レンゲソウ(蓮華草・紫雲英)

科名 | マメ科 |
属名 | レンゲ属 |
学名 | Astragalus sinicus |
別名 | 蓮華草・紫雲英 |
水やり | 水を好む |
場所 | 外の日なた |
難易度 | 初心者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
目次
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レンゲソウ(蓮華草)とは?

レンゲソウは豆科です。マメ科の特徴として移植を嫌いますので、種から育てるのが一般的です。いったん芽を出したら、植え替えはできません。
こぼれダネで増えますから、翌年も出るかもしれません。
草丈15cm
花いろピンク、白
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水やり

でもあまり長い間、土が濡れているとよくありません。生育不良になります。
肥料

レンゲソウは、植えて育てた後は、レンゲソウごと畑や水田に漉きこんで肥料にするもの(緑肥)です。
植え付け・種蒔き
時期
種まきは暖地・中間地で9月下旬から11月中旬。寒冷地で8月9月。冬を越して気温が上昇すると開花する。3月4月に種まきをしても発芽するが、花をつけるためには5度以下の環境で二週間を経ないといけない。よって春の種まきは発芽しても開花はほとんどない。種まきではなく、春に苗が流通することもあります。苗を鉢やプランターに植えることも可能です。
用土

中性か弱酸性の土を好み、酸性の土が苦手です。酸性になっている場合は、石灰を混ぜ込んで中和してください。酸性度は土壌酸度計測器で調べるといいです。
種まきの手順
最初はJAやネットや店頭で種を買って撒きます。順調に育てば、花の後にサヤ状の実が出来ますので、これを収穫しておいて翌年は種を撒きます。もしくはそのまま放置しておきます。一般的には庭に直播します。レンゲを生やす場所の土を深さ15cm〜20cmほど掘り返し、種を撒いて土をかぶせて、水をやります。土の量は種が見えなくなる程度です。レンゲは光に当たって発芽するので、あんまりガッツリ土をかぶせると発芽しないので、なんなら土は被せないでもいいです。
乾燥しないように水をやって、明るい日陰で管理していると種まきして2日か3日で発芽します。発芽温度は15度から25度。生育温度は10度から20度です。
苗を植える
レンゲソウの苗を植えることも可能です。一般的な鉢植え・庭植えの手順と同じですが、レンゲソウは根が傷つくと生育不良を起こすので、植え付けの際に土をほぐさず、根をいじらないようにして植え付けるようにします。
管理場所・日当たり

種の採取と保管

特徴・由来・伝承
昔は、稲作が終わるとレンゲソウの種を撒いていました。これはマメ科の植物の特徴である、空気中の窒素を土中に取り入れる作用を利用したものですが、最近では化学肥料の浸透や、レンゲソウを好んで食す害虫の広がりから、レンゲソウを見かけることはなくなりました。知っている年代にとっては水田のレンゲソウの光景は郷愁を誘うものです。シロツメクサとは似ては居ますが別種です。
17世紀に日本に渡来して明治以降に広がりました。
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