アイスランドポピー(シベリアヒナゲシ)

科名 | ケシ科 |
属名 | ケシ属 |
学名 | Papaver nudicaule |
別名 | シベリアヒナゲシ |
水やり | 水控え目 |
場所 | 外の日なた |
難易度 | 初心者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
目次
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アイスランドポピーとは?

大きさ・草丈30cm
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水やり

庭植えの場合は自然に降る雨だけで十分。あまりに乾燥するようなら水をやる程度にする。
肥料

植え付け・植えかえ・種蒔き
時期
植え付けは秋。種まきも10月ごろ。苗の植え付けは10月ごろが本来だが、苗はその後も流通する。ツボミと花がついた苗が出ているのでこれを植えるのがよくあるパターン。用土
一般的な花と野菜の培養土で植えるか自作する場合は赤玉土小粒6腐葉土4を混ぜたものを使う。酸性土壌を嫌い、アルカリ性土壌を好むので、庭植えする場合は庭土に苦土石灰をまぜて中和させておきましょう。店で売ってる培養土は中性に中和してあるので、問題ない。雨は弱酸性で、雨の多い日本では土壌は基本的に弱酸性になっている。なので庭土は基本的に弱酸性。不安な場合は酸性度を測る機械があるので、ホームセンターかネットで買いましょう。
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種まき
9月10月に種まきをします。発芽温度は15度。あまり早くに種まきしても発芽しにくい。用土を入れたポットに種まきをして土を5mmほど被せます。発芽までは二週間。乾燥しないように水をやってください。種子が小さいので、霧吹きでやるといいです。明るい日陰で管理します。たくさん生えたら間引いて減らしてください。本葉が4枚以上になったら庭や鉢に植え替えます。植え替えるときに根をほぐさないこと。
鉢植え

アイスランドポピーは根が傷つくと生育が悪くなり、枯れることもあるので、植えるときはポットの土は落とさず、根もほぐさないでください。株と株の間は20cmほど。鉢底の穴を鉢底網で塞いで土が出ないようにしてから鉢底石(軽石)を2センチから3センチほど入れて、軽石の上に土を入れ、株を入れて、隙間に土を入れていき、最後に水をやります。鉢底から水が出るまで水をやってください。
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雑学
庭植え

庭植えしたら移植はできない。移植すると根が傷ついて枯れてしまう(夏には消えるのでそんなに気にしないでいいのですが)。
管理場所・日当たり
とにかく日当たりで育てる。日陰だと開花が鈍くなります。冬
寒さには強い。シベリアヒナゲシと呼ばれるだけあって、マイナス30度でも越冬可能らしい(本当か?)。なので土が凍るような地域でも越冬可能。ただし強い霜(マイナス5度かマイナス8度以下)に当たると葉っぱが傷んでしまうことがあるので、強い霜が降りる地域では霜よけがあった方がいいです。強い霜に当たって葉っぱが傷むのは、店頭で買ったアイスランドポピーの苗の場合だけだと思う。店で売っているポピーは十分に寒さに当たっていないために、若干寒さに弱いものなので。タネから10月から育てて寒さに慣らしていれば、12月〜2月あたりで強い霜に当たっても大丈夫。
花ガラ摘み
アイスランドポピーの花がしおれたあとに、種子ができます。種子は集めて、日陰で乾燥させて紙袋に入れて、常温のできるだけ涼しくて暗いところで管理して、秋(9月〜10月)に気温が15度くらいになって蒔けば株を作れます。ただし、アイスランドポピーは種子ができると株が弱って、開花が止まるので花がしぼんだら、すぐに花を摘んでしまった方が長く花を楽しめます。花がしぼんだら花の茎の根元からハサミで切ってしまいましょう。
病害虫
アブラムシが発生する。アブラムシ
病害虫生態・防除・対応の薬剤のまとめ
特徴・由来・伝承
ポピーでケシの仲間ですが、もちろん麻薬成分はなし。アイスランドポピーは英名。シベリアヒナゲシは和名。シベリアヒナゲシと呼ぶのが本来で、昔はそう呼ばれていたが、現在はほぼアイスランドポピーと呼ばれる。●ちなみに最初のポピーの画像はユーザーさんが大船植物園で撮影したものです。
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