パーセノシッサス・シュガーバインの育て方

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パーセノシッサス・シュガーバインの基礎データ

パーセノシッサス・シュガーバイン
科名
ブドウ科
属名
ツタ属
学名
Parthenocissus 'Sugarvine'
耐寒
0度
水やり
水控え目
場所
日の当たる室内
難易度
初心者向け
パーセノシッサス・シュガーバインの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。

シュガーバインの特徴は?

シュガーバインはブドウ科ツタ属のツタ性の常緑低木。オランダで交配開発された園芸品種で、ヘンリーヅタなどと同じ属の観葉植物としてよく流通し、葉が小さく、使い勝手の良い性質なので寄せ植えにも利用されます。新芽は明るい緑で、徐々に濃い緑になっていきます。

鉢植えで管理し、室内のインテリアとして、ハンギングや小さな格子に絡ませて仕立てた鉢などがよく見られます。0度で枯れ、霜に当たると枯れますが、観葉植物としては寒さには強い方です。

ある程度の日陰に耐えられますが、室内でも窓辺などの明るい場所が適しています。真夏に、窓辺に置いていて葉っぱが変色するようであれば、直射日光の当たりすぎで葉やけしているので、そのときはカーテンで遮光してください。
樹高10cm〜20cm
30cm〜40cm
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水やり

土が乾いていたら、鉢底から水が出るくらいに水をやってください。室内で管理することが多く、室内で風が通らず蒸発しにくいことが多く、水を頻繁にやると根が傷みます。土が乾いてたら水をやる程度にしてください。

受け皿に水が溜まっていたら捨ててください。水が腐って根腐れの原因になることがあります。

冬の水やり

気温が10度を下回ると、活動が鈍くなってきます。水やりは土が乾いて数日たってやる程度に抑え、葉っぱに葉水をして乾燥を予防します。水やりの頻度が多いと根腐れしますし、水やりを控えることで寒さにも強くなります。

葉水を

室内で管理すると、冷房や暖房をかける時期があります。冷房・暖房は非常に乾燥しているため、空気が乾燥して葉っぱがシワシワになることがあります。そんなときは霧吹きで葉っぱに水をかけてやってください。

特に冬は寒さで成長が鈍く、なかなか土が乾かないのに、空気が乾燥していて葉っぱから水分が蒸発していき、枯れることもあります。葉っぱに霧吹きを掛けてください。

肥料

春から秋にかけての成長期に液体肥料を月に二回か三回ほどあげます。肥料が少なくて枯れるということはありませんが、あると生育がよいです。春から秋以外の季節に肥料を上げると根が傷みますので気を付けてください。
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植え付け・植えかえ

時期・頻度

植え替え時期は5月か6月が理想的ですが、前後してもさほど問題はありません。2年に一回は植え替えをしましょう。

用土

土は市販されている「観葉植物の土」か、赤玉土6調整済みピートモス3川砂1を混ぜたものを利用しましょう。観葉植物の土を使うのは、腐葉土が少なく抑えられていて匂いが少ないからです。

一度植えた後の土をそのままで再利用すると病気の原因に成ったり、栄養不足で傷んだりします。必ず新しい土で植え付け・植え替えをしましょう。
★★園芸で使った培養土を処分・廃棄するには?
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鉢植え

鉢植えの底の穴を鉢底ネットで塞いで土が流れ出ないようにして、その上に鉢底石を2〜3センチ敷き、その上に用土を入れて株を植え、隙間にも用土を埋めてから、最後にしっかりと水を与えます。

植え替えの際には、古い土の半分を取り除き、同じ大きさか少し大きめの鉢に植え替えます。株分けも可能で、適度に分けてそれぞれを新たな鉢に植え替えましょう。

管理場所・日当たり

日光が強い場所では葉っぱが焼けてしまいますので、直射日光が当たらないか、当たっても緩やかな光の場所が適しています。あまりに日光が足りないと株が弱って枯れてしまいますが、耐陰性があり、育てやすい植物です。

一年を通して室内で管理すると思ってください。耐寒温度が0度なので、暖地以外では冬は室内で管理。最低気温が10度以上になり、温かくなったら戸外でも大丈夫です。
季節ごとの管理場所
<春>室内の明るい場所か戸外の半日陰か日陰
<夏>室内の明るい場所か戸外の日陰
<秋>室内の明るい場所か戸外の半日陰か日陰
<冬>室内の明るい場所

冷暖房に注意

年間を通して、室内で管理すると冷暖房をかけることがあります。この冷暖房の風は非常に乾燥していて直撃すると枯れます。直撃を避け、空気の乾燥は葉水で予防します。

病気・害虫

アブラムシ
新芽にたかって汁を吸って弱らせます。株が弱ると発生しやすくなるので、環境を見直すといいです。前もってオルトランを散布しておくと、発生はおさえられます。

カイガラムシ
蝋に覆われた虫で、内部で汁を吸っています。ティッシュで摘んで取り除くといいです。

特徴・由来・伝承

オランダで品種改良されたブドウ科の植物です。葉っぱの裏に白い樹液の固まったものが付着するために「砂糖(シュガー)つる(バイン)」と呼ばれています。小さな葉っぱが五枚で一組になり、柔らかなツルで垂れ下がったり、支柱や格子状の小さなラティスなどに引っ掛けたりします。

花屋やホームセンター・雑貨屋などの店頭では「シッサスシュガーバイン」で流通していましたが正確には「パルテノキッスス・シュガーバイン」です。
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