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エゴポディウム・ポダグラリア・バリエガタの育て方

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エゴポディウム・ポダグラリア・バリエガタ
目次
エゴポディウム・ポダグラリアの特徴は?
庭植え(地植え)の水やり
鉢植えの水やり
肥料
植え替え・植え付け
管理場所
剪定・切り戻し
病害虫
管理人の感想
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学名などの基礎データ
エゴポディウム・ポダグラリア・バリエガタの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…剪定時期…月別スケジュールです。x最終更新
植物名
エゴポディウム・ポダグラリア・バリエガタ
科名
セリ科
属名
イワミツバ属
学名
Aegopodium podagraria 'Variegata'
別名
斑入りイワミツバ
耐寒
マイナス25度〜マイナス30度
水やり
水を好む
場所
外の日蔭
難易度
初心者向け
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エゴポディウム・ポダグラリアの特徴は?

エゴポディウム・ポダグラリアはヨーロッパ原産のセリ科イワミツバ属の耐寒性落葉多年草。冬には寒さで地上部が枯れ込みますが、春にはまた芽吹きます。寒さに強く北海道でも育ち、逆に暑さに少しだけ弱く、九州南部では夏に消えてしまいます。画像の斑入り品種の「バリエガータ」が流通しています。葉は最初は斑入りではなく緑葉で、徐々に斑入りになっていきます。

地下茎で広がり、繁殖力はなかなか強く、北海道では原種が「特定外来種」に指定されているため、栽培する場合は逃げ出さないようにする必要があります。地下茎では増えますが、こぼれダネでは増えない、とされています。

花はホワイトレースフラワーのような小さな花が集まったもので、非常に可愛らしい。斑入りで花もかわいいとはなかなかですが、名前が独特で覚えられないのが玉にキズかなと思います。
草丈40cm
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庭植え(地植え)の水やり

乾燥が苦手なので、庭植えにした場合でも、自然雨だけでは場所や土の配合などでは乾燥で弱ることがありますので、様子を見て水やりをしてください。冬は地上部がなくなり、活動が鈍くなっているので、自然に降る雨だけで十分です。

鉢植えの水やり

春と秋の水やり

鉢植えの場合は、土が乾いたら、鉢底から水が滲み出るくらいにしっかりとやります。受け皿の水を放置していると腐って病気になるので、捨ててください。

夏の水やり

エゴポディウム・ポダグラリアは中間地暖地では高温が苦手で夏は蒸れやすいので、葉っぱではなく土に水を注ぎ、涼しい時間(朝か夕方)に水やりをするといいです。受け皿の水はすぐに蒸発しますので、放置でもいいですが、溜まって腐るなら捨てましょう。

冬の水やり

冬は寒さで地上部がなくなっていますが、生きてはいます。断水するのではなく、土が乾いてから数日たってからやるようにします。

肥料

庭植えの場合は、追肥は不要です。なくても十分育ちます。

鉢植えの場合は、春から秋の生育している時期に液体肥料を2週に一回か、化成肥料を一ヶ月に一回やります。肥料をやると葉っぱが出てきます。夏の暑さで弱っているようなら、7月〜9月上旬は肥料をストップしてください。冬は地上部がなくなって休眠しているので、肥料はやらないでください。
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植え替え・植え付け

時期・頻度

梅雨と真夏以外であればいつでも植え付け・植え替えが可能です。鉢植えにした場合は、2年か3年に一回は植え替えをしましょう。

用土

常識的な水はけがあれば問題なく生育します。一般的な花と野菜の培養土で植え付けます。自作する場合は赤玉土6腐葉土4に化成肥料を混ぜたものを使います。

鉢植えの植え替えの手順

鉢植えだと大きくなりすぎず、小さくまとまりやすいです。

鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れていきます。鉢を揺らすと隙間ができるので、そこに用土を入れて、揺らしても隙間ができなくなるまで繰り返します。最後に水をしっかりとやります。

植え替えをするときは古い土を3分の1ほど落として、同じ大きさの鉢かひと回り大きな鉢に植え替えます。株分けも可能で、適当にサックリと分けて、それぞれを植え直しましょう。

庭植え(地植え)の手順

深さ30cmの穴を掘り、掘り出した土に腐葉土か堆肥を3割か4割混ぜて、化成肥料を説明書きの規定量入れて、よく混ぜて用土とします。できれば1週間寝かせて、土を馴染ませると根が広がりやすくなります。

穴に半分ほど土を戻して、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。

庭植えにした場合は植え替えは不要ですが、暖地や中間地で大株になって夏に蒸れてしまうようなら、掘り上げて株分するといいです。

管理場所

庭植えにする場合は、夏の暑さに少し弱いのと、寒さに強く、耐陰性があるので、年間を通して半日陰〜明るい日影になるところに植え付けるといいです。

鉢植えの場合も年間を通して半日陰〜明るい日陰で管理します。

もしくは春と秋は日当たり〜半日陰、夏は半日陰〜明るい日陰、冬は地上部がないのでどこでもいいので、季節ごとに移動させてもいいです。

剪定・切り戻し

冬に地上部が枯れたら、枯葉・枯れ茎を刈り取ります。放置していても、問題はないんですが、春に芽吹いたときに新芽と枯れ葉がごちゃ混ぜになって見た目に悪いので取り除いておくといいです。

病害虫

イモムシが葉っぱを食べることがあります。BT剤などで駆除するか、前もってオルトランを散布しておくといいです。

管理人の感想

日陰に耐える、草丈の低いカラーリーフとしてもう少し知名度があってもいいような気がする。
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