キンメツゲ・ゴールデンシャワーの育て方…剪定・切り戻しには注意が必要です
目次
キンメツゲ・ゴールデンシャワーの特徴は?剪定・切り戻しには注意が必要植え付け管理場所…日当たりでも半日陰でも水やり…夏の水やりに注意肥料が切れると落葉する病害虫最後に…関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- キンメツゲ・ゴールデンシャワー
- 科名
- モチノキ科
- 属名
- モチノキ属
- 学名
- Ilex crenata 'Golden Shower'
- 耐寒
- マイナス5度
- 水やり
- 水控え目
- 場所
- 外の半日蔭
- 難易度
- 初心者向け
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キンメツゲ・ゴールデンシャワーの特徴は?
ゴールデンシャワーは
モチノキ科モチノキ属の
イヌツゲの品種である
キンメツゲの
園芸品種。キンメツゲがそもそも新芽が黄色く綺麗な品種で、ゴールデンシャワーはキンメツゲより葉っぱが小さく、黄色い葉が多く、色合いが鮮やかで、庭が明るくなります。黄色いのは新芽で、徐々に緑になっていきます。定期的に
剪定して新芽を出させて黄色い新芽を出させましょう。
春に黄色い花が咲きますが、基本的に葉っぱを楽しむ
カラーリーフです。刈り込みには強いが、成長自体は枝の遅く、1年で10cm〜20cmと遅い。1mに3本を植えると生垣として透けるので、早めに目隠ししたい場合は1mに5本を植えるといいです。
樹高1m〜2m
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剪定・切り戻しには注意が必要
春から秋の生育している時期に、表面を定期的に刈り込みます。ゴールデンシャワーは刈り込むことで、黄色い新芽が出て、鮮やかな色合いが維持されます。適宜刈るのが綺麗に保つコツです。
キンメツゲは新芽は出るんですが、枝を落とすと回復するのに時間がかかるので剪定は表面を少し刈り込む程度にしておきます。大きめの枝を落とすのは、その枝が邪魔になってからにしておきましょう。
植え付け
適した時期は?
秋から春なら植え付けが可能です。
適した用土は?
キンメツゲ・ゴールデンシャワー痩せた土地でも育つのですが、痩せた土だと枯れなくても落葉して調子が悪いので庭土には
堆肥・
腐葉土を混ぜてフカフカにして、化成
肥料を入れておきましょう。アルカリ性を好むとされますが、中性・
弱酸性でも問題はないです。
庭植え・地植えの手順
庭土を深さ30cm〜40cmほど掘り返し、
苦土石灰を1平方mあたり100gほどまいて中和させます。中和には1週間〜10日かかるので、中和反応があらかた終わったら、その土に腐葉土か堆肥を元の土に対して2割ほど追加して、化成肥料を説明書きの規定量入れて、よく混ぜて
用土とします。
穴に半分用土を戻して、キンメツゲ・ゴールデンシャワーの株を植え、隙間に用土を入れて、余った土で、株の周囲に土手をつくり、そこに水をたっぷりとためます。水が吸収されて引くまで待ち、引いたら土手を崩してならし、完成です。
管理場所…日当たりでも半日陰でも
日当たりでも
半日陰でも問題なく綺麗に育ちます。日陰だと流石に徐々に弱るので半日陰以上の日当たりで管理しましょう。
キンメツゲ・ゴールデンシャワーの耐寒温度はマイナス5度となっていますが、実際はもうちょっと寒さに強いです。東北南部以南であれば戸外で越冬が可能。
水やり…夏の水やりに注意
ゴールデンシャワーを庭植えにしたなら自然に降る雨だけでほぼ大丈夫ですが、真夏に水切れを起こすことがあるので、夏は庭植えであっても、様子を見て
水やりをしましょう。
肥料が切れると落葉する
2月に株の周囲に根に当たらないように穴を掘って、肥料を植えるか、化成肥料を周囲にまきます。キンメツゲ・ゴールデンシャワーは肥料が切れると落葉する…というか葉っぱが疎(まばら)になることがあるので肥料は切れないようにします。
病害虫
ハマキムシ、
ハダニが発生することがあります。
最後に…
より詳細な栽培については
キンメツゲも参考にしてください。
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