メギ・オーレアの特徴と育て方
目次
メギ・オーレアの特徴は?水やり肥料植え替え・植え付け管理場所剪定・切り戻し病害虫関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- メギ・オーレア
- 科名
- メギ科
- 属名
- メギ属
- 学名
- Berberis thunbergii 'Aurea'
- 耐寒
- マイナス15度
- 水やり
- 水控え目
- 場所
- 外の日なた
- 難易度
- 初心者向け
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メギ・オーレアの特徴は?
メギ・オーレアは
メギ科メギ属のメギ(ベルベリア・ツンベルギー/Berberis thunbergii)の黄金葉の品種。金メギと呼ばれることもある。新芽が黄色で、これがこのまま夏まで継続し、秋になると寒さで
紅葉し、冬は落葉する。
春に開花して秋には赤い実をつけますが、主に
カラーリーフとしての利用になります。
メギは2mほどになりますが、オーレアは樹高30cm〜1mに収まり、
剪定にも強いので、
グランドカバーなど使い勝手が良く、栽培しやすいので栽培自体は
初心者向けなんですが、唯一のデメリットは「トゲ」があること。
以下の栽培のコツを書いていますが、育て方の詳細はメギと同じなので
を参考にしてください。
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水やり
庭植えの場合は自然に降る雨だけでほぼ大丈夫。あまりに乾燥する夏などに様子を見て
水やりをしてください。
鉢植えの場合は、土が乾いていたら、鉢底から水が出るくらいにしっかりとやってください。
肥料
2月に寒肥として、化成
肥料を根に当たらないように深さ30cmの穴を掘って埋めます。それとは別に開花後の来年の実のための6月〜7月に同様に肥料をやりますが、メギ・オーレアは実がメインじゃないので寒肥を優先し、開花後の肥料は補助的にしましょう。
植え替え・植え付け
時期・頻度
生育が始まる前の3月〜4月か、落葉する頃の10月〜11月に植え付け、植え替えをします。 鉢植えにした場合は毎年植え替えることになるので、面倒です。庭植えにしましょう。
用土
一般的な花と野菜の
培養土で植え付けます。自作する場合は
赤玉土7
腐葉土3に化成肥料を混ぜたものを使います。庭植えの場合は庭土に腐葉土か
堆肥を追加してよく混ぜて
用土とします。
鉢の植え替えの手順は?
鉢植えとしては大きくなるので最初から8号〜
10号鉢に1苗を植えましょう。
鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(
軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。
植え替えをするときは鉢から株を取り出して、株についた古い土を3分の1ほど落として、同じ大きさの鉢かひと回り大きな鉢に植え替えます。
庭植えの植え付けの手順は?
庭土を深さ30cm〜35cmほど掘り返し、
苦土石灰を1平方mあたり100gほどまいて中和させます。中和には1週間〜10日かかるので、中和反応があらかた終わったら、その土に腐葉土か堆肥を元の土に対して2割ほど追加して、化成肥料を説明書きの規定量入れて、よく混ぜて用土とします。
穴に半分ほど土を戻して、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。株が麻布に巻かれている場合は、そのまま植えます。根鉢にビニールや針金が巻かれている場合は取り除いてから植えてください。
複数株を植える場合は株同士は60cm〜1mほど空けて植えてください。
管理場所
日当たりか
半日陰で栽培します。夏の直射日光にも負けないんですが、鉢植えだと水切れを起こし、水切れすると
葉焼けもするので、夏だけは半日陰に移動させるといいです。
北海道南部〜沖縄まで戸外での栽培が可能ですので、防寒は不要です。
剪定・切り戻し
8月に
花芽ができます。しかし、開花後(6月〜7月)に剪定すれば実を落とすことになり、実が落ちたあとは花芽を落とすことになります。なので、どの時期に剪定しても、何かは落とすことになりますので、気にしないでいつでもいいので、気になったら伸びすぎた部分、枯れ枝、変な方向の枝は落としてしまっていいです。
落葉時期の方が枝ぶりが見えて剪定はしやすいです。
ちなみに剪定してもよく芽吹くので多少強めにしても大丈夫です。あと、トゲがあるのでトゲを通さない厚手の手袋をして作業しましょう。
病害虫
ほとんどない。
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