花図鑑
花BBS
花日記
花倉庫
花GPS
7月の胡蝶蘭の管理…水切れ注意・害虫も発生します
TOP
>
ラン科
>
胡蝶蘭
…
x最終更新
2023-11-18
画像投稿
7月のコチョウランの管理のコツ
気温が上昇して
胡蝶蘭
の葉っぱが育ちます。冬の寒さで葉っぱが溶けてしまったり、傷んだかぶも7月8月9月でしっかり取り戻し、去年と同じか、去年よりも大きく育てましょう。葉っぱが大きく育てば、花もつきやすくなります。ちなみに
花芽
がつくのは10月以降になります。強い日差しに注意して、
肥料
をやり、水が切れないように気をつけます。
7月は植え替えも何も作業のない月です。ただ淡々と
水やり
肥料やりです。
スポンサーリンク
まとめ
●
ミズゴケ
が乾いたらすぐに水をやる。
●水切れしないように。
●液体肥料をやる。
●葉っぱの裏に
カイガラムシ
がついていないかチェック。
●風通しを良くする。
●明るい日陰で管理する。
●新しくやることはない。
夏の胡蝶蘭の育て方の注意点まとめ
胡蝶蘭の管理
胡蝶蘭は吊るして管理すると良い
胡蝶蘭の管理
水やり
ミズゴケが乾いていたら水をやります。気温が上昇して、蒸発しやすくなっていますから、毎日チェックして、乾いていたら水をやるようにします。水やりは午前中にします。できれば朝早くにやります。昼間に気温が上昇して、水が熱せられて根を傷めるからです。
霧吹きで水をやります。ミズゴケはカラカラに乾燥しすぎると水を弾きます。水を吸い込みません。この季節になるとそういう状態になりやすいです。そこで霧吹きで押し付けて水を染み込ませることで、ミズゴケを濡らします。
●
ジョウロ
で水をやることもできますよ。ただ、水が下にしたたるので霧吹きがよりよいです。
●受け皿に水が溜まっていたら水を捨ててください。水やりの頻度が多くなるので水が溜まりやすいです。
葉っぱにも水を
葉っぱに霧吹きで水をやってください。
コチョウラン
は湿度の高い状態を好み、また葉っぱからも水を吸収します。根からも吸収しますが、生育時期ですから不足するかもしれません。葉っぱに水をかけるときは、
葉っぱの根元のくぼみに水が溜まらないようにします。
水が溜まっていたら綿棒やティッシュでコヨリを作って吸い取ります。水を放置していると腐って
病気
の元になります。
●葉っぱに水をやらなくても、時々、葉っぱを濡れたティッシュや布で拭いてあげてください。葉っぱに埃や水アカが付いていると、光合成を阻害し、生育が鈍くなります。
●七月はまだ上旬は梅雨です。梅雨の間は湿度が高いので霧吹きはやめます。湿度が高い状態が続くと灰色かび病が発生します。
肥料
温室じゃない場合の肥料
一週間に一回、薄い液体肥料をやります。水の代わりに霧吹きでやるといいです。
それとは別に、一ヶ月に一回、緩効性固形肥料をやります。肥料は根に当たらないようにしてください。緩効性固形肥料は先月もやっているかもしれませんが、一ヶ月に一回、前のは捨てて取り替えてください。
温室がある場合の肥料
薄い液体肥料を水の代わりにミズゴケが乾いていたらやります。毎回です。
植え付け・植えかえ・種蒔き
基本的には植え替え作業はないです。
できれば植え替えは6月までに終えておきます。
もしもコケを見て、腐っているようならば植え替えをしますが、
水苔
が健康そうならば、植え替えはやめておきます。植え替えの詳細は以下のページを参考にしてください。
胡蝶蘭の植え替えの仕方…新しい水苔で鉢に植え替えて健康的にっ!
胡蝶蘭の管理
管理場所・日当たり
日陰か遮光するか
戸外の明るい日陰で管理するか、室内の遮光した窓辺で管理します。コチョウランは直射日光に当てると葉っぱが焼けて傷んでしまいます。明るい日陰というのは、直射日光は当たらないけども、同じエリアには日が差しているような場所です。
台で高くして風通しをよく
ベランダの格子になっていない手すりの日陰などが、明るい日陰になります。そこの床に置かずに、30センチほどの台に乗せてください。コチョウランは自生地では木に着生するものです。木の上の風通しの良い場所が適しているので、それに近い環境を作るために、台の上に置いた方がよいです。
自生地の環境に近いので、できれば流木に着生させるなどして吊るした方がいいです。
胡蝶蘭は吊るして管理すると良い
胡蝶蘭の管理
温室の管理
気温が25度から30度、32度以下にします。この時期になると温室は気温の上昇が激しく、密閉していると35度以上になりかねません。35度以上になるとさすがの胡蝶蘭も生育が止まります。30度以下になるように、窓を開け、風通しをよくして涼しくしましょう。
湿度は60%前後を保ちます。
50%の寒冷紗を二重にして75%を遮光します。
温度と胡蝶蘭の生育の関係
胡蝶蘭の管理
その他
気温が上昇して湿度が高いので、ちょっとした切り傷から細菌が入り込んで、軟腐病や褐斑細菌病になりやすい時期です。腐っていたら、その部分を切除してください。放置していると病気が広がります。
これらの予防は「風通しを良くする」ことです。風通しを良くするために温室は窓を開け、戸外で管理している場合は、台に置きます。吊るせる場合は、吊るします。植え替えの時に「ストッキングや網」に植え替えるのは、この時期の風通し確保です。プラスチックの鉢だと、風通しが悪いとどうしても蒸れやすくなります。
胡蝶蘭の葉っぱが腐ったり、病気になった時の対処法
胡蝶蘭の管理
カイガラムシ・
ナメクジ
・
アブラムシ
などが発生します。
カイガラムシは葉っぱの裏にくっついているので、時々裏返してみてください。
胡蝶蘭の病気・害虫のまとめ
胡蝶蘭の管理
来月は?
先月の栽培については
6月の胡蝶蘭の管理…雨に当てない・明るい日陰で管理
胡蝶蘭の管理
を来月の栽培は
8月の胡蝶蘭の管理…遮光して葉焼けを防ぎましょう
胡蝶蘭の管理
を参考にしてください。
スポンサーリンク
記事が気に入ったら拡散をお願いします。
Facebook
Twitter
はてブ
LINE
関連記事
胡蝶蘭(コチョウラン)の育て方…水やり・肥料・日当たりなど管理場所は?
ラン科
ファレノミディ
ラン科
7月の胡蝶蘭の管理のコツのカテゴリ・タグ
胡蝶蘭
、
7月
関連する花BBSの投稿
スポンサーリンク