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コロキア・コトネアスターの育て方…地植えにするならグラウコフィラスを

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コロキア・コトネアスター
目次
コロキア・コトネアスターとは?
品種
水やり
肥料
植え付け・植えかえ
管理場所・日当たり
剪定
病気・害虫
特徴・由来・伝承
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学名などの基礎データ
コロキア・コトネアスターの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。最終更新
植物名
コロキア・コトネアスター
科名
ミズキ科
属名
コロキア属
学名
Corokia cotoneaster
別名
コトネアステル
耐寒
マイナス10度〜0度
水やり
水を好む
場所
外の半日蔭
難易度
初心者向け
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コロキア・コトネアスターとは?

コロキア・コトネアスター:コロキア・コトネアスターとは?

コロキア・コトネアスター:コロキア・コトネアスターとは?
コロキア・コトネアスターはニュージーランド原産のミズキ科コロキア属の半耐寒性常緑低木。小さな葉がつき、剪定をまめにするとワイヤーのような細く曲がった枝になっておしゃれ。庭植えにするとこの愛らしさは映えないので、庭植えにするより、鉢植えで小さくまとめるといいです。

バラ科に赤い実をつけるコトネアスタ属があるがあれとは別種。細かく言えば、このページはコロキア属のコトネアスタという種で、あちらはバラ科コトネアスター属の植物…と違うものです。

春には黄色い花を咲かせますが、花は観賞するようなものではなく、見つけづらいほどです。

夏の暑さに弱いために、夏前に剪定して風通しをよくして、夏は半日陰の涼しい場所に移動させてください。越冬より、夏越しの方が難しい。
樹高1m〜2m…剪定で小さくまとめられる。
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品種

地植えにするならグラウコフィラス

コロキア・コトネアスター・グラウコフィルス(corokia Cotoneaster glaucophyllus)はコトネアスターの品種。葉っぱはシルバー。樹高は80cm〜1.5mとちょい低めで、乱れやすいコトネアスターに比べると立ち上がりやすい。

高さは刈り込めばいいので、気にしないでいいです。立ち上がってくれることの方が嬉しいですね。

寒さに当たると紫に紅葉する。紫というよりは、黒に近い。耐寒温度はマイナス3度〜マイナス5度。凍結しなければ戸外で越冬できます。

栽培手順はコトネアスターと同じです。枝垂れて暴れやすいコトネアスターより、地植えにするならかなり扱いやすいですので、こちらがおすすめです。もちろん、鉢植えでも問題ないです。
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水やり

庭植え(地植え)の場合は、根付くまで水をやったら、あとは降雨だけでも大丈夫です。夏など日照りが続いて、あまりに乾燥するなら水やりをしてください。

鉢植えの場合は土が乾いたら水をやってください。コロキア・コトネアスターは乾燥に強い方で、過湿が苦手。ジメジメした状態が長く続くと鉢底から水がでるくらいにしっかりとやり、土が乾くまで水をやらないメリハリのある水やりをしましょう。

肥料

活動前の2月〜3月に寒肥として緩効性固形肥料(化成肥料)をやります。秋(9月下旬)に25度以下になってから同様に肥料をやるといいです。肥料がなくても枯れるわけではないです。

植え付け・植えかえ

時期

植え付けは活動が鈍くなる10月〜3月のうち、厳冬期を除く10月〜11月、2月〜3月に行います。鉢植えの植え替えも同時期に行います。植え替えは2年に一回は行ってください。

鉢植えの場合で室内で管理する場合は、匂いの少ない観葉植物の土で植え付けをしてください。戸外で管理する場合は一般的な培養土に植えます。水はけのよいものを好みます。

鉢植え

コロキア・コトネアスターはおしゃれな容姿ですが、庭植えすると他の植物より目立たないので、鉢植えにして室内インテリア(観葉)とした方がいいです。

鉢底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで土が出ないようにしてから鉢底石(軽石)を2センチから3センチほど入れて、鉢底石(軽石)の上に土を入れ、株を入れて隙間に土を入れていく。鉢を揺らすとまた隙間ができるので、また用土を入れて隙間をうめていき、隙間ができなくなるまで繰り返します。最後に水をやります。鉢底から水が出るまで水をやってください。これで完成です。

