ルリタマアザミ(エキノプス・瑠璃玉薊)

科名 | キク科 |
属名 | ヒゴタイ属 |
学名 | Echinops |
別名 | エキノプス・瑠璃玉薊 |
水やり | 水控え目 |
場所 | 外の半日蔭 |
難易度 | 上級者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
目次
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ルリタマアザミ(瑠璃玉薊)とは?

花もチクチクしていますが、アザミという名前のとおり、葉っぱもチクチクしますので、安全性を考えて人が通る場所には植えないほうが無難です。
冬は地上部が枯れますが、寒さに強く戸外で越冬します。環境しだいで毎年咲きます。背丈50センチ~140センチくらい育ちます。
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水やり
高温多湿に弱く、乾燥に強いタイプです。庭植えの場合は、自然に降る雨だけで大丈夫で、別途水やりは必要ありません。鉢植えの場合は土が乾いていたらしっかりと水をやります。梅雨から夏に掛けては過湿になりがちなので、水を控えめにして管理して下さい。
梅雨の際に長い間、雨に当たると立ち枯れ病になり、枯れてしまいます。梅雨・夏の間は軒下の半日陰へと移動させた方がいいです。土の水はけがよく、風通しが良ければ、雨が少々当たっても大丈夫です。
肥料
ルリタマアザミは痩せ地でも育つ植物なので、肥料は必要ありません。植え付け・植え替えの際に元肥として入れたものだけでいいです。植え付け・植えかえ・種蒔き
時期
植え付け・植え替えは春(4月前後)か秋(10月前後)に行います。5月〜6月か9月〜10月に種まきをします。種まきをした場合は開花までは3年かかるのでそこそこ成長した株を植えた方がいいです。
用土
ルリタマアザミは酸性の土壌を嫌い、アルカリ性の土を好むので庭植えする場合は、土に石灰を混ぜ込んで中和させて下さい。無理にアルカリ性でなくていいです。中性(pH7)で十分です。ちなみに日本の土は放置しておくと徐々に弱酸性へと変わります。水はけの良い土を好みます。市販されている土に赤玉土やパーライト・川砂などを混ぜて水はけを良くするか、赤玉土7腐葉土3を混ぜて使います。
種まき

庭植え

土を穴に戻し、株間を40cmほどあけて植え付け、土で隙間を埋めて、最後にしっかりと水をやって完成です。
庭植えの場合も株が大きくなって密生して風通しが悪くなるので、3年に一回、掘り上げて2つか3つに株分けをして植え付けるようにします。
鉢植え

植え替えの際は株を古い鉢から取り出して、三分の一ほど土を落としてから植え替えます。株分けも可能です。
管理場所・日当たり
日当たりのいい場所を好みますが、夏の多湿に弱いので、その間だけでも半日陰に移動できることが好ましいです。関東以西では夏の高温多湿で夏に枯れることが多いですので鉢植えにして夏に移動できるようにしておきましょう。耐寒温度はマイナス10度と寒さには強い方なので、冬は防寒なしでも越冬します。
花ガラ摘み
開花が終わると色合いが鮮やかな青から褪せていき、茶色くなるんですが、形状が変わらないので、そのままにしてしまいがちです。そのままにしていると次の花が咲きづらいので、色褪せてきたら、花は摘んでしまいましょう。早めに切って切花として部屋に飾ってもいいです。病気・害虫
アブラムシ・アオムシ・立ち枯れ病などが発生します。特徴・由来・伝承
針を無数に刺したような、ネギボウズにも似た花が咲きます。涼しげというよりは無機質な印象があります。切花として流通していて、結構高いので、庭で花が咲いたら得した気分に。高温多湿に弱いので、暖地での夏越しは厳しいです。
学名の「エキノプス」の語源は「ハリネズミ」から。
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