スカイペンシルの育て方

科名 | モチノキ科 |
属名 | モチノキ属 |
学名 | Ilex crenata SkyPencil |
水やり | たまにやる程度 |
場所 | 外の半日蔭 |
難易度 | 中級者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
スポンサーリンク
スカイペンシルの特徴は?
スカイペンシルはモチノキ科モチノキ属の常緑低木のイヌツゲの品種です。雌雄異株。庭植えするものでシンボルツリーにもどうぞ。枝が「上へ」伸びるため、全体が珍妙な樹形になりますが、横幅を取らず、使い勝手がよいです。大きくなると横にも枝が張り出してくるのですが、そこまで大きくなるのに時間がかかります。日向でも日陰でも育つが、日陰だと葉っぱが落ちて枯れこむことがあるので半日陰か日向が好ましい。若干乾燥に弱い。水が不足すると枝が枯れ込んでくる。暑さ・寒さには強く、東北以南ならどこでも育つ。
いいことづくめな感じもしますが、生育が遅いため、苗が高価。しかも縦長で細いために、庭植えにしてそれなりのボリュームを見せるためには、何本か植えたくなり、そうなるとかなりお金がかかる。
樹高4m…ただし生育が遅くて樹高はなかなか伸びない。
スポンサーリンク
水やり

植えて2年以内は水切れに注意

植え付けして2年経っても乾燥時期は水をやらないと落葉したり枝がれする。
肥料
基本的に植え付けした時に腐葉土か堆肥を混ぜ込んでいれば十分ですが、有機物(腐葉土・堆肥)が不足すると、常緑のはずなのに冬に葉っぱが落ちるので、冬に葉っぱが落ちるようであれば堆肥や緩効性化成肥料を2月と7月に株元に混ぜてやります。苦土石灰を
スカイペンシルはアルカリ性の土を好みます。雨は弱酸性で放置していると土が弱酸性になっていきます。なので年に一回、苦土石灰を株元にやってください。植え付け・植えかえ
時期
冬と真夏を避けた時期なら植え付けは可能。用土

庭植え・地植え

穴に半分ほど土を戻して、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。
できれば余った土で、株の周囲に土手を作って、ここに水を貯めて水が引くまで待って、土手を崩してならします。これを水極めと言います。水極めをすると、根が土に馴染んで広がりやすくなり、水切れを防ぐことができます。
普通は業者に頼んで植え付けする。
管理場所・日当たり
日向でも半日陰でも育ちます。多少の日陰でも育ちますが、日当たりが悪いと枝が枯れ込んでくる。暑さ寒さに強く、東北でも生育可能。むしろ寒い地域でよく栽培されています。
●北海道南部でも育つと思う。
剪定
剪定はほぼしない。上へと伸びるばかり。
その他
アカシマメイガ、ハダニ・カイガラムシ・ハマキムシ・スス病などが発生します。病気が発生したらすぐに薬剤を散布して駆除します。風通しが悪いとハダニ・カイガラムシが発生しやすので、剪定で内部まで風が通るようにするんですが、そこまで生育するのは相当な時間がかかります。