プリンセスクローバーの育て方…地植えにするなら土はどうする?手順は?
目次
プリンセスクローバーの特徴は?地植えにするなら?鉢植えにするなら?栽培環境・日当たり水やり肥料病害虫関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- プリンセスクローバー
- 科名
- マメ科
- 属名
- トリフォリウム属
- 学名
- Trifolium repens cv.
- 耐寒
- マイナス10度
- 水やり
- 水を好む
- 場所
- 外の日なた
- 難易度
- 初心者向け
スポンサーリンク
プリンセスクローバーの特徴は?
プリンセスクローバーは
マメ科のトリフォリウム・レペンス(=
シロツメクサ)の品種。北欧で品種改良された寒さに強い
クローバーです。北欧というかヨーロッパで品種改良された植物ってなんか色が渋いんですけど、あちらはこういうのが好きなんだろうか。画像はプリンセスクローバーのエステルという品種。
品種はいくつもあり、それぞれに葉色が違い、プリンセスクローバーだけで
寄せ植えしてもカラフルなくらい。葉色は寒くなるほどに濃くなり、気温が上がると色が緑に近づく。なのでできれば秋〜冬に植えて、寒さに当てて色の変化を楽しみたいですね。
スポンサーリンク
地植えにするなら?
秋から冬〜春に苗を植え、
暖地・
中間地では暑さに弱いため、夏までに枯れる
一年草扱いとするのが通常。
もしも庭植えする場合は、土を作らずに深さ15cmの穴を掘って植えれば大丈夫。植えたら、しっかりと水をやってください。株同士は20cmは空けておきましょう。
クローバーはそもそも痩せ地でも育ち、空気中の窒素を土中に取り込んで豊かにし、根を張ってほぐしてフカフカにしてくれるものです。他の植物を植えるときのように庭土に有機物(
腐葉土・
堆肥)を入れる必要はないです。
でもプリンセスクローバーを大きく育てたいなら、庭土に腐葉土を足して、土を作って植えるといいです。このとき元肥として少量の化成
肥料があるといいですが、なくても問題はないです。
鉢植えにするなら?
用土は一般的な
培養土でいいです。
6号〜7号に1苗を植えると、徐々にいっぱいになります。基本的には1鉢1苗をおすすめしますが、8号〜
10号鉢なら3苗を植えられますし、プリンセスクローバー+2種の植物を植えられますよ。
植え付けは、鉢底の穴を鉢底ネットで塞ぎ、その上に鉢底石を2cm入れ、用土で苗を植え付けます。最後にしっかりと水をやってください。
栽培環境・日当たり
寒さに強く、地上部が枯れ込まない。仮に枯れても春になれば芽吹きます。春になるとシロツメクサらしい花が咲くのも嬉しい。夏の暑さに弱いが、
夏越しできなくもなく、日陰で管理すれば問題ないし、寒冷地では夏越しは問題なく可能で、それどころか夏も開花しつづける。
ただ、クローバー自体が「
植えてはいけない植物」に挙げられることもあるくらいに頑健で、春になると爆発的に株が大きく育ってきます。寒冷地では繁殖しすぎて困るかもしれないので、気をつけましょう。
水やり
水やりは普通に鉢植えなら土が乾いたら…で、庭植えにした場合はほぼ自然の雨だけで十分。日光を好むので秋・冬・春はできるだけ日当たりで育てましょう。
肥料
マメ科で窒素を土に取り込む性質があるので追肥は不要。ただし、植え付けのときに少し肥料があると調子がいいです。もちろん、その肥料もなくても別に問題はないです。
病害虫
春以降は病
害虫(
ハダニ・
アブラムシやその他)が発生するので、前もって
オルトランを散布しておくといいです。
スポンサーリンク
関連記事