シクラメンの年間栽培スケジュール
目次
シクラメンの年間栽培スケジュール 冬(11月〜2月) 春(3月〜4月) 夏…休眠へ(5月〜7月) 休眠・植え替え(8月〜9月) 秋(9月〜10月)にはまた芽が出る こんな感じで芽が出ます月別の育て方関連記事スポンサーリンク
シクラメンの年間栽培スケジュール
このページでは
シクラメンの年間の栽培スケジュールをざっとまとめています。概要を掴めば、栽培のイメージがしやすくなりますよ。
冬(11月〜2月)
冬はシクラメンが開花し活動する時期。
底面給水がある場合は、底面給水に水が絶えずある状態にし、液体肥料を1週間に一回やります。肥料が切れると開花が鈍くなるのでできれば肥料を追加します。
管理場所は室内の5度〜15度の場所が適していて、氷点下・霜に当たると枯れ、20度以上になると花がしなびます。暖房がかかっている場所…例えばリビングでは昼間に18度以上になっているので避け、玄関や廊下などで管理します。
涼しい上で、できれば日当たりがよいですが、冬は日当たりより温度(5度〜15度)を優先します。
春(3月〜4月)
シクラメンは気温が高い時期は休眠するもので、
春になって気温が上昇すると開花が鈍くなり、徐々に葉っぱが落ちて、活動が鈍くなっていきます。戸外・室内の日当たりか
半日陰で管理します。涼しいところ(5度〜15度)で管理して日光と水と肥料があれば、まだ新しい葉と花が上がってきます。
この時期はまだ底面給水に水を溜め、必要ならば薄い液体肥料を週に一回やります。ただし、活動が鈍くなっているので、様子を見て水・肥料を減らします。気温が上昇して活動が鈍いのに水・肥料を今まで通りにやっていると球根が腐ります。
夏…休眠へ(5月〜7月)
徐々に気温が上昇して5月以降になったら、底面給水のカップは外しておきます。水が溜まっていると球根が腐る原因になります。夏は必ず風通しの良い涼しい日陰で管理します。肥料は一切やらない。
シクラメンを来年の冬にも咲かせるためには
夏越しが大事になります。夏越しは夏に完全に休眠させる方法と、休眠させないでチラホラと葉っぱを残すやり方と二種あります。
初心者は休眠させる方が簡単です。初心者は素直に春まで花を楽しんだら廃棄した方が気が楽です(育てなくちゃ!ってプレッシャーになるくらいならね)…が、余裕があれば挑戦してみましょう。詳細は以下のリンクを参考にしてください。
品種によって同じ環境であっても夏に休眠したりしなかったりです。葉っぱがあるなら水をやる。葉が無いなら水はやらない。休眠するにしてもしないにしても涼しいところで管理してください。あと、夏場はゴツゴツした球根しか見えないために、家族にゴミとして捨てられることが多い。前もって話しておきましょう。
休眠・植え替え(8月〜9月)
シクラメンの生育に適した時期の直前である8月〜9月は植え替えの時期です。植え替えの詳細は以下のリンクを参考にしてください。
他の時期でも根鉢を崩さなければ植え替えは可能ですが、この時期が最適時期です。
秋(9月〜10月)にはまた芽が出る
9月以降、気温が下がってくると、休眠していたシクラメンの球根も目を覚まして葉っぱを出し始め、水を欲しがります。土が乾いたら水をやるようにし、様子を見つつ薄い液体肥料を1週間に一回程度やります。明るい日陰から、できるなら半日陰、高気温(20度以上)にならないのであれば日向へと移動させます。
9月〜10月に葉っぱがよく出るのですが、茂りすぎると球根に日光が当たらず、ツボミが出てきません。そこで球根に日光を当てるために「葉組み」を行います。店頭のシクラメンの花が中央に寄っているのは葉組みをしているからです。詳細は
を参考にしてください。
こんな感じで芽が出ます
球根の上部に日光が当たることで、
花茎が伸びて、開花します。
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月別の育て方
最後に月別の栽培についてのページを紹介しておきます。
1月のシクラメンの管理
2月のシクラメンの管理
3月のシクラメンの管理
4月のシクラメンの管理
5月のシクラメンの管理
6月のシクラメンの管理
7月のシクラメンの管理
8月のシクラメンの管理
9月のシクラメンの管理
10月のシクラメンの管理
11月のシクラメンの管理
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