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ハシカンボクの育て方

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ハシカンボク
目次
ハシカンボクとは?
水やり
肥料
植え付け・植えかえ
管理場所・日当たり
花ガラ摘み
病気・害虫
特徴・由来・伝承
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学名などの基礎データ
ハシカンボクの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。x最終更新
植物名
ハシカンボク
科名
ノボタン科
属名
ハシカンボク属
学名
Bredia hirsuta
別名
波志干木・ブレディア
耐寒
5度
水やり
水を好む
場所
外の半日蔭
難易度
中級者向け
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ハシカンボクとは?

ハシカンボクはノボタン科ハシカンボク属(ブレディア属)の常緑低木。日本の固有種で、屋久島・種子島〜沖縄〜与那国島に自生する。それほど背が高くならないので鉢植えで管理しても楽しめます。開花時期は7月~10月と書いていますが、温かい地域ではもっと長い間咲きます。

夏の暑さには強いのですが、強い直射日光には弱く、葉焼けします。冬の寒さには若干弱いですが、亜熱帯に自生するものとしては強い方だと思います。
草丈30cm〜1m
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水やり

土が乾いたら水をたっぷりとやってください。春から秋にかけては水を好みますので、庭植えであっても降雨だけでは足りないので、土が乾いていたら水をしっかりとやってください。ハシカンボクは乾燥を嫌います。

冬は生育が衰えますので、水やりは控えて乾燥気味に管理してください。

肥料

気温が最低気温15度を上回る5月前後と、夏を越して最高気温が25度を下回ったあた頃から、最低気温15度以下になるまでの10月前後に、薄めた液肥を月に二回ほど葉っぱの上から掛けてあげるか、化成肥料をやります。

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植え付け・植えかえ

時期・頻度

3月〜6月あたりの最低気温が10度を越え、最高気温が25度にならない頃に植え替えをします。秋でも植え替えは可能ですが、植え替えのダメージを取り返せないうちに冬が来て傷めるので、根詰まりが緊急でない限りは春〜初夏に植え替えをしましょう。

鉢植えの場合は根詰まりする前に植え替えをします。2年に一回の頻度で植え替えることになります。

用土

水はけのよい土を好みます。一般的な花と野菜の培養土か、自作するのであれば赤玉土6腐葉土3川砂1を混ぜた土で植え付けます。

鉢植え

古い鉢から株を取り出し、古い土を3分の1ほど落とします。
新しい鉢は同じ大きさでもひとまわり大きなものでもいいです。新しい鉢の底の水が抜ける穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を3cm入れて、その上に用土を入れ、株を入れて、隙間に用土を入れて最後にしっかりと水をやります。

管理場所・日当たり

年間を通して木漏れ日が当たるような半日陰でないと、直射日光では葉焼けしてしまいます。もしくは室内の明るい場所…窓辺などが向いています。

越冬

冬は5度以上必要です。霜に当たれば傷んで枯れてしまいますので、霜が降りる地域では室内に取り込みます。暖地であれば戸外での越冬は可能。中間地でも、関東南部以西の平地であれば、軒下や常緑樹の根本だったり、霜よけがあれば越冬可能です。ただし寒波によっては枯れることもあるので冬は室内に取り入れるのが無難です。

花ガラ摘み

花が終わったら出来るだけ花ガラを摘んでください。すると次のツボミが咲きやすくなります。

病気・害虫

病気害虫の発生がほとんどありません。手入れが比較的簡単で、管理が容易な植物です。

特徴・由来・伝承

ハシカンボク:特徴・由来・伝承
成長しても30センチから1メートルほどの常緑低木。鹿児島の屋久島や沖縄で自生しているノボタン科の植物なので、寒さには弱く、自生地域以外では冬は室内に取り込むか、軒下などで管理してください。
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