レモングラス(ウエストインディアン・レモングラス)の育て方

科名 | イネ科 |
属名 | オガルカヤ属 |
学名 | Cymbopogon citratus |
別名 | ウエストインディアン・レモングラス |
水やり | 水控え目 |
場所 | 外の半日蔭 |
難易度 | 中級者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
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レモングラスの育て方

5月に苗を植え付け、葉っぱを茂らせてから、夏以降に葉っぱを収穫。苗を五つでも植えると、一家庭では消費しきれない量が収穫できます。日本の環境ではほとんど開花はしません。
まとめ
●レモン系ハーブティとしては優秀な方。それに収量も多く、用途も多い。
●5月以降に苗が出回り、これを植えれば収穫可能。
●越冬もできなくもないが、面倒なので毎年苗を買い換えるという人は多い。
●冬に枯れ込んだら地上部を刈り込んで、腐葉土などを被せて防寒すれば越冬可能。もしくは掘り上げて鉢植えにして室内で管理する。
●水やりは乾燥気味に。
●4月から10月の生育時期は様子を見て肥料をやる。
●種まきからも育てられます。
●レモン系ハーブティとしては優秀な方。それに収量も多く、用途も多い。
●5月以降に苗が出回り、これを植えれば収穫可能。
●越冬もできなくもないが、面倒なので毎年苗を買い換えるという人は多い。
●冬に枯れ込んだら地上部を刈り込んで、腐葉土などを被せて防寒すれば越冬可能。もしくは掘り上げて鉢植えにして室内で管理する。
●水やりは乾燥気味に。
●4月から10月の生育時期は様子を見て肥料をやる。
●種まきからも育てられます。
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花言葉
レモングラスの花言葉は、爽快、爽やかな性格、凛々しさです。風味から来てるんでしょうね。
水やりと
地植えにした場合で、根付いてしまえば自然に降る雨だけで、ほぼ大丈夫です。鉢植えの場合は土が乾いていたら水をやります。ススキのよう・・・雑草のよう・・・なので、放置しておいても問題ない気がしますが、極端に乾燥すると枯れてしまいます。
冬も乾燥し過ぎないように水やりをしてください。
●水をやりすぎると根腐れを起こすので注意します。土がずっと濡れているようだと根腐れします。
肥料
気温が高い生育期(4月〜10月)はよく葉っぱが伸びて肥料を必要とします。緩効性肥料を1ヶ月に一回か、液肥を一ヶ月に二回か三回ほどあげてください。肥料が少ないからと枯れることはありませんが、葉っぱが細くなって葉色が悪くなるので、収穫するのであれば、追肥はしましょう。冬は成長が止まっているので肥料はやらないでください。
●肥料の頻度は例です。土の成分によっても変わってきますので、様子を見つつ調整してください。
種蒔き
普通は苗を買って植え付けますが、種子からも育てられます。発芽温度は20度以上。霜が降りなくなる5月あたりにポットに土を入れ、1cmの穴をあけて、そこに2つか3つの種子を入れ、土を被せて水をやります。乾燥しないように水をやり、日陰で管理していると発芽しますので、間引いて一本立ちにします。葉っぱが10cm以上になったら植え付けましょう。植え付け
植え付け時期非常に繁茂し、大きく育つので庭植えにするのがよい。5月以降に植え付けます。4月にすでに苗は出回るんですが、4月下旬はまだ関東では霜が降りることがあるので、4月に購入した場合は5月まで植え付けは待った方がいいです。もしくは鉢植えにして霜の当たらない軒下で管理した方がいいです。
●株分けは4月〜5月に行います。株の葉っぱを一本〜数本に分けて植え付けると別株になって育ちます。植え付けてから1週間ほどは根付くまでしっかりと水をやるようにしてください。
用土
用土はさほど選びませんが、酸性の土を嫌いますので、庭の土で植えるける場合は、植え付けの2週間前に石灰を混ぜ込んで中和しておきます。そして植え付けの1週間前に腐葉土か堆肥を元の土に対して1割ほど追加してよく混ぜ、化成肥料を1平方mあたり70gほどやります。肥料は控えめです。
鉢植えであればハーブ用の培養土を使うといいです。自作する場合は赤玉土7腐葉土2川砂1を混ぜたものを使います。ハーブ用を使うといいです。
●用土配合例…赤玉土7調整済みピートモス3
植え付け
庭に苗より一回り大きな穴を掘って植え、水をしっかりとやります。植え付けの際は土を崩さないで植えましょう。植え付けて1週間は根が土に馴染んでいないので水切れしないようにします。
●レモングラスは根から他の植物の生育を阻害する成分を出しています(アレロパシー)。なので周囲に他の植物が生えにくくなります。
●小さい鉢(6号鉢とか)でも育つ。もちろん収量は少なくなりますけど。
参考除草・草取り・草刈り・防草のまとめ
●小さい鉢(6号鉢とか)でも育つ。もちろん収量は少なくなりますけど。
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収穫

