スノードラゴンとヤブランの違いは?

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スノードラゴンとヤブランの違いは?

スノードラゴンキジカクシ科ジャノヒゲ属の常緑多年草学名ではオフィオポゴン・カウレスセンス(Ophiopogon caulescens)もしくはオフィオポゴン・マレヤヌス(Ophiopogon malayanus)のバリエガータです。バリエガータとは斑入りのことです。

一方、よく似たヤブランはキジカクシ科ヤブラン属のリリオペ・プラティフィラのバリエガータです。

両者は同じキジカクシ科ではあるんですが、属が違うわけですから、親戚であっても兄弟ではないというか、まぁまぁ離れた植物なんですね。だけど、両者はよく似ている。ここにベアグラスミスカンサスを加えることもありますね。

でも、同じ斑入りで、細い葉っぱが伸び、半日陰や明るい日陰で栽培されることの多い性質の近い植物ではあります。
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花が咲けば一発で違いは分かる

花が咲いて仕舞えば、両者の違いは明確です。

スノードラゴンの花は白、フイリヤブランの花は紫。開花時期は同じような時期(8月〜10月)です。

でもいつも咲いているわけじゃないですよね。花が咲いていない時期は葉っぱで区別するしかありません。

葉っぱで違いはある?

スノードラゴン

スノードラゴンとヤブランの違いは?:スノードラゴン
スノードラゴンの葉っぱは少し渋いというか、斑入り部分は真っ白で、涼しげです。落ち着いた大人の色合いって印象です。

斑入りヤブラン

スノードラゴンとヤブランの違いは?:斑入りヤブラン
一方で、斑入りヤブランの葉っぱは、斑入り部分が真っ白ではなく黄緑の色合いが強くて、若々しさを感じます。全体の印象としては明るいです。

ついでに、ベアグラス

スノードラゴンとヤブランの違いは?:ついでに、ベアグラス
ベアグラスはカレックスの品種で、白い斑入り種。葉っぱがスノードラゴンやヤブランに比べてかなり細いですし、中心が白、外が緑なので、見間違うことはほぼないですね。

ついでに、ミスカンサス

ミスカンサスはイネ科ススキの仲間で、葉っぱがススキに似ていて、印象が全然違います。ススキなので、一般的な花ではなく、穂が咲きます。

ところで、ミスカンサスに似ている植物が全て、ミスカンサスという名前で流通していることがあり、スノードラゴンもミスカンサスとして販売されていることがあります。この辺りはゴチャっとしているので、このページを見ているあなたにとって、スノードラゴンは本当はミスカンサスかも?しれないです。

詳細は以下のページを見て判断してください。

最後に…

スノードラゴンとヤブランの両方の葉っぱを見たことがあれば、違いは明確で、判断は可能なんですが、見たことないとちょっとわかりづらいかもしれないです。

ただ、育て方はほぼ同じで、栽培に適した環境も近いとなると、まぁ、別にどっちでもいいかな?と思うはず。

普段の栽培については
を参考にしてください。
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