ユーカリ・マクロカーパの育て方

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ユーカリ・マクロカーパ(ユーカリマクロカルパ・)

ユーカリ・マクロカーパ
科名フトモモ科
学名Eucalyptus macrocarpa ssp. macro
別名ユーカリマクロカルパ・
水やり乾かし気味に
場所外の日なた
難易度チャレンジャー
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開花
植え
肥料
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目次

  1. ユーカリ・マクロカーパの育て方
  2. 鉢植えの水やり
  3. 庭植えの水やり
  4. ユーカリ・マクロカーパの肥料
  5. 植え付け・植えかえ
  6. 管理場所・日当たり
  7. 剪定
  8. 病害虫
  9. 特徴・由来・伝承
  10. ユーザーさんの投稿「誰でも簡単に栽培できるコツ」
  11. ユーザーさんの投稿「マクロカルパ枯死の原因」
  12. SNSボタン・関連記事

ユーカリ・マクロカーパの育て方

ユーカリ・マクロカーパの育て方
文章の修正世界的には非常に名の知られたユーカリの一種なのですが、日本では全然知られておらず、流通はわずか。なぜかというと、非常に育てるのが難しいからです。正確には「日本の高温多湿の気候に合ってない」のです。だから、ユーカリマニアか、とにかく難しいものに兆戦したい人くらいしか購入しちゃいけないものです。育てられないというよりは、マメさを要求されるもの。
耐寒性常緑高木。つまり、やたらと葉っぱが落ちたら枯れていると思った方がいいです。主に根腐れで枯れる。花も咲く。
脱皮
生育すると古い表皮が剥ける。病気じゃないので気にしない。
まとめ
●鉢植えで育てるのは難しい。
●高温には強い50度でも枯れない。
●マイナス7度まで枯れないが、霜に当たれば傷む。
●鉢植えは夏は普通に水やり
庭植えは植え付け一年目は根が広がっておらず水切れしやすい。二年目以降は自然に降る雨だけでも十分。
●とにかく日当たりで管理。できれば終日日当たり。日光が少ないと銀葉が鈍くなる。
●気温30度以上になると水を吸うが、30度以下では水をあまり吸わない。
肥料は30度以上の時にやる程度。やらなくても枯れない。
コガネムシ対策としてオルトラン粒剤を。
●クロロシスが発生する。
●脱皮する。

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鉢植えの水やり

文章の修正鉢植えの水やり
乾燥地域の植物ですから水切れにはある程度は耐性があるのですが、水切れが長く続けば当然ながら枯れます。水切れすると葉っぱがしなびる(垂れ下がる)ので、しなびる前に出来るだけ水やりをします。しなびてからやっても、復活するので、頻度が分からない場合は、しなびてから水をやるようにします。
●真夏は日当たりで管理している場合は、1日一回の水やりが必要になります。
●水やりの頻度は場所・日当たり・風通し・季節などによってマチマチです。
●水切れしても、根腐れしても葉っぱの先から茶色く枯れ込むため、水が足りないのか過剰なのかよく分からない。上級者向き。
●最高気温30度以上だと水をよく吸い上げるが、30度を切ると水を必要としなくなる。水やりの頻度の参考に。

鉢の中に水が残っている場合がある
土の表面はカラカラなのに鉢の中には水が残っているということがあります。この時、水をやっていると根腐れを起こします。土の中までしっかりと水がなくなっているかどうかは、土に割り箸をさして確認するというのが一般的。鉢を持ち上げてみて、重さで判断するということができればそれでも。
上に書いたように、ユーカリ・マクロカーパに関しては、まずは葉っぱが垂れてから水をやるというのを繰り返して、コツや頻度を掴んでいった方が良いです。

夏の水やり
夏は他の植物度同様に、土に水をやって、鉢底から水が出るくらいにしっかりとやる。
冬の水やり
気温が30度を下回ると、水を吸い上げる力が落ちる。よって水やりの頻度が激減する。大きな株でも月に一回の水やりで十分になる。それに土の表面から水をやると、土の中に水が残って根腐れを起こしやすい。そこで、夏以外の水やりは、「底面給水」にする。皿を用意して、水を張って、鉢底から三分の一ほど水につける。冬はこれを週に一回。春と秋は三日に一回か、ともかく葉っぱが垂れない程度にする。当然、葉っぱが垂れてからやっても大丈夫。