ハーブティ
レモン系ハーブティの中では飲みやすい。売ってる市販のレモングラスのハーブティーと同じ味か、近いです。カモミール・ミント・レモンバーム・レモンバーベナなどと何種かブレンドさせるといい。緑茶との組み合わせもいいです。
ハーブティーにする場合は、葉っぱを2cm〜3cmほどに切ってお湯で3分〜4分蒸らします。
ドライにする場合は、束ねて天日干しします。もしくは電子レンジで3分から6分ほど加熱してパリパリにして水分を飛ばして保存します。
レモン系ハーブティの中では飲みやすい。売ってる市販のレモングラスのハーブティーと同じ味か、近いです。カモミール・ミント・レモンバーム・レモンバーベナなどと何種かブレンドさせるといい。緑茶との組み合わせもいいです。
ハーブティーにする場合は、葉っぱを2cm〜3cmほどに切ってお湯で3分〜4分蒸らします。
ドライにする場合は、束ねて天日干しします。もしくは電子レンジで3分から6分ほど加熱してパリパリにして水分を飛ばして保存します。
●乾燥させて保存すればいつでもハーブティを飲めます。
●フレッシュ(=生)とドライで香りが違うので、どちらを使うのかはお好みで。
●ドライにしたものをちょっと水に入れるとレモン水になります。
●紅茶にちょっと入れるってのもいい。
●フォーの出汁、トムヤムクンの材料に使い、東南アジア風の味付けによく使われます。レモングラスとニンニク・鶏肉・ターメリックとナンプラーと砂糖で味付けしても美味しい。
●葉っぱを編んでコースターやマットを作る人もいる。使うたびにレモンの香りがする。
●フレッシュ(=生)とドライで香りが違うので、どちらを使うのかはお好みで。
●ドライにしたものをちょっと水に入れるとレモン水になります。
●紅茶にちょっと入れるってのもいい。
●フォーの出汁、トムヤムクンの材料に使い、東南アジア風の味付けによく使われます。レモングラスとニンニク・鶏肉・ターメリックとナンプラーと砂糖で味付けしても美味しい。
●葉っぱを編んでコースターやマットを作る人もいる。使うたびにレモンの香りがする。
管理場所・日当たり

越冬
レモングラスは熱帯の植物で、耐寒温度は5度と寒さには弱い方。冬になると関東より北では確実に戸外での越冬は不可です。霜に当たると枯れてしまいます。庭植えしている場合は刈り込んで、ワラやムシロなどで防寒してやれば、越冬も十分、可能です。また、庭植えしているレモングラスを鉢に移し替えて、室内など暖かい場所で管理すれば越冬可能です。越冬に成功すれば4月下旬〜5月に芽吹きます。
ただし、そこまでして越冬させるより春に苗を購入したほうが気が楽です。春に植えて冬までに枯れる「一年草」として割り切ってしまう人も多いです。
鉢植えにして室内に取り込めば越冬は難しくないです。室内の暖房をかけている部屋では夜に暖房を切っても5度以下にはなりにくいからです。室内の日当たりで管理すれば越冬は可能です。
●関東ならベランダで越冬可能。
●地植えの冬越しで、株の上に発泡スチロールを被せるといい。
●地植えの冬越しで、株の上に発泡スチロールを被せるといい。
水挿しで越冬も
レモングラスは寒さに弱く、関東では越冬不可。そこで室内に取り込むのが通常ですが、レモングラスは非常に頑健な植物で切り取って水につけておくと、根が生えてきます。というわけで、冬は切った葉っぱを水につけて越冬してもらい、春になったらそれを庭に植えて増やすことも可能です。
レモングラスは寒さに弱く、関東では越冬不可。そこで室内に取り込むのが通常ですが、レモングラスは非常に頑健な植物で切り取って水につけておくと、根が生えてきます。というわけで、冬は切った葉っぱを水につけて越冬してもらい、春になったらそれを庭に植えて増やすことも可能です。
害虫
ほとんど発生しない。特徴・由来・伝承

イネ科であり、見た目はススキに似ています。