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スダンダード仕立てのメリット・デメリットなどまとめ

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スタンダード仕立て

スタンダード仕立:スタンダード仕立て
まとめ
●幹を伸ばして、上部に葉を茂らせる仕立て方。
●スタンダードは標準という意味。
バラ観葉植物コニファーでよく見られる。
●株元がスカスカで蒸発しやすく、若干、水切れしやすい。
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スタンダード仕立ての特徴

スタンダード仕立てはパキラベンジャミン・バラ・ハイビスカスデュランタ・コニファー類などで見られる樹形のこと。株元から幹を伸ばして、コンモリと茂らせる仕立て方。よく見られる仕立て方で特にバラではメジャー。
●略して「ST」「STD」と表記される。
●バラのスタンダード仕立ては一般的にノバラ(ノイバラ)で台木をつくり、目的のバラを接木する。非常に手間がかかるものなので一般家庭では作らないが、だからこそ挑戦するのがガーデナーだったりする。
●スタンダード(標準)と言いながら、どう考えても標準じゃない。
●バラなどが枝分かれして開花するのを「スプレー咲き」と言うのに対して一輪咲を「スタンダード咲き」と言います。スタンダード仕立てはここからきているんじゃないかと。

メリット・デメリット

目の高さで繁茂・開花させられる

花・葉が目の高さか、近い位置になるのがメリット。下枝・下葉を落として、栄養を上部に集中させているので、花・葉が集中します。

病気予防

雨が降ると泥が跳ねる。その泥が葉っぱについて、泥の中の常在菌で病気になる。スタンダード仕立てにするとコレを予防できる。とはいえ、これはスタンダードに仕立てなくても株元にバークを敷いて泥跳ねを防げば予防できます。

日当たり

樹高が低いと日光が当たらない場合は、スタンダード仕立てにすることで日当たりを確保できる。

単純にかっこいい!

かっこいいと思うかどうかはあなた次第。でも、この形状ってそれだけで目を引きますよね。

作業がしやすい

剪定や株元への作業がしやすいし、葉っぱについた害虫なども目につきやすく、対処しやすい。

デメリット

水切れしやすい

株元がスカスカなので、他の鉢より蒸発しやすく水切れしやすい。かといって水やりを多くして根腐れさせないようにしましょう。

仕立てられない

自分でゼロから仕立てるのは難しいです。仕立てられたものを買い、その形を維持します。枯れたり乱れると、元に戻すのはほぼ無理。

何よりのデメリットが維持が難しいってことですね。ですが、このスタンダードが維持できるということは確実に上級者です。

最後に…

メリット・デメリットがあり、向き不向きもありますよね。でも、一度は購入して栽培したくなる魅力のある仕立て方です。

まずは水切れに気をつけつつ管理し、乱れたら剪定して維持しいきましょう。あとはそれぞれの植物の栽培と同じですので、各ページでチェックしてください。

それではまた。
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