セイガイツツジ(青崖躑躅)の育て方

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セイガイツツジの基礎データ

セイガイツツジ
科名
ツツジ科
属名
ツツジ属
学名
Rhododendron macrosepalum Maxim. 'Linearifolium'
別名
青崖躑躅
耐寒
マイナス10度
水やり
水を好む
場所
外の半日蔭
難易度
上級者向け
セイガイツツジの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…剪定時期…月別スケジュールです。

セイガイツツジとは?特徴は?

セイガイツツジはツツジ科の半落葉低木。モチツツジの品種。4月〜5月に花びらの細い花が咲きます。葉っぱも細く、咲いても咲かない時期もツツジとは全く印象の違う姿です。でも、咲き方はツツジっぽくもある。

剪定は開花後に行います。7月以降に行うと翌年の花芽が落ちてしまいます。真夏に花芽ができるのですが、この時期に乾燥すると、花芽が成長せず、来年開花しなくなるので、夏に乾燥しないように水をやるか、年間を通して半日陰で管理して、水切れを防ぎます。

水やり

地植えなら自然に降る雨だけでいいですが、日当たりが良いところに植えていると水切れを起こします。葉っぱの形状からどうにも水切れ具合が分かりにくいです。

夏に水が切れると花が咲かなくなるので、様子を見て水やりをします。根本にワラや腐葉土マルチングをして蒸発を防ぐのもいいです。もしくは最初から半日陰になる場所に植えます。

鉢植えの場合は年間を通して土が乾いてから水をやります。

肥料

肥料がないと花が少なくなるので、2月に寒肥として化成肥料を説明書にあるだけ施肥します。肥料は株から離しておきます。

あとは開花後の5月〜6月、花芽がついて生育する9月にも同様に施肥するといいです。

植え替え・植え付け

時期

植え付けは休眠している2月〜3月が一番よく、次に開花が終わった5月前後、次に夏を越して涼しくなった秋。鉢植えも同様の時期に植え替えるといいです。

用土

栽培は通常のツツジと同じで、酸性土壌でないと枯れます。土に未調整ピートモスを混ぜておくといいです。

地植えでも鉢植えでも、ツツジ用の土で植えるといいです。地植えの場合は、掘り出してごっそり入れ替えることになりますが、その方が気は楽です(金はかかるけど)。

鉢の植え替え

植え替えの場合は土を少し落として同じ大きさの鉢に植え替えます。その際に地上部を少し剪定して根の負担を減らします。

鉢植えの底の穴を鉢底ネットで塞いで、その上に鉢底石を2cm〜3cm入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。

地植えの手順は?

セイガイツツジ:地植えの手順は?
深さ25cmを掘り、土にピートモスを2割ほど、水捌けが悪いようなら鹿沼土を足して酸性に調整します。ここに苗を植え、しっかりと水をやります。ツツジは根が浅く、それで呼吸をしているので、必ず浅く植えてください。

管理場所

日当たりが良いが、半日陰でも生育には問題ない。花を咲かせたいなら日当たりがいいが、夏の水切れしやすいので、木陰がよい。

鉢植えなら春と秋と冬は日当たり、夏は木陰と移動させる。

寒さには強いが、寒風や霜が当たらない場所がよいです。寒冷地では鉢植えにして冬は室内に取り込みます。

剪定・切り戻し

剪定が必要なら開花後に行う。7月以降に剪定すると花が咲かなくなるので注意する。

病害虫

ベニモンアオリンガ、ツツジグンバイ、ハダニなどが発生する。
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セイガイツツジのカテゴリ・タグ

品種落葉低木酸性土ツツジ

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