庭植えの水やり

文章の修正自然な雨だけで
庭植えにしたら、基本的に自然に降る雨だけで十分。他の植物が乾燥で枯れるときでも、水切れしない。そのくらいに強い。
ただし、植え付けて一年目は根が張り切っておらず、庭植えにしても水切れする。なので一年目は水やりをしましょう(特に夏は)。

ユーカリ・マクロカーパの肥料

文章の修正肥料に弱い
砂漠の栄養のない土でも生きていける反面、肥えた土に触れると根が傷んでしまいます。特にリン系の肥料には弱い。量が適度に調整できる液体肥料が便利。薄い液体肥料を成長期(最高気温30度以上の時期)に多少やる程度(できればリンがないもの・・・そんな液肥があるのかは知らない)。やらなくても大丈夫。

植え付け・植えかえ

文章の修正必ず鉢植えで。こまめに動かして雨を避け、日光に当てるものだと考えてください。
酸性土壌を好む
水はけの良い土を好む。硬質赤玉土中粒と硬質鹿沼土大粒を1:1で混ぜて使う。一般に販売している培養土には肥料が入っていて、それがユーカリマクロカーパにはよくない。鹿沼土を混ぜるのは「酸性」にするため。酸性でないと鉄分を吸収できず、鉄が不足すると葉っぱが傷む。
●根腐れしやすい植物なので、鉢にスリットの入ったものがより良い。
●酸性っても「弱酸性」でいい。雨は空気中の二酸化炭素を取り込んで酸性になって降るため、雨の多い日本の土は基本的に「弱酸性」であり、中性の土も雨に当たっていれば弱酸性になる。なので、さほど気にしないで良い。
●素焼き鉢でもいい。とにかく、蒸発しにくくて蒸れやすい(スリットの入ってない)プラスチック鉢などは避ける。

根詰まり
葉っぱが下から変色して落ちるようなら根詰まりを疑います。
2年に一回、植え替えをします。生育が早いならば、毎年植え替えをします。
庭植えの手順
マクロカーパは根を傷めると生育不良を起こす。植え替えるとき、土を落とさず、根をいじらないようにする。根をほぐさない。
庭植えの場合は直径30cm、深さ20cmから30cmの穴を掘って植え付けをする。水はけが悪い場合は赤玉土・川砂・桐生砂を入れて水はけを良くしてから植える。
●ユーカリ類は根から周囲を酸性にする成分を出して、酸性土にしているため、酸性土を嫌う植物は生えずらい。

鉢植えの植え替えの手順
古い鉢から株を取り出す。根がギッチリ張っている場合は叩いても抜けない。そういう場合はトンカチで鉢を叩き割る。
新しい鉢の底の穴に網を敷き、その網の上に軽石を2センチか3センチほど敷く。軽石の上に用土を入れ、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をやる。グラグラする場合は支柱をする。用心して、植え替えしてから二週間ほどは日影で管理したほうが良い。
●マクロカーパやユーカリ類は根が荒く、植替えのときに根をいじると生育不良を起こす。なので土は落とさないし、根もほぐさない。なので同じ大きさの鉢に植え替える事はできない。植え替えをするときは一回り大きな鉢に植え替えることになる。
●大きな鉢には限界がある。

管理場所・日当たり

文章の修正高温にも低温にも強い
50度だって枯れない。マイナス7度までは枯れない。ただし霜に当たれば葉っぱが傷むので、冬は軒下。
多湿に弱い
ユーカリ・マクロカーパの自生地域は年間で250ミリくらいしか雨の降らない場所です。日本は年間で1300ミリくらい。砂漠の雨の少ない、気温が50度くらいになるような場所でも育つわけだから、「強い」植物という言い方もできるんですが、それは砂漠に適応しているわけで、日本のジメジメした場所ではすぐに腐って枯れてしまいます。
特に梅雨は危険。軒下で管理が無難。
●鉢植えは通気性の良いものにして、鉢植えの周囲にものを置かないこと。ものを置くとせっかく通気性の良いものを用意しても意味がない。せめて周囲三方はものを置か図、風通しを確保する。

