ドウダンツツジ・ピンクシャンデリアの育て方

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ドウダンツツジ・ピンクシャンデリアの基礎データ
ドウダンツツジ・ピンクシャンデリア
科名ツツジ科
属名ドウダンツツジ属
学名Enkianthus quinqueflorus
別名ホンコンドウダンツツジ
水やり水控え目
場所外の日なた
難易度中級者向け
画像投稿
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開花
植え
肥料
剪定
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ピンクシャンデリア(ホンコンドウダン)とは?

ピンクシャンデリア(ホンコンドウダンツツジ)は中国原産のツツジ科ドウダンツツジ属(エンキアンツス属)の常緑低木。ドウダンツツジの仲間で、春に大きめの釣鐘状のピンク色の垂れ下がるような花を咲かせます。細かいことを言うと、ホンコンドウダンの品種の一つがピンクシャンデリアです。常緑なのですが、寒さに当たると落葉し、紅葉はほぼしません。

南関東から九州で庭植え・越冬が可能ですが、寒さに弱いので注意しましょう。
樹高1m〜3m
ホンコンドウダンツツジ ピンクシャンデリア
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植え替え・植え付け

時期・頻度

3月前後に苗が出回るので、これを根鉢を崩さないで植え付けるか、開花しておらず、活動が止まっている時期(11月〜12月)に土を落として植え替えます。

鉢植えは2年に一回、植え替えをしましょう。庭植えは植えっぱなしです。

用土

酸性の土を好みます。赤玉土5ピートモス3腐葉土2を混ぜたものか、一般的な培養土鹿沼土を2割ほど混ぜたものを使います。

鉢植え

鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。

開花しているときは根鉢は崩さないで植えましょう。崩すと生育不良を起こして調子を崩します。開花していないなら、土を多少落として、同じ大きさの鉢に植え替えてもいいです。

庭植え

庭植えの場合は、植え付けの一週間前に深さ50cmの穴を掘り、掘り出した土に対して2割〜3割くらいの腐葉土か堆肥かピートモスを入れ、化成肥料を規定量入れてよく混ぜておきます。一週間で土が馴染むので、一週間後に、土を半分穴に戻して、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後にしっかりと水をやります。

管理場所

日当たりを好むので、年間を通して日当たりで管理します。ただし、鉢植えの場合は真夏に水切れしやすいので、半日陰に移動させるといいです。

耐寒温度は0度〜5度あたりと寒さに弱いのですが、栽培した人によると、その数字以上に寒さに強いようで、関東南部以西の平野部であれば、戸外で越冬しています。霜に当たると落葉するのですが、それでは枯れることはなかなかありません。

水やり

庭植えの水やり

庭植えの場合は、根付いてしまえばほぼ水やりをする必要はありません。ただ、夏の乾燥時期は庭植えでも水切れをするので、水やりをしましょう。また、夏は株元にワラで腐葉土でマルチングをして蒸発を防いで乾燥対策をしておくといいです。

鉢植えの水やり

鉢植えの場合は、土が乾いていたら水を鉢底から水がでるくらいにしっかりとやります。受け皿の水は捨てましょう。夏は乾燥するので、朝と夕方の2回、水をやります。それでも水切れすることもあるので、その場合は、半日陰に移動させましょう。

冬は寒さで活動が止まっているので、水やりは控えます。控えますが断水はしないでください。土が乾いて数日経って水をやる程度にします。

肥料

開花後の4月と、10月に緩効性化成肥料か油粕+骨粉を規定量やります。

剪定・切り戻し

剪定はほとんどしないでいいが、樹形が乱れたら適当に整える程度にします。花芽ができるのは8月なので、開花後〜6月までに剪定を終わらせるといいです。剪定の詳細は
を参考にしてください。

病害虫

ほとんど見られない。

最後に…

ドウダンツツジには他に寒さにも暑さにも強いドウダンツツジ、寒さには強いが暑さに弱いサラサドウダン系などがあります。ピンクシャンデリアが寒さで枯れる地域であれば、以下のページを参考にしてみてください。
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