ヒューケラ・べっぴんさんの育て方

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ヒューケラ・べっぴんさん
目次
ヒューケラ・べっぴんさんの特徴は?
水やり
肥料
植え替え・植え付け
植える場所・管理場所
病害虫
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学名や栽培スケジュール
x最終更新
植物名
ヒューケラ・べっぴんさん
科名
ユキノシタ科
属名
ツボサンゴ属
学名
Heuchera
耐寒
マイナス20度
水やり
水控え目
場所
外の半日蔭
難易度
初心者向け
ヒューケラ・べっぴんさんの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。
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ヒューケラ・べっぴんさんの特徴は?

ヒューケラ・べっぴんさん:ヒューケラ・べっぴんさんの特徴は?
ヒューケラ・べっぴんさんはユキノシタ科ツボサンゴ属の多年草ヒューケラ園芸品種。ヒューケラはそもそも冬の寒さに強く、夏の暑さに弱いのですが、べっぴんさんは夏の暑さにも強め。強いといっても夏越し余裕ということではなくて、多少強い程度です。通常のヒューケラと同じ育て方でいいです。

濃い緑のくず子、明るい黄緑の蹴上、表は銀気味の裏赤葉の物集女、赤〜渋い緑葉の乙訓、濃い赤紫の葉の烏丸、赤葉の鶏冠井、裏が赤で表は深い緑に銀がかる向日、濃い赤紫の壬生、葉っぱに切れ込みが入り深い緑に銀がかる梅津、濃い赤紫〜濃い緑の太秦、渋い緑の勝山と全て京都の地名が入っている。べっぴんさんというネーミングを考えるとその土地の女性をイメージしているのかな??
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水やり

鉢植えの水やり

鉢植えの場合は春と秋は土が乾いたら水をやります。夏は高温多湿が苦手なので様子を見て乾燥し切らないように水をやります。しかし、’べっぴんさん’は多湿になると腐ってしまうので、乾燥し切らないようにしつつ、蒸れない程度に調節しましょう。

冬も土が乾いたら水をやります。ただ、蒸発するスピードが遅くなっているので、頻度は減ります。

庭植えの水やり

’べっぴんさん’を庭植えにした場合は基本的には自然に降る雨だけでもいいですが、春と秋は乾燥しないように様子を見て水やりをしましょう。夏も乾燥し切らないように、かつ、蒸れないように調節します。冬は自然に降る雨だけでほぼ大丈夫です。

肥料

肥料は控えめが基本。春と秋に生育するので、この時期に液体肥料を2週に一回やるか、一ヶ月に一回少量だけ化成肥料をやります。

肥料が多いと’べっぴんさん’の葉っぱが大きくなってカッコ悪いので様子を見て調節します。

植え替え・植え付け

時期・頻度

庭植えでも鉢植えでも10月〜4月の活動が鈍い時期に’べっぴんさん’の植え替え・植え付けをします。生育が活発になるのは春で開花するのは春以降で、春までは変化は少ないです。

鉢植えの場合は土の劣化を予防するために2年に一回やりましょう。

用土

’べっぴんさん’は一般的な花と野菜の培養土で植え付けます。自作する場合は赤玉土6腐葉土4に化成肥料を混ぜたものを使います。理想としては培養土に川砂を1割か2割混ぜて水はけをよくして、水やりの頻度を上げて乾燥を避ける方が健康にはいいですが、頻度が多くなって面倒なので通常の培養土でもいいです。

鉢植えの植え付けの手順は?

最初は6号鉢に’べっぴんさん’を1苗を植えましょう。寄せ植えもできますが、他の植物に駆逐されたり、管理しづらいですし、ヒューケラ同士の寄せ植えでも陣地取りになって一方が負けるので1鉢1苗がよりよいです。

鉢の底には鉢底ネットで穴を塞ぎ、その上に鉢底石(軽石)を2~3cm程度入れます。その上に土を入れ、’べっぴんさん’の株を植え付けます。隙間に土を埋めていき、最後に水を与えます。

植え替えの手順は?

植え替えの場合は、古い鉢から’べっぴんさん’の株を取り出し、古い土を約3分の1取り除き、傷んだ根を整理します。掘り出した株は、茎がワサビのように成長している場合、このワサビ状の部分を地面に埋めるように新しい鉢に植え付けます。

また、植え替えの際には株分けも可能です。秋になり涼しくなった時期に行うと、綺麗な葉っぱが出てきます。植え替え後は1週間から2週間、明るい日陰で養生させると、回復が早くなります。

庭植えの手順は?

庭植えの場合、’べっぴんさん’を植え付ける2週間前には以下の手順を行います。まず、庭土を20cmほど掘り返し、苦土石灰をまいて土壌を中和させます。この状態を1週間寝かせ、中和が終わった後、掘り出した土に腐葉土を約3割から4割混ぜ、それに緩効性肥料を少量加えて用土を作ります。

用意した用土の半分を元の穴に戻し、その中に’べっぴんさん’の株を植えます。株を植えた後、周りの隙間に用土を追加し、最後にたっぷりと水をかけて植えつけを完成させます。

植える場所・管理場所

強い直射日光に当たると葉焼けしたり、乾燥で枯れることがあるので、庭植えにする場合は、年間を通して半日陰・木陰、もしくは明るい日陰にします。

鉢植えの場合は、春・秋・冬は戸外の半日陰、夏は木陰か明るい日陰に移動させましょう。大体は夏に乾燥か、蒸れで枯れてしまうので、大事なのは夏です。葉っぱがボロボロになっても株が完全に枯れていないなら、秋に涼しくなると復活するので、諦めずに管理しましょう。
べっぴんさんは夏の暑さに強いとされますが、それでもこれまでのヒューケラより少し強い程度です。しっかりと夏の高温多湿対策をしましょう。

冬の管理について

冬の寒さには強いのですが、霜に当たると葉が傷むので軒下などに’べっぴんさん’を移動させた方がいいです。寒さに当たって葉っぱが枯れても春に芽吹くので気にしないでもいいです。

病害虫

コガネムシヨトウムシ白絹病などが発生する。
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