葉っぱに残った水で葉が変色
ユーカリ・マクロカーパの特徴の白と見まごう銀葉は、小さな毛を生やしているからそう見えるんですね。どうして毛を生やしているのかというと蒸発を防ぐためです。とことん乾燥地域対応なんですよ。そんなだから、葉っぱに雨が当たるだけで、そこに水が残っていると腐ってしまいます。雨には当てないようにします。軒下で管理します。
半日陰以上
1日に午前中だけでも日が当たれば生育します。できれば一日中、日光が当たればいいですが、雨を避けることを考えると、早々うまくいきません。日光が不足すると、徐々に枯れ込んできますから、日光は大事です。終日日当たりが理想。
●日光が少ないと銀葉じゃなくなる。これが結構シビアで、雨が続くと銀葉が鈍くなる。変だなーって思っても気にしない。

剪定

文章の修正庭植えの剪定
大きくなり過ぎないように、適当な大きさになったら、一番頂上の部分を切る。すると脇芽が出て、枝が出るが、樹高2m以下だと脇枝が出づらい(比較的)。2m前後になると自然と横に枝が伸びて広がる。
なので出来れば2m以上になっても良い庭に植えるのがベスト。
●太い枝を切ったら癒合剤を塗ったほうが良い。癒合剤はホームセンターに売ってます。

鉢植えの剪定
マクロカーパに限らず、草木は根の広がりと地上部の量が対応している。なので鉢植えにしていて、根が広がり切ると、地上部の生育が止まる。元気がなくなる。そこで、地上部を半分くらいに刈り込むと、新芽が出てくる。定期的に刈り込んで新芽を出してやるといいです。

病害虫

文章の修正ウドンコ病
ウドンコ病も発生する。ウドンコ病は乾燥すると発生するので、水やりを控えるユーカリマクロカルパの場合は、ある程度しょうがないものだと考えたほうがいい。発生したら農薬を撒き、病気部分は切除。あらかじめ、予防薬を巻くと良い。ウドンコ病は株が元気だと回復するので、多少ならばスプレーの薬剤をちょちょっとやればいい。
コガネムシ
幼虫が根を食う。前もってオルトランを撒いておくと良い。

特徴・由来・伝承

文章の修正オーストラリアに自生するユーカリの一種。多くの名前がある。ということは地元に人によく利用されているということ。真っ白な葉っぱと大きな赤い花が特徴。花はユーカリで最大で目を引く。マクロカルパを育てる目的は、ほぼ「花」と言っていいと思います。花をさかせるために買うわけです。

育てるのは難しい、とされるのですが、それは「普通の家庭」では難しいという意味で、愛好家は意外と多い。ただマメでないと枯れるので、マクロカルパを育てるということは旅行とか出張はできない。やっぱり、一般向きじゃないのですわ。

ユーザーさんの投稿「誰でも簡単に栽培できるコツ」

文章の修正ユーザーさんにマクロカルパについての投稿がありましたので、参考のために掲載(したの枯死の原因も同じユーザーさんからの投稿です)。多少、内容を変更していますが、見やすいように整えただけです。非常に助かります。他に訂正・追加があれば投稿をお願いします。
ユーカリ・マクロカルパの栽培について
項目の最後に、“マメでないと枯れるので、マクロカルパを育てるということは旅行とか出張はできない。やっぱり、一般向きじゃないのですわ。”という記述がありましたが、種々実験の結果、今ではそういうことはない、と考えています。

そこで、実験によって得られた“誰でも簡単に栽培できるコツ”を下記したいと思います。難しいとされる理由は、ブログに記載されているように、「日本の高温多湿の気候に合ってない」というところにつきます。「同時に乾燥に弱い」と言うのもその通りです。
要は、上記2点について原産地と同じ、もしくはそれに近い環境を作ってやれば、栽培は原産地(西豪州の砂漠)と同様、年中何も手を加える必要がない、と言うことになります。

幸いなことに、西豪州の砂漠地帯における最高・最低温度は日本の大阪近辺とほぼ同じですから、温度管理は不要と考えて良いと思います。(実は、この点に気付くのが遅かった為、耐寒対策に無駄な時間を長らく費やしてしまいました。)

さて、西豪州の砂漠地帯ですが、土壌は排水性に優れた砂礫質で、地下には地下水が流れていると推察されます。一方、酸性土壌なのかアルカリ性土壌なのかと言う点については、正直に申し上げて判りません。ただ、西豪州はほぼ石灰質土壌で、塩湖もいくつか存在する点を考慮すれば、私自身は、アルカリ性土壌ではないかとみています。 
従って、マクロカルパの栽培には酸性土壌が良いとのご意見もありますが、イマイチ賛同致しかねます。いずれにせよ、中性に近い土壌であれば問題ありません。

