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ティアレラの育て方

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ティアレラ
目次
ティアレラとは?
水やり
肥料
植え付け・植えかえ
ティアレラの管理場所・日当たり
特徴・由来・伝承
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学名などの基礎データ
ティアレラの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。最終更新
植物名
ティアレラ
科名
ユキノシタ科
属名
ティアレラ属
学名
Tiarella
水やり
水を好む
場所
外の半日蔭
難易度
中級者向け
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ティアレラとは?

ティアレラはユキノシタ科ティアレラ属の常緑多年草もしくは宿根草のグループ。ヒューケラと性質が近く、見た感じも似ていますが別属です。両者は花が違いますので区別がつきますが、両者の交配種(=ヒューケレラ)もあり、元々遺伝子的にもかなり近いのだと思われます。

ヒューケラの夏越しが厳しいのに対して、ティアレラは半日陰であれば十分夏越しが可能で、育てやすい植物です。ティアレラは耐陰性があり、もともと半日陰でも十分育ち、少々日当たりが悪い場所でも花を咲かせるので、最初から半日陰に植え付けするのをオススメします。また、斑入りのものはカラーリーフとしても優秀。草丈が高すぎず(30cm~50cm)、使い勝手もよいです。

若干ジメジメした場所を好み、乾燥に弱いです。育て方はヒューケラ・ツボサンゴに近いです。
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水やり

鉢植えならば土が乾いていたら水をやってください。ジメジメした環境を好むのですが、かといって常時ジャブジャブでは根腐れします。水やりは春や秋は普通の植物と同じ感じでOK.夏の乾燥に気をつけてください。受け皿に水はが溜まっていたら、捨ててください。

庭植えしたら、夏以外は降雨だけで十分です。夏は乾燥しやすいので土の状態をよく見て、カラカラにならないように水をやってください。

肥料

ティアレラは肥料が少ない痩せ地でも育ちますが、少し肥料があると生育しやすいです。春(4月〜5月)と秋(9月〜10月)に緩効性肥料を少量追肥します。

控えめにしておきましょう。肥料が無くても枯れたり、花が咲かないというわけではありません。

植え付け・植えかえ

時期・頻度

鉢植えの植え替えは二年に一回。植え付け・植え替えは真夏でなければ大体大丈夫。最適期は春の活動が始まる前。3月ごろに流通するのでこれを植え付けるといいです。

用土

市販の花と野菜の土を利用します。もしくは赤玉土腐葉土4を混ぜたもの利用します。前もって緩効性肥料を少量混ぜておくとよいです。

鉢植え

新しく植え付ける場合は、5号〜6号に1苗を植えます。

鉢の底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞ぎます。その上に鉢底石(軽石)を3cmほど入れ、その上に用土を入れます。株と鉢の隙間に用土を入れて行き、最後にたっぷりと水をやって完成です。

植え替えであれば、現在の鉢よりひとまわり大きな鉢か同じ大きさの鉢を用意します。古い鉢から株を取り出し、古い土を3分の1ほど落として、傷んだ根をハサミで切って整理する。植え替えのときに株分けも可能。手で分けて別々に植えればいいです。

庭植え・地植え

庭の土を深さ15cm〜20cmほど掘り返し、掘り出した土に腐葉土を1割ほど追加し、水はけが悪いならば鹿沼土や川砂を入れて水はけを良くしてから用土とします。

用土を半分戻して、株を植えつけて行きます。株を入れ、用土を隙間に入れて行き、最後に水をしっかりとやって完成です。 株同士は20cm〜30cm空けます。

ティアレラの管理場所・日当たり

理想の管理場所は落葉樹の下です。落葉樹は春〜秋は生い茂って木陰を作り、冬になると落葉して日当たりになる…そんな都合のいい場所はないので、無理しなくていいです。建物の東やベランダなどの1日数時間ほど日光が当たる場所でいいです。西日が当たらないようにします。

ヒューケラ・ツボサンゴよりは真夏の暑さに対しては強い方なのですが、直射日光がガンガン当たる場所だと夏の直射日光で葉焼けしたり、暑さで枯れてしまいますので、年間を通して明るい日陰か半日陰で育てます。日光が少なくても花が咲くので、都合に合わせて管理して下さい。

ティアレラは冬の寒さには強く、日本どこでも常緑のままで枯れることはありません。

特徴・由来・伝承

ヒューケラ(ツボサンゴ)と近縁種でヒューケラとティアレラの交配種で「ヒューケレラ」というのもあるらしいです(ちょっと見たこと無い)。ティアレラはあまり名が知られていませんが、これは常緑で宿根で夏の暑さにも強いためではないかと思われます。――参考:毎年咲く花は花屋さんが売らない?
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