ニーレンベルギアの育て方
目次
ニーレンベルギアの特徴は?水やり肥料植え替え・植え付け管理場所剪定・切り戻し病害虫最後に…関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- ニーレンベルギア
- 科名
- ナス科
- 属名
- アマモドキ属
- 学名
- Nierembergia
- 別名
- アマモドキ、ギンパイソウ
- 耐寒
- 0度〜マイナス3度
- 水やり
- 水を好む
- 場所
- 外の日なた
- 難易度
- 初心者向け
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ニーレンベルギアの特徴は?
ニーレンベルギアはメキシコ〜南アメリカに自生する
ナス科アマモドキ属(ニーレンベルギア属)の
常緑植物。ニーレンベルギアには、ドーム状にコンモリと繁茂するニーレンベルギア・セルレア、草丈が低くマット状に広がるニーレンベルギア・レペンス、
多年草でホウキ状に伸びるニーレンベルギア・
スコパリア、これらの交配種のニーレンベルギア・
オーガスタなどがあります。オーガスタが人気でよく流通しています。
春から秋にかけて開花し、越冬もできなくもないですが、
連作障害を起こし、同じ場所に植えていると生育が悪くなります。鉢植えでも同じ土で植えていると翌年以降は生育が悪いので、一般的には春〜秋の
一年草扱いとなることが多いです。
草丈30cm
幅30cm〜40cm
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水やり
庭植えの水やり
庭植えなら自然に降る雨だけで十分です。日照りが続くなら
水やりをしてください。
鉢植えの水やり
鉢植えの場合は、土が乾いたら、鉢底から水が滲み出るくらいにしっかりとやります。受け皿の水を捨ててください。夏は乾燥して、水切れするので朝と夕方の2回、しっかりと水をやりますが、それでも水切れするなら蒸発を防ぐために、
半日陰に移動させてください。
冬は寒さで生育が止まっていますし、寒さで蒸発が鈍くなっているので、水やりは控え、土が乾いてから数日たってからやるようにします。
肥料
生育時期にあたる4月〜10月に、液体
肥料を週に一回か、化成肥料を1ヶ月に一回やります。開花が多く、肥料が切れると開花が止まるので、必ず追肥して継続してください。冬は肥料をやらないでください。
植え替え・植え付け
時期
3月〜7月に植え付けます。越冬して植え替えをするなら同時期にしてください。ただ、連作障害を起こすので、一年草扱いとすることが多いです。
用土
鉢に植える際には、一般的な花や野菜用の
培養土を使用します。もし自作する場合は、
赤玉土6
腐葉土4を混ぜ、適切な量の化成肥料を加えた土を使用します。
庭に植える場合は、庭土に腐葉土や
堆肥を追加して
用土を作ります。これによって土壌の栄養価を補い、植物の健康な成長を促進します。
鉢植え
最初は7号〜8号の鉢に植え付けます。よく広がるので最初から10号でもいいです。
鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(
軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。
越冬した場合は土を3分の1ほど落としてから、根の負担を減らすために地上部を半分に
切り戻してから植え替えます。連作障害を起こしますので、毎年買い換えた方がいいです。
庭植え
連作障害を起こすので、過去2年にナス科植物を植えた場所は避けます。
深さ20cm〜30cmの穴を掘り、掘り出した土に腐葉土か堆肥を3割か4割混ぜて、化成肥料を説明書きの規定量入れて、よく混ぜて用土とします。 穴に半分ほど土を戻して、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。複数株を植える場合は株同士は30cm〜40cm空けて植えてください。
管理場所
日当たりで管理します。半日陰でも生育はしますし、開花もするんですが鈍くなるのでできるだけ日当たりで栽培しましょう。
夏の高温多湿が若干、苦手なので、梅雨前か夏前に刈り込んで風通しをよくしておくといいです。
越冬
耐寒温度はマイナス3度で、霜に当てないようにすれば、
中間地でも戸外で越冬が可能です。寒冷地では室内の日当たりで管理します。
剪定・切り戻し
春〜秋の間に、花が一段落したら、株全体を高さ半分くらいに刈り込むと、脇芽が出て葉が増え、花が増えて盛り返し、何度も開花します。刈り込まないでいると、開花が鈍くなるだけでなく、「コンモリ」しなくなり、中央部がハゲます。
病害虫
ナメクジ、
ハダニ、
アブラムシが発生します。
最後に…
同じ時期に植え付けて開花する植物は
春から夏の定番にまとめていますので、参考にしてください。
秋に開花が止まった後に今度は冬に植えて春に開花する植物を植えるといいです。冬〜春に開花する植物は、
春に開花するオススメの花(ガーデニング材)を参考にしてください。
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