ヤマモミジ

科名 | ムクロジ科 |
属名 | カエデ属 |
学名 | Acre palmatum var.mastumurae |
水やり | 水を好む |
場所 | 外の半日蔭 |
難易度 | 中級者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
目次
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ヤマモミジの育て方
ヤマモミジはムクロジ科の落葉樹。ヤマモミジは日本海側に生育しているカエデの品種だが、盆栽ではイロハモミジのこともヤマモミジと言う。本来はヤマモミジとイロハモミジは別の品種。育て方はイロハモミジ・モミジも参考にしてください。現在、「ヤマモミジ」と言うと「原種ヤマモミジ」と呼ばれる一種のことで、黄色い紅葉するカエデではかなりオススメの育てやすい庭木です。
原種ヤマモミジは育てやすいが、大きくなり、移植は難しい。また、個体差が非常に大きく、葉の形・葉の大きさ・色合いが「思ってたのと違う」ってことになりやすい。植える前に色合いなどをチェックしてから植えるようにしたい。専門店では選抜したものを取り扱っているので、専門店で買うといいです。
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水やり
土が乾いてから水をやりますが、水が切れないようにします。鉢植えだと水切れしやすいので、注意してください。水をやるときは鉢底から水が出てくるまでシッカリとやります。夏は高温で水切れが起きやすく、イロハカエデにとって水切れは大ダメージになり、秋の紅葉が鈍くなったり、紅葉しないこともあります。冬の水やりに注意
イロハカエデは水を欲しがり、冬でも水やりは必須です。鉢植えなら土が乾いてから水をやります。午後に水をやると地域にも寄りますが、水が夜のうちに凍って霜柱になって、根をいためることがありますので、水は朝か昼のうちにやってください。
庭植えなら自然に降る雨だけで冬は大丈夫ですが、乾燥するなら水やりをしてください。
肥料
二月に肥料を2月に緩効性肥料もしくは油粕をやります。肥料が実際に効くのは3月以降。新芽のための栄養です。
植え付け・植えかえ・種蒔き
植え替えは2月までが適期。用土は赤玉土だけでも、赤玉土に砂を2割ほど混ぜたものでも、赤玉土7腐葉土3を混ぜたものでも。苗から育てるのが普通ですが、種子を発芽させることも出来ます。秋に発芽させると、冬を越せずに枯れてしまうので、春に撒く方が確率があがります。
管理場所・日当たり
日陰のシンボルツリーとしてもヤマモミジは強い直射日光が苦手で、あまり日当たりがいいと乾燥で葉っぱがちりちりになってしまいます。日当たりがいい場合は、葉っぱに直接水をかけてやって、乾燥を予防するとよいです。
剪定
ヤマモミジの自然とほどほどの樹形になりますから、剪定は邪魔な枝が伸びない限りはしないでいいです。ただ、高さを押さえるためには、剪定はしないといけません。ただモミジの剪定は微妙なので、剪定しないでいいような広さの庭に植えるほうが現実的。特徴・由来・伝承
ヤマモミジはイロハモミジの変種とされたり、オオモミジの変種とされたり、ヤマモミジ自体にも個体差が大きいときて、三者は違うものではありますが、興味の無い人にとっては、見分けがつかないものです。また、どうやら地域によって、どれをヤマモミジと呼ぶか違う場合があることも。また園芸店で出回っている「ヤマモミジ」はイロハモミジであることが多いです。これは盆栽ではイロハモミジをヤマモミジと呼んでいるためです。ヤマモミジの葉っぱは切れ込みが浅いこともあって、全体の印象がやわらかく、人気があります。ヤマモミジは個体差が大きいので、パっと見はイロハモミジ他と区別がつきづらいです。
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