アキランサス(アルテルナンテラ)の育て方

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アキランサス
目次
アキランサス(アルテルナンテラ)とは?
庭植えの水やり
鉢植えの水やり
肥料
植え付け・植えかえ
管理場所・日当たり
作業
病害虫
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学名や栽培スケジュール
最終更新
植物名
アキランサス
科名
ヒユ科
属名
アルテナンセラ属
学名
Alternanthera ficoidea
別名
アルテルナンテラ
水やり
水を好む
場所
外の日なた
難易度
初心者向け
アキランサスの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。
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アキランサス(アルテルナンテラ)とは?

アキランサス:アキランサス(アルテルナンテラ)とは?
アキランサス(アルテルナンテラ)はヒユ科多年草。5月〜夏に植え付け、秋になると紅葉するのが魅力の園芸植物。寒さに弱く、冬は枯れる一年草扱いです。背が低いので、庭のグランドカバーに向いています。赤く紅葉するものと黄色くなるものもあり、よく植物の植えつけで文字や模様を描く材料にします。

初秋に花が咲きますが、ほとんど目立たない程度のもので観賞するようなものではないです。
草丈5cmから50cm。一般的に流通しているのは15cmくらい。
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庭植えの水やり

庭植えの場合は自然に降る雨だけで十分ですが、真夏はカラカラに乾燥して枯れてしまうので、真夏は庭植えでも水やりします。

鉢植えの水やり

土が乾いていたら水をしっかりとやってください。土が濡れているのに水をやると過湿で腐って枯れてしまいます。あくまで土が乾いてから水をやるようにします。受け皿に溜まった水は捨てるようにします。乾燥気味の方が適しています。

冬の水やり

冬は土が乾いてから数日経ってから水をやるようにします。ただし一般的には冬には寒さに当たって消えるもの。冬に室内で管理すれば越冬もできますが、普通はしません。

肥料

肥料は必要ありませんが、春から秋にかけて二週間に一回薄い液肥を与えると生育がよくなります。肥料を多く与えると、葉っぱの色が悪くなりますのであくまで控えめに。
窒素分の多い肥料を与えると秋の紅葉が遅れる。

植え付け・植えかえ

時期

発根には20度が必要です。気温が20度以上…5月下旬になってから植えるといいです。5月になってから植えます。関東でも5月の第一週は何年かに一回の稀な頻度ですが霜が降ります。

アキランサスはビオラ・パンジーまでのリリーフピッチャー

アキランサス:アキランサスはビオラ・パンジーまでのリリーフピッチャー
5月から植えられるのですが、アキランサスは普通は夏以降に植えます。

夏、庭に植えていた植物(ペチュニアインパチェンスなどなど)があまりの暑さで枯れたら、パンジービオラ類を植えるまでの繋ぎでアキランサスを植えることが多いです。霜が降りたら一発でアキランサスは真っ黒になって枯れるんで、枯れたらすぐにアキランサスを引っこ抜いて廃棄してパンジー・ビオラ類を植えるってことです。

用土

土質は特に選びません。市販されている培養土で十分可能です。

鉢植え

あまり鉢植えは行いませんが、鉢植え栽培も可能です。

鉢植えの場合、まず鉢底の穴を鉢底ネットで塞いで土が流れ出ないようにします。その後、鉢底石(軽石)を2センチから3センチ程度敷き、その上に土を入れて、鉢のフチから土面が2cm下になるように調節してください。水をためるスペースになります。その後、株を植え、隙間に土を充填します。最後に、水を与えて鉢底から水が流れ出るまで水やりを行ってください。

庭植え

庭植えの場合は、深さ20cmの穴を掘って、掘り出した土に腐葉土堆肥を3割か4割混ぜて、半分ほど土を戻して、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。

アキランサスは株が横へと広がりにくい性質があります。植えるときは密生させて植えた方が見た目がいいです。株間は10cm程度にしておきましょう。

挿し芽で増やす

5月6月に何枚か葉っぱのついた茎を切って土に挿していると発根します。発根するには20度以上が必要です。春に苗が出回った時に挿し木で増やしていけば庭中、アキランサスにすることも可能(やりたいかどうかは別)。

挿木の手順の詳細は挿木のページを参考にしてください。

管理場所・日当たり

アキランサスは日光を好み、暑さに強い植物です。夏の暑さと直射日光にも負けませんので、温暖化も猛暑も気にせず植えてください。夏の庭には重宝します。

越冬

アキランサスは冬の寒さに弱いので、秋に紅葉後は霜に当たって変色して消えてなくなります。室内に取り込めば、越冬も可能ですが、普通はそこまでしません。室内に取り込んでまで越冬させるほどのものではない。苗も安いし珍しいものでもないし。一年草と割り切って来年新しいものを植えます。

耐寒温度は5度から10度。水を控えることで耐寒性は強くなります。
暖地の一部では戸外で越冬可能できることもありますが、ほとんど無理。越冬させるのであれば、室内の日当たりで管理して越冬させます。

作業

夏に蒸れて葉っぱが変色して枯れたら、枯れた葉っぱをむしって風通しをよくして蒸れを防いでください。

病害虫

湿度が高いとナメクジが見られますが、ほとんど病害虫は見られないです。
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