ウーリーブッシュ(アデナンサス)の育て方
目次
アデナンサス・ウーリーブッシュとは?水やり肥料植え替え・植え付け管理場所剪定・切り戻し病害虫関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- ウーリーブッシュ
- 科名
- ヤマモガシ科
- 属名
- アデナントス属
- 学名
- Adenanthos albany 'wallybush'
- 耐寒
- 5度
- 水やり
- 乾かし気味に
- 場所
- 外の半日蔭
- 難易度
- 上級者向け
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アデナンサス・ウーリーブッシュとは?
アデナンサス・ウーリーブッシュは西オーストラリアに自生する
ヤマモガシ科の常緑
低木のアデナントスの
園芸品種。単にウーリーブッシュで流通していることが多いです。こまかくモコモコの葉っぱが魅力で、切花としてフラワーアレンジメントによく利用されます。
耐寒温度5度で寒さにも決して強いわけではないですが、冬は室内管理でなんとかなります。乾燥した地域の植物で、問題は夏の多湿で、風通しが悪いと蒸れて腐って消えていきます。
夏に蒸れで枯れることが多いので上級者向きです。
樹高最大で5m
その他の
オーストラリア原産の植物については
を参考にしてください。
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水やり
鉢の土が乾いてから
水やりをします。水やりをするときは鉢底から水が出てくるくらいまでやり、土が乾くまでは水やりしないようにします。大事なのはメリハリで、土が濡れている状態が長く続くと、
根腐れしたり、蒸れて殻混んでしまうので注意します。
肥料
気温が20度以上になり、生育する頃に液体
肥料を週に一回か、二週に一回やるか、化成肥料を一ヶ月に一回やります。肥料が多いと根を傷めることがありますし、特に夏と冬は肥料成分があると調子を崩すので、注意してください。
植え替え・植え付け
時期・頻度
春の新芽が動き始める直前の4月〜5月に霜が降りなくなったらアデナンサス・ウーリーブッシュの植え付け・植え替えをします。植え替えは基本的には二年に一回です。ただし、鉢底から根が出ていたら、
根詰まりしているので、前の植え替えが去年でも植え替えをしましょう。
用土
ウーリーブッシュは
水はけのよい
弱酸性の土壌を好みます。一般的な
培養土に
鹿沼土小粒を1割から2割ほど追加して、水はけと
酸性をプラスして植えるといいです。
鉢の植え替えの手順は?
鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(
軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に
用土を入れて、アデナンサス・ウーリーブッシュの株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。
植え替えの時は古い鉢から株を取り出し、土を落とさないで現在より1号か2号大きな鉢に植え替えます。
管理場所
寒さと蒸れに弱いですが、日光には強いです。
春と秋は戸外の日当たりか
半日陰。夏は風通しの良い半日陰で管理します。風通しが悪いと蒸れて腐って枯れ込んできます。
冬は室内の日当たりで管理します。ちなみにアデナンサス・ウーリーブッシュの耐寒温度は5度です。
冷暖房の風は乾燥しているので直撃しないようにしてください。あまりに乾燥していて、
サボテンでも枯れるくらいです。
剪定・切り戻し
アデナンサス・ウーリーブッシュの新芽が動き始めるころの5月に、葉っぱが残るように半分〜三分の一の高さまで
切り戻します。完全に地際で切ると、新芽が出にくいので注意します。
切った枝は
挿木で増やすことも可能です。夏に枯れることが多いで挿木で保険をかけておくといいです。挿木自体は普通の手順と同じで、まず挿木を
水揚げします。水揚げの際にネメデールを入れておくと発根しやすくなります。
赤玉土小粒5+
ピートモス5の苗床を用意し、ここに切り口側の葉っぱをむしった、長さ10cmの挿木を挿して、明るい日陰で管理していると発根します。
確実に発根するわけじゃないので、10本くらいやっておきましょう。
病害虫
害虫はあまり見られない。
栽培上の問題は害虫よりは夏の蒸れです。
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