ウィンターローズの育て方…ポインセチアとの違いは?

TOP > トウダイグサ科 > ポインセチア > 管理
ウィンターローズ
目次
ウィンターローズの特徴は?ポインセチアと何が違う?
水やり…冬は暖かい水で
肥料
管理場所
剪定は冬から春のどこかで
短日処理で来年も咲かせよう
植え替え
病気・害虫
関連記事
学名や栽培スケジュール
最終更新
植物名
ウィンターローズ
科名
トウダイグサ科
属名
ユーフォルビア属
学名
Euphorbia pulcherrima
耐寒
5度
水やり
水を好む
場所
日の当たる室内
難易度
中級者向け
ウィンターローズの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…剪定時期…月別スケジュールです。
スポンサーリンク

ウィンターローズの特徴は?ポインセチアと何が違う?

ウィンターローズ:ウィンターローズの特徴は?ポインセチアと何が違う?
ウィンターローズはトウダイグサ科ポインセチアの品種。つまり、ポインセチアの一種。花の部分がうねってカールしていて、その形状がバラのようなのでウィンターローズと名付いています。カールしているだけで八重咲きではないです。厳密にいうと中心部の黄色い部分が花で、ピンクの部分は苞(ホウ)です。

カールしているから無印ポインセチアと印象が違うんですが、カールしているだけ赤い部分が小さく見えるため、同じ価格だとどうしても小さめになりがち。しかし、この形状の独特さで、今までのポインセチアに飽きた人には嬉しい。あと、ちょっとポインセチアに比べると、寒さや性質が弱いですね。
ポインセチア ウィンターローズの商品画像
ポインセチア ウィンターローズの購入はこちら
Amazon
楽天市場
来年も同じように開花させるのは短日処理が必要で難しいので、今年限りと考えると気が楽です。栽培の手順はポインセチアと同じですのでそちらを参考にしてもらってもいいです。
スポンサーリンク

水やり…冬は暖かい水で

ウィンターローズの鉢植えの土に触れてみて、乾いていたら水をやります。水は鉢底の穴から水がしっかりと出るまでやります。受け皿にたまった水は捨ててください。水が切れると葉っぱが垂れてしまうので、それまで水やりをするようにします。ウィンターローズの葉の先がちょっと葉っぱが下を向くくらいで水をやるといいです。そのためには毎日観察することが大事です。

真冬に水道水の冷たい水をやると、根を傷めるので、ポットのお湯を薄めて、温かい水…30度くらいに調節するといいです。

肥料

春になって生育時期(夏を除く4月〜9月)になったら液体肥料を1週に一回か2週に一回くらいのペースで施肥します。もしくは一ヶ月に一回化成肥料をやります。

管理場所

生育温度は10度〜25度。

ウィンターローズやポインセチアは冬に流通するので寒さに強いと思いがちですが、メキシコ原産の植物なので寒さには弱い。10度以下で弱り始めます。耐寒温度は5度で、霜に当たると枯れますし、寒風に当たるとシナっとなってしまいます。

冬は室内のできるだけ日当たりで管理します。戸外ではダメです。店舗では店外に置いていることもありますが、あれはポインセチアが派手だから置いているだけです。

室内の日当たりで管理するってことは、窓の近くで管理することになります。ですが窓の近くは寒波が来て夜中に窓の近くだけ氷点下になることがあり、そうなると夜中に一発で枯れます。寒波がくるときは部屋の中央に移動させて寒さを避けます。暖房が直撃しないようにします。

寒さに弱め?

ウィンターローズの耐寒温度は5度と通常のポインセチアと同じとしているんですが、ポインセチアよりも冬に寒さで枯れやすい。枯らしても「難しいんだからしょうがない」と切り替えましょう。

春以降は?

春になって最低気温が10度以上になったら戸外で日光に当ててしっかりと育てます。これ以降の栽培はポインセチアや、4月のポインセチアの管理5月のポインセチアの管理を参考にしてください。

剪定は冬から春のどこかで

年明けから3月には、ウィンターローズの葉っぱが落ちて、ほとんど丸坊主になります。そういうものです。室温が高い家だと落葉はおさえられます。

2月〜5月のどこかで株全体を高さ半分まで切り戻しておきます。この剪定をすることで株が小さくまとまります。剪定しないと4月以降の生育時期に成長して大きくなってしまい、8月〜9月の短日処理をするときに困るので、剪定しておきましょう。

短日処理で来年も咲かせよう

ウィンターローズやポインセチアは短日植物で日が短くなることで花芽ができ、花芽ができないと開花しません。8月〜9月のどこかでダンボールを被せて、日光を遮断して「日が短くなったな」と勘違いさせます。これを短日処理といいます。

ちなみに戸外で管理し、街灯などの人工的な光がなければ、自然な昼の長短で開花はします。ただ、短日処理をした方が開花の確率が上がり、開花の色合いも綺麗になりやすいです。短日処理はかなり大変なんですが、一度はやってみるといいです。毎年やる人もいて、頭が下がります。

詳細はポインセチアを赤くする!短日処理のやり方のページを参考にしてください。

植え替え

来年も栽培するのであれば、4月〜5月になったらウィンターローズの植え替えをするといいです。詳細はポインセチアの植え替えのコツのまとめ(用土・鉢・時期)のページを参考にしてください。

病気・害虫

オンシツコナジラミカイガラムシハダニコガネムシの幼虫などが発生します。
スポンサーリンク
ポインセチア
ポインセチアの育て方
トウダイグサ科
7月のポインセチアの管理
7月のポインセチア…高温で芽とびするかも
ポインセチアの管理
ポインセチアの葉が落ちて枯れたらどうすればいいか
葉が落ちて枯れたらどうすればいいか?(ポインセチア栽培)
ポインセチアの管理
8月のポインセチアの管理
8月のポインセチアは涼しいところで管理・芽とび予防
ポインセチアの管理
6月のポインセチアの管理
6月のポインセチアは水のやりすぎ・過湿に注意
ポインセチアの管理