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バタフライピー(蝶豆)の育て方…種まきの時期は?冬越しもできなくもないです

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バタフライピー
目次
バタフライピーとは?
植え付け
管理場所
水やり
肥料
剪定・切り戻し
収穫・ハーブティー
病害虫
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学名などの基礎データ
バタフライピーの開花時期…植え付け・植え替え時期…月別スケジュールです。最終更新
植物名
バタフライピー
科名
マメ科
属名
チョウマメ属
学名
Clitoria ternatea
別名
蝶豆・クリトリア
耐寒
10度
水やり
水を好む
場所
外の日なた
難易度
初心者向け
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バタフライピーとは?

バタフライピーはマメ科ハーブです。青い花が咲き、花をハーブティーにすると、青いハーブティーになり、そこにレモン汁(酸性)を入れるとピンク色に変わります。リトマス試験紙と同じです。ただしハーブティーとしては美味しくないので、他のハーブとブレンドして飲むといいです。

夏の間に開花し、寒さに弱く冬には枯れる一年草扱いの植物です。栽培は簡単。グリーンカーテンにもなりますが、グリーンカーテンとしてはちょっと影が弱いので、ヘチマゴーヤアサガオなどと混植にした方がいいです。
大きさ・草丈・樹高1m〜3m
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育て方のまとめ

●5月以降に苗を買って植えるか、種まきして育苗して植える。
●根が傷つくと生育不良を起こすので、土がほぐさず、根をいじらないで植える。
●夏に開花する。夏の暑さや直射日光には強い。
●鉢植えは土が乾いたら水をやる。
●庭植えなら自然に降る雨だけでほぼ大丈夫。
●庭植えなら追肥は不要。鉢植えも様子を見て追肥する。
●花をハーブティーに。サヤも食用に。
●冬までには枯れる一年草扱い。

参考リンク
ハーブティーにできる家庭菜園で育てやすいハーブ
グリーンカーテン
一年草のハーブ
コモンマロウ
ボリジ
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植え付け

種まき

種まきもできます。4月〜6月の霜が降りなくなってから種まきをします。種まきの前日にヤスリで表面に傷をつけて、一晩水につけておきます。水につけると発芽率が上がります。直播でもいいですし、苗を作って植えてもいいです。

ビニールポットに用土を入れ、種子を蒔いて、その上に1cmほど土を被せます。バタフライピーは嫌光性で土を被せないと発芽しません。

あとは水をかけ、乾燥し切らないように管理していると発芽します。発芽温度は20度前後と高めなので、早くに種まきしても温度が足らずになかなか発芽しませんから、最高気温が18度以上になってから種まきをしましょう。
発芽したら間引いていきます。ポットで本葉が5枚以上になったら、鉢植えか地植えにします。
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植える時期

生育温度は15度以上とかなり高温なので、最高気温がそのあたりになってから植え付けます。5月以降が適しています。多少遅くなっても、夏の高温時期の生育は早いので大丈夫です。

用土

用土は一般的な培養土か、自作する場合は赤玉土6腐葉土4に化成肥料を少量を混ぜたものを使います。

土をほぐさないで植える

バタフライピーは根が傷つくと生育不良を起こすので、植え付けるときはポットの土をほぐさないで、土を落とさないようにして、そのまま植え付けます。苗を買う時もできるだけ新しいものを買います。長いこと店で生育していると根がポット内でトグロを巻いて、植え付けても根が広がらないことがあります。
●バタフライピーは移植はできません。一度植えたら移動できないので、植える前によく考えましょう。

鉢植え

鉢植えにする場合…鉢はできるだけ大きなものを用意します。直径30cmに1苗です。それ以下だと夏に水切れするかもしれません。プランターなら2苗。鉢底の穴を網で塞いで、軽石を2cm入れて、用土を入れて、苗を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をやります。

ツル性なので絡ませるものも用意します。鉢植えの場合は行燈仕立てにしていくといいです。行燈仕立てにするならホームセンターに行燈仕立て用の支柱がありますのでこれを買って誘引します。

庭植え

庭植え(地植え)にする場合はバタフライピーは根を深く張るので30cmの深さに掘ります。掘り出した土に対して2割か3割ほどの腐葉土か堆肥を混ぜ込んで用土とします。庭土の場合は化成肥料は不要です。株と株は30cm以上空けて植えます。

同時に支柱かネットを張って誘引していきます。ネットに誘引してグリーンカーテンにするといいです。もしくはフェンスなどに絡ませます。また、20cm以上に伸びたら摘芯をして脇枝を出させます。
●グリーンカーテンにする場合は、バタフライピーでは葉っぱが小さくて影が弱いので、ヘチマやゴーヤと混植するといいです。

管理場所

日当たりで管理します。バタフライピーは生育温度は15度以上で、夏の暑さには強く、夏の直射日光にも強いので、対応する必要ないです。

越冬させる?

耐寒温度は10度以上で暖地であっても戸外の冬越しはできません。室内に取り込めばできるかもしれませんが、ネットやフェンスに絡まっているものを取り込むって現実的じゃないので、毎年、苗を買い替えるのが通常です。

水やり

鉢植えなら土が乾いてから水をやります。夏はよく生育し、高温で蒸発するため水切れを起こしやすい。朝と夕方の2回、しっかりと鉢底から水が出るくらいにやります。それでも水切れを起こすなら、鉢の側面に日光が当たらないように、何かで遮光してやります。

庭植え(地植え)なら自然に降る雨だけでほぼ大丈夫です。ただし、夏の乾燥時期は水切れを起こしますので、葉っぱが萎れるようなら庭植えでも水をやります。

肥料

バタフライピーはマメ科でマメ科は空気中の窒素を土中に取り込んで栄養とするので肥料は基本的に不要です。庭植えであれば追肥は不要。鉢植えであれば、様子を見つつ緩効性肥料を少量か、薄い液体肥料をやります。

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剪定・切り戻し

20cm以上になったらツルの先を切ると、その下の葉っぱの根本から新芽が出てきて、枝が増えます。枝が増えると花も増え、収穫が増えます。摘芯はその後も、何度も繰り返して脇芽をどんどん増やしていきましょう。

収穫・ハーブティー

バタフライピーの花を集めて、ティーポットで3分ほど蒸すとハーブティーができます。バタフライピー単体には、ちょっとマメの風味があるだけで、ほとんど味がないので、レモングラスレモンバームミントなどと合わせて、そこに蜂蜜を加えて飲むといいです。

花を摘まずにそのままにしているとサヤができ、種子ができます。種子を収穫しておいて、袋に入れて常温保存しておき、来年の5月に種まきすれば毎年、栽培・収穫も可能です。
●花自体は一日花で1日で落ちます。
●若いサヤは食べられますが、まぁ美味しいわけじゃないので無理に食べないで。
●青いハーブティーがピンクになるハーブにコモンマロウボリジがあります。ですが、バタフライピーの青さはピカイチです。

病害虫

アブラムシが発生します。ハーブティとして利用するのであれば、薬剤は使わずに手で取るか、水流で吹き飛ばします。
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