一番上に戻る

ウラシマソウ(浦島草)の特徴と育て方…性転換する植物?

TOP > サトイモ科 > 管理
ウラシマソウ
目次
ウラシマソウの特徴は?
水やり
肥料
植え替え・植え付け
管理場所
病害虫
最後に…
関連記事
学名などの基礎データ
ウラシマソウの開花時期…種まき時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。最終更新
植物名
ウラシマソウ
科名
サトイモ科
属名
テンナンショウ属
学名
Arisaema thunbergii subsp. urashima
別名
浦島草
水やり
水控え目
場所
外の半日蔭
難易度
中級者向け
スポンサーリンク

ウラシマソウの特徴は?

ウラシマソウはサトイモ科テンナンショウ属の球根植物。花の形状から浦島太郎が釣り糸を垂らしている様子をイメージした命名です。春に黒い仏炎苞が開花して、夏頃から地上部は枯れていき、冬の間は地上部がなく、春になるとまた芽吹きます。

強い日光が苦手で半日陰での栽培に適しているのでシェードガーデンにもいいかも。ただ、茎と花が黒く、好みは分かれる植物です。

ウラシマソウは状況によって雌雄が変わる変な植物で、株が小さいうちは負担を減らすために雄株。生育して種をつけられるようになると雌花をつける。
ウラシマソウの商品画像
ウラシマソウの購入はこちら
Amazon
楽天市場
スポンサーリンク

水やり

乾燥が苦手なので、年間を通して土が乾き切る前に水をやります。庭植えでも水をやり乾燥を防ぎましょう。

肥料

開花前後に一回、化成肥料を少量やるか、液体肥料を2週に一回やります。

植え替え・植え付け

時期・頻度

12月〜2月の休眠中に植え付けます。2年に一回植え替えをします。

用土

水はけのよい土で、頻繁に水をやって管理します。赤玉土5鹿沼土小粒5を混ぜたものを混ぜたものを使います。

鉢の植え付け

鉢はなんでもいいです。素焼きでもプラ鉢でもいいです。ただ少し深いものにしておきましょう。植え付ける前に球根を洗い、汚れを落としておきます。水やりが多いので、これが腐って病気の元になることがあります。

鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、球根を入れます。球根の頭が2cmの深さになるように配置します。隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。

増やし方

球根の周囲に子株ができます。この子株を外して、同様に植え付けて新株を増やすことができます。

種子からも増やすことができます。秋になると赤い実をつけます。実を外し、果肉を取り除き、乾燥に弱いので、そのまま培養土にまきます。発芽まで2年、開花まで5年かかるため、一般的にはしません。

管理場所

乾燥と直射日光が苦手で、葉焼けを起こしやすいので年間を通して、木陰で管理します。もしくは寒冷紗などで遮光します。

冬の寒さには強いのですが、土が凍結すると枯れるので、庭植えであればマルチングをして凍結を防ぎ、鉢植えであれば凍結しない場所に移動させます。

病害虫

センチュウ、カイガラムシアブラムシナメクジ、イモムシ、軟腐病、白絹病など

最後に…

シェードガーデンに適したものを探している場合はシェードガーデンを参考にしてください。
スポンサーリンク

サトイモ科

ウォーターレタス
ウォーターレタスの育て方と駆除
サトイモ科
セローム
セロームの栽培・育て方…管理場所は?水やりは?葉水は必要?
サトイモ科