ヤマボウシ・ハナミズキの花が咲かない7つの原因

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ヤマボウシ・ハナミズキの花が咲かない理由は?

ヤマボウシ・ハナミズキの花が咲かない:ヤマボウシ・ハナミズキの花が咲かない理由は?
ヤマボウシ・ハナミズキの花が咲かない原因候補はいくつかあります。「剪定時期のミス」「夏の水切れ」「まだ十分生育していない」の場合は、全く花が咲かないことがあります。

花が減る原因としては、日光不足、肥料不足、病害虫があります。これらは花が減ることがあっても、全然咲かないってことはないです。

では順番に原因と対処法を見ていきましょう。
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花が全く咲かない原因

剪定時期のミス

ヤマボウシ・ハナミズキの花が咲かない:剪定時期のミス
ヤマボウシハナミズキは夏(7月〜8月)に花芽をつけるので夏以降に剪定すると、翌年に花が咲かなくなります。バッサリいった場合は全く花がないこともあり得ます。

これは剪定時期を開花後〜6月にすればいいです。大事なのは時期。時期さえあっていれば、剪定の手順のミスでは、花が全然咲かないってことはちょっとないですね。

剪定については
を参考にしてください。

夏の水切れ

ヤマボウシ・ハナミズキの花が咲かない:夏の水切れ
ヤマボウシ・ハナミズキは来年の花の卵というか元となるものが、7月〜8月あたりにできます。この時期に水切れすると、花芽がなくなってしまいます。

落ちるのではなくて、花になる予定だったものが葉になってしまいます。猛暑の翌年は花が極端に減ったり、全滅することもあります。この時期に水切れしないようにしましょう。

具体的には株元に腐葉土やワラを敷いて蒸発を防ぎ、地植えであっても、この時期は水やりをしっかりとやります。昨今は温暖化が進んでいるので、発生しやすいです。

十分生育していない

ハナミズキは苗を植えて開花まで3年くらい、ヤマボウシも3年くらいかかります。それまではどうしても開花はしないです。

これは待つしかないですね。

花が減る原因

日光不足

日当たりが悪いと、どうしても花が少なくなります。必ず日当たりで育てるようにします。

肥料不足

開花が多い植物で、肥料が不足して、栄養不足で調子を崩すことがあります。特に花芽をつける夏に肥料が不足すると花が減りますね。でも、全く咲かないってことはないです。

冬に施肥する肥料を増やすか、開花後の6月に御礼肥として施肥しましょう。
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土の劣化

肥料不足に近いのですが、土が劣化して…つまり有機物が減ってしまってフカフカじゃなくなったために、調子が悪くなり、花が咲きづらくなることがあります。

植え付けて数年たつと、腐葉土や堆肥が分解されて、土がカチカチになるんですね。まぁ、よほどのことというか、そもそも有機物が少なかったのかなと思います。

水切れ対策で株元に腐葉土を敷いていたら、有機物不足は予防できます。もしくは肥料を埋めるときに有機物も土に混ぜ込んでおきます。
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病害虫

ヤマボウシ・ハナミズキは病害虫が発生しにくいですが、カミキリムシの幼虫は内部を食べて枯らすことがあります。

内部を食い荒らすと水を吸い上げづらくなり、調子を崩し、花も咲かないことがあるので、もしも周囲にオガクズのような糞があったら、薬剤で駆除しましょう。放置していると咲かないどころか枯れてしまいます。
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普段の栽培は…

花が咲かなくなる原因をいくつか挙げてみました。大抵は剪定時期と夏の水切れです。特に夏の水切れが起きやすくなっているので、注意しましょう。

普段の栽培は
を参考にしてください。
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栽培のコツ

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