ウラシマソウ(浦島草)の特徴と育て方…性転換する植物?
目次
ウラシマソウの特徴は?水やり肥料植え替え・植え付け管理場所病害虫最後に…関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- ウラシマソウ
- 科名
- サトイモ科
- 属名
- テンナンショウ属
- 学名
- Arisaema thunbergii subsp. urashima
- 別名
- 浦島草
- 水やり
- 水控え目
- 場所
- 外の半日蔭
- 難易度
- 中級者向け
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ウラシマソウの特徴は?
ウラシマソウは
サトイモ科テンナンショウ属の
球根植物。花の形状から浦島太郎が釣り糸を垂らしている様子をイメージした命名です。春に黒い仏炎苞が開花して、夏頃から地上部は枯れていき、冬の間は地上部がなく、春になるとまた芽吹きます。
強い日光が苦手で
半日陰での栽培に適しているので
シェードガーデンにもいいかも。ただ、茎と花が黒く、好みは分かれる植物です。
ウラシマソウは状況によって雌雄が変わる変な植物で、株が小さいうちは負担を減らすために雄株。生育して種をつけられるようになると雌花をつける。
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水やり
乾燥が苦手なので、年間を通して土が乾き切る前に水をやります。庭植えでも水をやり乾燥を防ぎましょう。
肥料
開花前後に一回、化成
肥料を少量やるか、液体肥料を2週に一回やります。
植え替え・植え付け
時期・頻度
12月〜2月の休眠中に植え付けます。2年に一回植え替えをします。
用土
水はけのよい土で、頻繁に水をやって管理します。
赤玉土5
鹿沼土小粒5を混ぜたものを混ぜたものを使います。
鉢の植え付け
鉢はなんでもいいです。素焼きでもプラ鉢でもいいです。ただ少し深いものにしておきましょう。植え付ける前に球根を洗い、汚れを落としておきます。
水やりが多いので、これが腐って
病気の元になることがあります。
鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(
軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に
用土を入れて、球根を入れます。球根の頭が2cmの深さになるように配置します。隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。
増やし方
球根の周囲に子株ができます。この子株を外して、同様に植え付けて新株を増やすことができます。
種子からも増やすことができます。秋になると赤い実をつけます。実を外し、果肉を取り除き、乾燥に弱いので、そのまま
培養土にまきます。発芽まで2年、開花まで5年かかるため、一般的にはしません。
管理場所
乾燥と直射日光が苦手で、
葉焼けを起こしやすいので年間を通して、木陰で管理します。もしくは寒冷紗などで遮光します。
冬の寒さには強いのですが、土が凍結すると枯れるので、庭植えであれば
マルチングをして凍結を防ぎ、鉢植えであれば凍結しない場所に移動させます。
病害虫
センチュウ、
カイガラムシ、
アブラムシ、
ナメクジ、イモムシ、軟腐病、
白絹病など
最後に…
シェードガーデンに適したものを探している場合は
シェードガーデンを参考にしてください。
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