4月の管理…夏越しの予習をしてシクラメンを来年も
目次
4月のシクラメンの管理・手入れ夏越しの予習をしましょう!水やり肥料植えかえ管理場所・日当たり 寒さにまだ注意 暑さにも注意…ですが花と葉を抜く来月は?関連記事スポンサーリンク
4月のシクラメンの管理・手入れ
4月になると気温は上昇して、下旬になると高温になって休眠期に近づきます。株がうまく育って、高温じゃなければ5月も開花します。小輪系は5月も咲きやすいです。ちなみに関東では5月のゴールデンウィークでもたまーに霜が降ります。そのくらい寒いこともあります。
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夏越しの予習をしましょう!
シクラメンは雨季と乾季のある地域の植物で日本とは全く気候が違います。だからシクラメンはほったらかしていると、まぁ、普通に枯れます。次の秋冬に咲かせるためには手間をかけて
夏越しさせないといけません。
夏越しさせる場合には休眠する方法と、休眠させない方法があります。休眠する方では水を切って日陰で管理します。休眠しない方は葉っぱが残るので
水やりなどの手間がかかります。
水やり
水やりはこれまでと同様に。
土が乾いていたら、水をやります。土が濡れているならば水をやらない。水をやるときは球根と葉っぱに水がかからないようにします。水がかかるとそこが傷んでしまいます。
底面給水の鉢の場合は、変わらず水が切れないようにします。シクラメンは水が不足すると葉っぱがブヨブヨになるので、普段から葉っぱに触って具合を知っておくと良いです。
●葉っぱが少なくなっているので、水を吸い上げる力は弱くなっています。「土が乾いていたら水をやる」というのはこれまでと変わりませんが、水やりの頻度はかなり減ります。これまでと同じように水をやると球根が腐りますので注意。
●気温が20度以上になり、葉っぱが減っているなら、底面給水のカップを外して土へ水やりするようにします。カップに水をためると蒸れて球根が腐ります。
肥料
基本的に、もう花が咲かなくなるので、
肥料はやりません。無駄に肥料があると球根が腐る原因となります。ただ、まだ開花しそう、葉っぱが出てくるなら、説明書の規定量の2倍に薄い液体肥料を二週に一回か三週に一回程度やるといいです。ただ、もう高温時期なので、様子を見つつ調節します。
固形肥料は徐々に溶け出して効く肥料なので、調節しづらい。液体肥料を使いましょう。
植えかえ
4月はまだシクラメンは完全に休眠していません。理想は休眠空け直前の8月〜9月です。この時期に植え替えをするのならば、球根についている古い土を落とさないで植え替えをします。
用土は
赤玉土4
腐葉土4
パーライト1を混ぜたもので植え替えをします。ネットショップではシクラメンの
専用土というのも扱っていますから、できればそれを利用します。
植え替えのついての詳細は以下のページを参考にしてください。
用土については
を参考に。
管理場所・日当たり
できれば4月は陽に当てます。室内であれば、日光の当たる涼しいところで管理しましょう。一日に午前中だけ日が当たるような戸外の場所(
半日陰)でもいいです。
寒さにまだ注意
最低気温が10度以上なら戸外に管理してもいいです。4月はまぁ、暖かい時期ではあるんですが、まだ霜が降りることがあります。関東でも何年かに一回4月の下旬にも霜が降りることがあります。
●室内なら温度(寒さ)はもう問題ありません。窓の近くでもいいです。ただ、リビングなど暖かい場所(15度以上)には出来るだけ置かないでください。
●まだ暖房をしている場合は、暖房の風が当たらないようにしてください。暖房の風は乾燥していて直撃するとカリカリになって枯れます。
暑さにも注意…ですが
シクラメンは20度以上になると暑くなったなと考えて葉っぱを落として休眠しようとします。そのくらいの温度になるような場所は避けた方がいいです。ただ、5月以降は休眠しても不思議じゃない時期ですから、そこまで気を使って「高温」を避けるほどでもないです。休眠するなら、するがいいさ!くらいでもいいです。
花と葉を抜く
葉っぱが少なくなってきたでしょうが、まだまだ葉っぱが減ります。萎れた花や葉っぱはハサミで切らずに指でつまんでひねって抜いてください。切れ端が残ると
病気の元になります。
花を摘まないでいると
種子が出来ます。この種子から発芽させて増やすこともできなくもないです。
来月は?
先月の栽培は
を参考にしてください。
来月以降の栽培については
を参考にしてください。
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