ヘミグラフィスの育て方
目次
ヘミグラフィス(ストロビアランテス)の特徴は?水やり肥料植え替え・植え付け剪定・切り戻し病害虫関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- ヘミグラフィス
- 科名
- キツネノマゴ科
- 属名
- ヒロハサギゴケ属
- 学名
- Hemigraphis
- 別名
- ヒロハサギゴケ、イセハナビ
- 耐寒
- 5度
- 水やり
- 水を好む
- 場所
- 日の当たる室内
- 難易度
- 中級者向け
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ヘミグラフィス(ストロビアランテス)の特徴は?
ヘミグラフィス(ストロビアランテス)は中国南部・日本・東南アジアに自生する
キツネノマゴ科ヒロハサギゴケ属の
多年草のグループ。よく流通しているのは、アルテルナタとレパンダです。
観葉植物として栽培され、日光が強いと赤紫になり、少ないと緑になります。日当たりで育てるのがいいですが、多少日当たりが悪くても問題なく栽培できます。
ちなみに上の画像は
ヘミグラフィス・レパンダです。
日光を好み、暑さには強いのですが、耐寒温度は5度と寒さに弱いです。冬は室内に取り込みましょう。もしくは
一年草と割り切ってください。
草丈10cm〜15cm
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水やり
鉢植えの場合は鉢の土が乾いたら、鉢底から水が出るくらいにしっかりとやりましょう。受け皿に溜まった水は捨て、土が乾くまで水をやらないようにします。冬は
水やりを減らします。
空中湿度の高い環境を好むので年間を通して、水やりとは別に葉っぱに霧吹きで水やりをしましょう。
肥料
生育時期にあたる5月〜10月に、液体
肥料を2週に一回か、化成肥料を2ヶ月に一回やります。たくさんの肥料は不要ですが、あると生育が良く葉色がよくなります。
植え替え・植え付け
時期
春〜夏に植え付け・植え替えをします。鉢植えは
根詰まりする前に植え替えします。毎年か2年に一回植え替えることになります。
用土
一般的な花と野菜の
培養土で植え付けます。冬は室内に取り込むものなので、匂いのしない観葉植物の土を使うといいです。自作する場合は
赤玉土7
ピートモス3を混ぜたものを使います。
鉢植えの植え付け・植え替えの手順は?
鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(
軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に
用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。
植え替えをするときは鉢から株を取り出して、株についた古い土を3分の1ほど落として、同じ大きさの鉢かひと回り大きな鉢に植え替えます。
植え替えのときに株分も可能です。適当に二つか三つに切って別々に植えればいいです。
挿し芽
5月〜8月に
挿し芽もできます。一般的には株分ですし、そんなに一生懸命増やす植物でもないので、やることはあんまりないと思います。4節ほどの長さで切って、下葉を取って、赤玉土小粒単用の挿し床を用意し、ここに挿して水やりをして乾燥しないようにすると発根します。発根したら、ポットに植え替え、調子が良いなら、通常の鉢に植え替えます。
剪定・切り戻し
日当たりの良いところで管理します。日当たりがいいと葉色が赤紫、
半日陰〜日陰だと緑色になります。逆に言うと多少日当たりが悪くても栽培はでき、室内栽培にも適している植物です。
夏に日当たりで管理していると水切れしやすいので、1日2回水やりをしても水切れするなら半日陰に移動させましょう。
最低気温が10度を下回ったら、室内に取り込んで5度以下にならないようにします。冬は水やりを控えることで寒さに多少強くなります。
病害虫
カイガラムシ、オンシツ
コナジラミ、
炭そ病が発生します。前もって
オルトランを使っておくと
害虫は防げます。炭そ病が発生したら早めに病変部分を取り除きましょう。
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