ヒマワリ・サンビリーバブルの育て方…冬越しはできる？

サンビリーバブルの特徴は？
冬越しはできないです
水やり
肥料
植え替え・植え付け
管理場所
剪定・切り戻し
病害虫
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植物名

ヒマワリ・サンビリーバブル

科名

キク科

属名

ヒマワリ属

学名

Helianthus annuus Sunbelievable

水やり

水控え目

場所

外の半日蔭

難易度

中級者向け

サンビリーバブルの特徴は？

サンビリーバブルはキク科の一年草のヒマワリの園芸品種。ヒマワリというと大きな一輪がドデンと咲くってイメージがありますが、小さくまとまり、枝分かれして小さなヒマワリが開花するタイプがあり、サンビリーバブルはその中でも枝分かれしやすく、開花が長期間続くのが特徴。

ちなみにサンビリーバブルはヒマワリの英名のサンフラワーと「信じられない！」という英語のアンビリーバブルを合わせた造語だと思われる。

花に花粉ができないため、服を汚さないのもメリット。何より、高温の真夏でも開花がずっと続くのが嬉しい。庭植えにすると水切れしにくいので手間がかからないですが、鉢植えでも栽培は十分可能です。ただ、鉢植えにするときは水切れを避けるためにできるだけ大きなも鉢に1苗を植えましょう。
草丈60ｃｍ〜80ｃｍ

冬越しはできないです

サンビリーバブルは一年草で冬になると寒さで枯れてしまう植物です。冬越しはできません。そもそも、ヒマワリですからね。秋〜冬に花が枯れたら
を参考に、次の花を植え付けて楽しみましょう。

水やり

庭植えにした場合でも生育が良すぎて水切れすることがあるので、様子を見て水をやります。夏になると高温と生育で水切れしやすいので株元にワラや腐葉土でマルチングして蒸発を防ぎましょう。

鉢植えの場合は土が乾いていたら水をやります。春と秋はそれでいいのですが、夏は庭植えよりもはるかに水切れしやすいです。夏は朝と夕方の2回、しっかりと水やりをします。それでも水切れすると思います。その場合は、寒冷紗で日除けをして蒸発を防ぐか、半日陰に移動させましょう。

肥料

植え付けして以降、枯れるまで一ヶ月に一回化成肥料を説明書の規定量を施肥するか、1週間に一回、液体肥料をやります。肥料がないと花が止まりますので、必ず追肥します。

植え替え・植え付け

時期

霜が降りなくなり、気温がグイグイ上がっていく5月以降に植え付けます。7月でも間に合います。一年草なので、冬に枯れてしまいます。植え替えはありません。

用土

一般的な花と野菜の培養土で植え付けます。自作する場合は赤玉土6腐葉土4に化成肥料を混ぜたものを使います。培養土は殺菌され、ｐHも調整されていて、他の植物には流用できるので便利で、結局安上がりです。

鉢の植え付け手順は？

鉢植えにするのであれば、できるだけ大きな鉢に1苗を植えます。10号かそれ以上の鉢に植えます。移動させるのであれば、10号のプラスチック鉢にしておきましょう。それ以上は移動させるだけで腰を抜かしかねません。

鉢植えの底の穴を鉢底ネット（鉢底網）で塞いで、その上に鉢底石（軽石）を2ｃｍ〜3ｃｍ入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。ポットから取り出した苗の土は解さず、土は落とさないで植え付けて下さい。根を傷つけると生育不良を起こします。

庭植えの手順は？

庭の土を30ｃｍほど掘り返します。掘り出した土に腐葉土か堆肥を元の土に対して2割〜3割ほど入れ、化成肥料を説明書の規定量入れて、よく混ぜて用土とします。

穴に用土を半分戻し、苗を入れて、隙間に用土を入れ、最後にしっかりと水をやります。メチャクチャに横に大きくなるので株同士は1ｍほど開けて植えましょう。苗の土はほぐさないで、土をおとさないで植え付けてください。根が傷つくと生育不良を起こします。

管理場所

とにかく日当たりで管理。日当たりが悪いと枯れないのですが開花が減り、せっかくのサンビリーバブルのメリットがなくなっちゃいます。

庭植えにする場合はとにかく日当たりに植え付けます。

鉢植えなら春と秋は戸外の日当たり。夏は水切れするようなら半日陰で管理します。夏の暑さ・直射日光にも負けないんですが、水切れしやすいです。なので、半日陰に移動させて涼しくなったら日当たりに戻すといいです。もしくは寒冷紗やヨシズで遮光します。株全体ではなく、株元だけでも遮光して蒸発を防ぐと全然違います。

剪定・切り戻し

花がしぼんだら、花をつみます。サンビリーバブルは花がしぼんだ後に種子はできないのですが、放置していると病気の元になったり、株が消耗して次の花が咲きづらいので、摘みましょう。

病害虫

グンバイムシ、ハダニ、アブラムシなど。

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