カンナ

科名 | カンナ科 |
属名 | カンナ属 |
学名 | Canna |
水やり | 水を好む |
場所 | 外の日なた |
難易度 | 初心者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
目次
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カンナとは?

釈迦の霊力をねたんだ悪魔が釈迦に怪我をさせた。そのとき流れた血が土にしみこみ、そこから生まれたのカンナと言われています。そのためにカンナの花は血の様に赤いのです。
春に種をまくか、球根を植え付け、夏から秋にかけて花が咲き、その後、冬になると地上部は枯れてしまいます。暖地であれば、そのまま植えておけば春にはまた芽吹きますが、霜が降りるような地域では球根まで枯れてしまいます。といっても、関東でもカンナの球根の上に盛り土をしてやれば越冬も可能です。寒冷地では、掘り出して管理して、また春に植え付けします。
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水やり

鉢植え栽培にしている実生系(種子から育てるタイプのこと)のカンナの場合は、鉢を水につけて腰水での栽培でも可能です。実生系ならば鉢を下から2割くらいが絶えず水に浸かっているようにすると夏の水切れを避けられます。
庭植えにした場合は自然に降る雨だけでほぼ大丈夫です。
肥料
肥料が無くとも枯れはしませんが、カンナは花の時期が長く大きな花が咲くので、生育期、特に花が咲く時期(7月〜9月)には肥料が必要です。化成肥料を根本に月に一回、撒きます。肥料が切れると花が途切れます。植え付け・植えかえ
時期
カンナの球根の植え付けは霜が降りなくなってから。関東では5月以降にします。4月は寒の戻りで霜が降りることがありますので気をつけてください。●関東では4月中は霜が降りることがある。極稀にですが5月のゴールデンウィークあたりに霜が降りることがある。植え付けは5月に入ってからが無難。
用土
市販されている花と野菜の土で植え付けをします。もしくは赤玉土6に腐葉土4を混ぜ、化成肥料を加えて混ぜたものを使用します。鉢植えの植え付け・植え替えの手順

カンナの球根は南側に広がる性質があります。太陽がある側へと球根が伸びるので、中央ではなく少し北側に植えるようにします。球根は中央ではなく少しずらして植えます。そして球根が北側に来るように日光に当ててください。
庭植えの手順
植え付けの2週間前に、庭の土を40cm〜50cmほど掘って苦土石灰を一摑みを入れてよく混ぜておきます。1週間で中和しますので、1週間後に堆肥・腐葉土を元の土の3割くらいの量を入れて混ぜます。カンナは長期間開花し、大きく育つので有機物が必要です。しっかり混ぜ込んでおきます。また、緩効性肥料も十分に入れておきます。1週間で土が馴染みますので、待ってカンナを植え付けます。球根同士は50cm〜60cm空けるようにします。球根の頭が10cmくらいの深さになるように植え付けます。カンナの球根は太陽のある方へと伸びる性質がありますので、カンナの南側30センチは他の植物を植えないようにします。
管理場所・日当たり
カンナは日当たりを好み、熱帯性の植物で暑さには強いです。真夏の直射日光にも葉焼けしません。暑いほどよく生育します。越冬について
逆に寒さに弱く5度以下になると球根まで枯れてしまいますので、庭植えにした場合は、霜が降りる前に掘り出して5度以下にならない場所で発泡スチロールの箱に入れるか、バーミキュライトやオガクズに包んで箱に入れて、管理します。鉢植えにした場合は、植えたままで室内に移動し、5度以下にならない場所で管理します。10度以上の場所に置いておくと、芽が出てしまいますので、気をつけましょう。
冬に球根の上に腐葉土や土をかぶせてマルチングしておくと、球根部分まで土は凍らず、寒さに届かないので越冬できます。ただし厚さを10cmほどしっかりと被せる必要があります。
剪定
カンナは生育期に剪定しません。ほったらかしです。秋から冬に地上部が枯れたら切って廃棄しましょう。病気・害虫
ウィルス病にかかりますが、いたって頑健な植物です。芋虫が発生して葉っぱを食べることがたまにあります。殺虫剤で殺してしまいましょう。
特徴・由来・伝承

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