コモンマロウの育て方

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コモンマロウ(ウスベニアオイ)

コモンマロウ
科名アオイ科
属名ゼニアオイ属
学名Malva sylvestris
別名ウスベニアオイ
みずやり水を好む
場所外の日なた
難易度中級者向け
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開花
植え
肥料
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栽培の特徴

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コモンマロウで流通しているのは二種
コモンマロウという名前で流通しているのは「ウスベニアオイ」と「ゼニアオイ」です。両者には若干の性質の違い、見た目の違いがある。ゼニアオイは道端に生える雑草。完全に帰化しています。ウスベニアオイも頑健な植物ではありますが、そこまではびこっていません。流通している「コモンマロウ」のほとんどが「ウスベニアオイ」の方ですが、どちらもコモンマロウとして流通上はほとんど区別なしになっています。
ハーブとして
ウスベニアオイの花を乾燥させてハーブティにすると青いお茶になり、そこにレモンの果汁を垂らすとピンクに色が変わります。この「青い」というのがほんとうに澄んだ青で驚きます。ハーブティには炎症を抑える効果があります。
デカくなるよ!
アオイ科なのもあって草丈が1.5mになります。大きいです。ハーブって楚々としていると思い込んでいる人が多いので気をつけましょう。ただしゼニアオイはせいぜい60センチから80センチ。比較的小さくまとまります。
まとめ
●コモンマロウはアオイ科のハーブの宿根草。冬は地上部が消えるが春には芽吹く。
●暑さには強い。
●冬には地上部が消えるが、根が枯れていなければ春には芽吹く。土が凍結すると根が傷んで枯れてしまうので、土が凍結するような寒冷地ではマルチングをして凍結を防止する。
●よく繁茂して育てやすい。
水やりは普通。土が乾いていたら水をやる。冬は地上部がなくなるが、鉢植えの場合は水やりは必要。
●春から秋に肥料を。
●日当たりで育てる。
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水やりと肥料

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冬は控えて、夏はしっかりと
冬は地上部が枯れます。しかし冬も地下では根が生きているので鉢植えならば乾燥しすぎない程度に水をやり、庭植えで雨ざらしになっているならば、そのままにしておきます。
●冬の水やりの頻度は環境にもよる。土が乾いてから数日経って水をやる程度。

春以降は一般的な植物同様に「土が乾いたら水をやる」ようにします。本来は比較的乾燥に強い植物です。ですが夏は乾燥しやすく、すぐにクタっとなるので、朝と夕方の二回、しっかりと水をやってください。
●鉢植えは水切れが起きやすい。夏は朝夕二回しっかりと水やりをやる。
●庭植えにした場合でも水切れが起きるので様子を見て水をやる。
●鉢植えの場合、春は逆に水のやりすぎに注意する。

肥料を
植え付けのときに庭植えにするならば堆肥を混ぜておきます。その後は緩効性肥料を根本にやってください。鉢植えの場合は、春から秋にかけて月に二回程度、液体肥料をやります。

植え付け・植えかえ・種蒔き

植え付け・植えかえ・種蒔き
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直根性につき、移植不可
コモンマロウ(ウスベニアオイもゼニアオイも)は直根性といって、一本太い根が伸びるタイプです。このタイプはこの根が傷つくと生育が止まり、枯れてしまうこともあります。移植はどうしても根が傷ついてしまうので、無理です。またホームセンターなどで売っている苗も、植える時は根が傷つかないように土を崩さずにそのまま植えます。植えるときに土をギューギューと押さえないようにします。
●植え替えの時は土を落とさず、根を傷つけないようにすればできる。

酸性を嫌う
酸性の土を嫌いますので、庭植えする場合は前もって一週間前に苦土石灰を混ぜておきます。
用土
鉢植えにする場合は、花と野菜の土を利用します。ハーブですが肥沃な土を好みますし、ホームセンターなどで売ってる培養土ならば水はけは十分です。庭植えするならば、庭土に2割か3割ほど腐葉土か堆肥を追加してよく混ぜてから植えます。庭の土が粘土質で水はけが悪いならば、川砂や軽石などをいれて水はけを良くするといいです。
植え付け手順
鉢植えの場合は、鉢底の穴をアミで塞いで土が出ないようにしてから軽石を2センチから3センチほど入れて、軽石の上に土を入れ、株を入れて、隙間に土を入れていき、最後に水をやります。鉢底から水が出るまで水をやってください。
●植え替えの場合は古い土を一切落とさず、根を傷つけないようにして、古い鉢から抜き出し、ひとまわり大きな鉢を用意して、鉢底に網と軽石を入れて、その上に株を入れて、用土を隙間に入れていきます。最後に水をやって完成です。
●根を傷つけると生育不良を起こす。

庭植えの場合は、コモンマロウは酸性の土を嫌うので植え付ける二週間前に苦土石灰をまいて中和させておく。根鉢の深さ30cmの穴を掘って、掘り出した土に腐葉土か堆肥を3割ほど混ぜて、半分ほど土を戻して、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。
●ポット苗を植える場合、ポット苗の土を崩さないこと。根を傷つけると生育しなくなる。
●コモンマロウは移植ができないので、植えつける時に「この場所で問題ないか?」と考えてから植える。草丈が高くなるが問題ないか?とか。

管理場所・日当たり

管理場所・日当たり
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日当たりを好む
コモンマロウは日当たりを好みます。少々の半日陰でも枯れることはないでしょうけど、日当たりで。鉢植えにしていて夏のあまりに水切れを起こしてしまうならば夏は半日陰に移動させて水切れを防ぎます。
●夏は朝と夕方の二回水やりをするが、それでも追いつかない場合がある。原因は環境(気候)もあるが、根詰まりしていたり、土が劣化していて保水力がなくなっていることもある。素直に半日陰に移動させたほうがいい。


冬は地上部が寒さで枯れて消えるが、根が枯れていなければ春には芽吹いて開花する。しかし、土が凍結するほどの寒さに当たると根が枯れてしまうので、土が凍結する寒冷地では秋に腐葉土やワラなどでマルチングして凍結しないようにする。
●鉢植えならば、冬は凍結しないような場所に移動させる。冬は地上部がないので日当たりである必要はないです。

その他

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アブラムシが発生します。ハーブティにしないのであればオルトランの利用も。食べるならば、見つけ次第補殺します。

特徴・由来・伝承

特徴・由来・伝承
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ゼニアオイは葉っぱの中央が凹んでいて「銭」のようになっています。そっくりでほとんど見分けがつきません。雑草で生えていたらゼニアオイです。

マロウというと「malva属」全体を表しています。なので一口にマロウというと非常に多くあります。
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