前置きが長くなりましたが、原産地に近い環境を作る具体策ですが、
1)地植えの場合(高さ 30cm程度の苗を植え付ける場合)
a)植え付けの時期:特に選びませんが、2,3月頃が良いと思います。
b)地表から深さ45~50cm、直径約30cmの穴を掘り、穴の底に 縦20cmx横30cmx高さ20cm程度のプラスチック製のケースを置きます。
c)このケースの周囲とケースの中を、できるだけ大粒の発泡性の鉢底石で満たします。
d)鉢底石を満たした後、ケースを水で満たす。鉢底石の隙間に水を蓄える訳です。
(発泡性のために鉢底石が浮いてくる場合は、ケースの上面に金網を置いたりして
 浮きを押さえます。)
e)次に、軽石の中粒を高さ10cm位に亘り全体に敷き詰めた上に、ポットから取り出したマクロカルパの苗を置いて、更にその上に小粒の軽石を約10cm敷き詰めます。
f)その後、真砂土を5~10cm敷き詰め、苗を安定させます。(必要に応じて、支え棒を使う。) 真砂土は、不必要にケース内の水分が蒸発するのを防ぎます。
g)要は、排水性抜群の環境を作り、毛細管現象もしくは蒸気化した水分が根に届く様にするものです。
h)因みに、底に置くケースが小さい場合、昨年の夏の様に猛暑・降雨ゼロの乾燥状態が続くとケース内の水分が枯渇してしまい枯れてしまいます。(敢えて、水分補給をせずに放置しておいたところ、3年間元気だった株が枯れてしまいました。)
i)肥料は加えていませんが、ぼかし肥料くらいであれば悪影響は無いと思います。ただ、マグアンプのような燐分の多い肥料は避けるべきです。
 
2)鉢植えの場合
排水性の良い用土(軽石)を用いるなど、基本的考え方は地植えの場合と同じですが、通常の鉢の場合、鉢の壁面にテーパーが付いていて、ここに水分が溜まりますので、加湿の原因となって枯れます。
このテーパーを避け、かつ排水性を助長するために、素焼き製の鉢を逆さまにして、鉢の底を電動ドリルでくり抜きます。(逆テーパーとなるようにする訳です。)
その後、逆さまにした鉢の底に、できるだけ深さのある鉢皿をセットします。
この鉢皿が地下水の貯水槽の役割を果たします。(地植えの場合の、プラスチックケースの代用です。)---鉢皿の高さ以上に水が溜まることはありません。
但し、鉢を持ち運ぶ場合は、鉢皿を持って運ぶことになります。

この方法では、鉢皿内の水を外から見えますので、鉢皿が乾燥しないように注意するだけで良いと思います。 この方法で、マクロカルパだけでなく、ユーカリ・ローダンサも調子良く育っていたのですが、昨年の夏、干上がって枯らせてしまいました。(庭の奥に置いていたため、水分のチェックを怠ってしまいました。) 

ユーザーさんの投稿「マクロカルパ枯死の原因」

文章の修正マクロカルパ枯死の原因
マクロカルパの枯死は、多くの場合 冬場や真夏よりも、春先から6月頃にかけて発生します。

枯死の原因は、いわゆる“根腐れ”と呼ばれるものですが、いわゆる“過湿”によって腐った状態ではなくて、むしろ根が干からびた感じになっています。

つまり、腐るのではなくて、春先の温度上昇に伴って、根の活動が活性化し、植物の根はより多くの酸素を必要としますが、特に、マクロカルパはこの酸素吸収量・必要量が他の植物と比較すると極端に多く、この時期に苗の上から散水すると、土中に水が溜まり、土中の空隙率減少を招き、“酸欠”を引き起こしてしまい、この結果、酸欠による窒息死が起こる、と言うことではないかと思います。(がんがん照りの真夏であれば、水分の蒸発が盛んな為、空隙率の回復が早いので、苗の上から水をかけても枯死し難い。)

以上から、先の記述に、“マクロカルパは、活性期の酸素要求レベルが高い、と言う観点から、一般的に”排水性が良い“と言われる、土中の空気が多い空隙率の高い用土が必須”という点を付け加えさせて頂きたいと思います。(鉢の壁面に溜まる水も、壁面に張り付いた根に対する酸素供給量を著しく減退させることになりますので、逆テーパーが有効です。)
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