植え替えの場合は、古い鉢から取り出して、古い土を3分の1ほど落として、傷んで変色した根を切って、植え替えてください。

植え替えに適さない時期にどうしても植え替える場合は、土を崩さずに1号か2号大きな鉢に植え替えてください。

庭植え

コロキア・コトネアスター:庭植え
庭植えにすると樹高2mくらいに育ちます。株間は1mは取りましょう。また、地植え(庭植え)だと伸びて枝垂れて、乱れやすい。

庭土を深さ40cm〜50cm掘り返し、掘り出した土に腐葉土堆肥を3割ほど入れ、化成肥料を入れてよく混ぜて用土とします。できれば一週間寝かせて土を馴染ませるといいです。穴に半分ほど用土を戻して、株を入れて、隙間に土を入れていきつつ、水をやり、棒でつついて根の隙間に土を入れていきます。土を全て入れ、最後にあらためて水をやって完成です。
庭植えにすると画像のようにモヤーっとする。鉢植えで小さくまとめてインテリアにするのがいいと思います。

管理場所・日当たり

日の当たる場所が好ましいですが、半日陰でも育ちますし、多少の日陰には耐えるので室内でも栽培は可能です。鉢植えであれば春と秋は戸外の日当たり、夏は半日陰で管理しましょう。もしくは室内の日当たりで管理します。

夏の暑さに弱く、涼しい場所が好ましいので、庭植えにするのであれば、最初から半日陰に植えてしまうと楽です。
夏の蒸れにちょっと弱いので前もって剪定して風通しをよくしておくと大丈夫。

越冬

耐寒温度はマイナス10度と、耐寒性もありますので寒冷地以外では戸外で越冬可能。でも、室内の観葉植物として育てることも可能。室内で育てる場合は出来るだけ日当たりのいいところで管理すること。

寒さには強く、雪を被るくらいでは枯れませんし、落葉もしません。ただし、枝が細くて、雪の重みでポッキリと折れてしまいますので、雪の降らない軒下に移動するか、枝を紐でくくって束ねてしまいましょう。
霜に当たっても枯れることはないが、土が凍ると枯れるかもしれない。そこのところは曖昧です。関東以西では寒さで枯れることはないです。

剪定

グネグネと捻って伸びるので、放置していると樹形が乱れまくります。その姿も野趣があって綺麗ですが、剪定して小さくまとめることもできます。邪魔な枝を切り、樹形を整えるような剪定をします。剪定はいつやっても構いません。

梅雨前か夏前に剪定しておくと、夏の蒸れ対策になり、摘芯にもなるので涼しくなる9月以降に脇芽が出て盛り返します。6月前後に高さ半分まで切り戻し、密生しているようなら間引いて、風通しをよくしておくといいです。

病気・害虫

害虫はほぼないです。過湿の方が問題かなと思います。環境があっておらず、株が不健康だと流石に病害虫が見られるので、大事なのは健康的に管理するのがいちばんの予防です。

特徴・由来・伝承

コロキアは細くうねった枝に小さな渋い色の葉っぱがつく植物。頑健で寒さに強いのと、この容姿から、場所があるなら洋風の庭植えにオススメです。

原産地はニュージーランド。オーストラリアの近くにあるので暑いと思いがちですが、気温で言うと北海道と同じくらいの気候ですので、高温多湿に弱く、夏に枯れることが多いです。まだ新しい品種なので、育て方には不明な部分がありますが、既に育てているガーデナーさんのブログを見る限りは育てやすいようです。
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