた場合、春と秋は自然の雨で十分ですが、夏は乾燥してしまうため、必要に応じて水を与えてください。

鉢植えにした場合は、土が乾いていることを確認したら水を与えてください。水を与える際には、鉢の底から水がしっかりと排水されるまで行いましょう。

肥料

植え付けてから一か月が経過すると、最初に用土に混ぜられた肥料・元肥が使い切られます。その後、花が咲いている期間やそれ以降において、10日ごとに液体肥料を与えてください。もしくは一ヶ月に一回化成肥料をやってください。十分な肥料がないと花が十分に咲かない可能性があります。

植え付け・植え替え

時期

一般的には苗を植え付けます。春〜秋の間に苗が出回るのでこれを植えます。霜に当たると枯れるので霜に降りなくなってから植えましょう。一年草なので植え替えることはないです。

種まき

トレーまたはポットに用土を入れ、種をまき、軽く土で覆います。その後、トレーを乾燥させないように管理し、数日で発芽します。発芽後は適切な間引きを行い、本葉が2枚から3枚に成長したらポット苗に移植します。本葉が5枚に達したら、地植えまたは鉢植えに植え替えていきます。

用土

水はけがよければ土質は選びません。市販されている花と野菜の土（培養土）を利用します。もしくは赤玉土６腐葉土４を混ぜたもので植え付けをします。

鉢植えの植え付けの手順

プランターなら横に三つを植えます。7号鉢なら1苗を植えます。

鉢底の穴を鉢底ネットで塞ぎ、その上に2cmの鉢底石を敷きます。用土を少量追加し、苗を植える際には土面が鉢の縁から2cm下になるように調整します。この余裕の2cmは、水やり時に水が溜まるスペースになります。

苗を植え込み、隙間に用土を追加し、しっかりと水をかけて作業を完了します。

地植えの手順は？

地植えにする場合は、まず庭土を20cmほど深く掘り返し、苦土石灰を混ぜて土壌を中和させます。中和には1週間から10日ほどかかりますので、待ってから腐葉土か堆肥を元の土に対して3割から4割ほど追加し、化成肥料を1平方メートルあたり100gほどまぜて耕しておきます。

植え付ける際には、株間を15cmから20cmほど開け、隙間に用土を追加してから最後にしっかりと水をかけて植え付けを完成させます。

管理場所・日当たり

春〜秋は日当たりの良いところで管理します。夏の暑さに強いので、庭植え（地植え）であれば、気にせず戸外の日当たりに植え付けます。

鉢植えの場合は夏の高温時期に水切れしやすいので、夏に水切れするなら半日陰に移動させたり、遮光します。面倒なのでできれば庭植えにしましょう。

花ガラ摘み・剪定

摘芯は不要ですが、春〜夏に摘芯をしておくと花は増えますので、ひと段落したら高さ半分に刈り込んでおくといいです。

花がしぼんだものを「花ガラ」と言います。花がしぼんだら花を摘んでしまうと次の花が咲きやすくなりますし、見た目もいいですが、放置でもいいです。

病気・害虫

アブラムシ・コナジラミなどが発生することがありますが、ほぼ発生しないか、発生しても枯れるほどじゃないです。

関連記事