ガジュマル(ガジュマロ)の育て方
目次
ガジュマルとは?特徴は?水やり肥料植え替え管理場所・日当たり剪定病気・害虫最後に…関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- ガジュマル
- 科名
- クワ科
- 属名
- イチジク属
- 学名
- Ficus microcarpa
- 別名
- フィカスミクロカルパ
- 耐寒
- 5度
- 水やり
- 水を好む
- 場所
- 冬は室内 夏は外
- 難易度
- 初心者向け
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ガジュマルとは?特徴は?
ガジュマル(フィカス・ミクロカルパ)は
クワ科の常緑樹。
イチジクのような小さな実のような花をつけ、これを食べた鳥が内部についた種を糞と共に排出して、木の枝に落ち、そこで発芽して根を下ろして、その木に絡みつきます。
室内インテリアでよく流通していますが、本来は日光を好み、日光が不足すると葉っぱが黄色くなって落ちます。寒さには弱いので地植えにはせず、鉢植えにして冬は室内に取り込みます。
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水やり
春から夏は土が乾いたら、鉢底から水が出るくらいにしっかりとやります。受け皿に水がたまっているなら捨ててください。冬は寒さで活動が止まっているので、土の内部までしっかりと乾燥してから
水やりをします。水やりチェッカーで確認してから水やりをすると
根腐れを予防できます。
ガジュマルは湿度の高い環境に自制する植物なので、土への水やりは普通の植物と同じで、それとは別に葉っぱに霧吹きで水をやります(
葉水)。葉水は年間を通して継続しましょう。
葉水をすると、葉っぱの艶がよくなり、生育がよくなります。特に乾燥しやすい冷暖房をかけている夏と冬にしっかりとするといいです。
肥料
気温が20度以上になる4月〜9月に液体
肥料を二週に一回か、化成肥料を一ヶ月に一回やります。肥料があると生育するのですが、大きくなっても困るので、様子を見て肥料をセーブしてください。
植え替え
時期・頻度
地植えにはせず、鉢植えで管理します。植え替えに適した時期はできれば梅雨ごろ。
根詰まりしていて、調子を明らかに悪いなら、5月〜9月であれば、やってもいいです。
鉢植えの植え替えは根詰まりと土の劣化を防ぐために2年に一回行います。
用土
室内管理が多いので、匂いの少ない
観葉植物の土を使います。室内管理しないなら一般的な
培養土でもいいです。
植え替えの手順
鉢から株を取り出し、土を3分の1〜半分を落として傷んだ変色した根を取り除きます。
鉢は同じ大きさか現在より1号だけ大きな鉢に植え替えます。
植え替える新しい鉢の底の穴を鉢底ネットで塞いで、その上に
軽石を敷きます。その上に
用土を入れて株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をやって完成です。
管理場所・日当たり
春から秋は戸外の日当たりか、室内の日当たりで管理します。多少耐陰性があって日陰に強いのですが、日光に当たった方が艶やかで綺麗になります。
真夏の直射日光には
葉焼けすることがありますので、遮光して管理します。
冬は霜に当たったり0度くらいまで下がると枯れるので、室内の日当たりで管理します。室内は暖房で乾燥しているので葉水をして乾燥を防ぎましょう。
剪定
5月〜6月に邪魔な枝をさばいてください。邪魔なら切る程度で、邪魔じゃないなら
剪定しなくてもいいです。丸坊主にしても環境が良ければ、復活します。
枝を切ると乳液が出て、ふれるとカブれる人がいるので作業の際は軍手をしましょう。
病気・害虫
カイガラムシ・
ハダニ・
コガネムシの幼虫などが発生します。
最後に…
より詳細な栽培については
を参考にしてください。
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