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ブラッククローバーの育て方

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ブラッククローバー
目次
ブラッククローバー(クロバツメクサ)とは?
水やり
葉水
肥料
植え付け・植えかえ
管理場所・日当たり
病害虫
特徴・由来・伝承
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学名などの基礎データ
ブラッククローバーの開花時期…種まき時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。最終更新
植物名
ブラッククローバー
科名
マメ科
属名
トリフォリウム属
学名
Trifolium repens ‘Pentaphyllum’
別名
クロバツメクサ
水やり
水控え目
場所
外の日なた
難易度
中級者向け
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ブラッククローバー(クロバツメクサ)とは?

ブラッククローバー(クロバツメクサ)はマメ科トリフォリウム属(シャジクソウ属)の多年草クローバーシロツメクサ)の園芸品種。ブラッククローバーと呼ばれる品種はいくつかありますが、育て方はどれも同じです。

シロツメクサは三つ葉が一般的ですが、ブラッククローバーは四葉・五葉が多めです。なので、「ラッキークローバー」という名前で流通することがあります。

夏越しに気を使う必要がない地域なら、庭植えしていると、邪魔になるほど広がりますが、シロツメクサほどの繁殖力はなく、管理は十分可能。室内観葉用に流通していますが、戸外で育てるものです。

秋か春に植え付け、春に開花し、夏に暑さにやられて消えることがほとんど。冬はマイナス5度度前後までは耐えられますが、土が凍ったり、強い霜に当たれば枯れてしまいます。
草丈10cm
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水やり

土が乾いたら水をやり、土が濡れている間は水をやらないようにします。受け皿に水がたまっていたら水を捨てるようにしてください。春から秋は生育し、意外と水を欲しがります。過湿にすると腐ってしまうのですが、水が切れるとグッタリします。水切れしないように気をつけてください。

夏以降は気温の低下とともに水やりの頻度を減らします。冬は土が乾いてから数日経って水をヤル程度に控えます。
ところで、夏でも冬でも水をやるときは、鉢底から染み出るくらいにしっかりとやってください。減らすのは頻度です。

葉水

冬は土への水やりを控えて、葉っぱに霧吹きを掛けてあげます。冬は暖房で乾燥するからです。葉水と土への水やりの両方でバランスを取ってあげてください。

春以降も葉水をします。春以降は生育しますから、水の吸収も早く、葉水をすることで生育が盛んになります。また乾燥させるとブラッククローバーに発生しやすいハダニを予防できます。夏は特にハダニが発生しやすいので葉水が必要です。

肥料

鉢植えの場合は、真夏を除く、春から秋に掛けて液体肥料をやります。庭植えなら追肥は不要です。

マメ科というと空気中の窒素を取り込む性質があって、肥料は控える、もしくは肥料をやると枯れる――と思いがちですが、ブラッククローバーは少しは肥料が必要です。ですが肥料が多いと、徒長し、葉っぱが黄色く変色してしまいます。何事もほどほどに。
窒素分が不足すると模様が無くなり、普通の緑のクローバーになります。様子を見て液肥をやってください。

植え付け・植えかえ

時期

春か秋に植え替え・植え付けをします。鉢植えであれば毎年か2年に一回、植え替えをします。植え替え時期に株分けして増やします。

ブラッククローバーは根詰まりしやすく、根が詰まると枯れてしまいます。二年に一回は、株分けしたり、大きな鉢に植え替えるなどして、根つまりを解消してあげてください。

用土

用土は市販の培養土か、自作するのであれば赤玉土腐葉土4か、そこにピートモスを1混ぜたものを利用します。無理に作る必要はありません。一般的な培養土で十分です。

鉢植え

最初は6号鉢に1苗を植えましょう。

鉢底の水が抜ける穴を鉢底ネットで塞いで、その上に鉢底石(軽石)を3cm入れ、その上に用土をすこし敷き、その上に株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をやって完了です。
植え替えのときは、古い鉢から株を取り出し、古い土を3分の1ほど取り除き、根を整理して、植え替えをしてください。株分けもできます。適当に手でサックリと分けて植え替えれば株を増やせます。

管理場所・日当たり

夏以外の季節は出来るだけ日当たりで管理します。春と秋は戸外でしっかりと日に当ててください。

ブラッククローバーは日光が不足すると、茎がヒョロ長くなってしまいます。これを「徒長する」といいます。日光が不足した状況が長く続くと、いつのまにか消えてしまいます。

夏越し

真夏の暑さに若干弱く、鉢植えであれば半日陰に移動させた方が良いです。

夏の暑さに弱いと書いてありますが、地域によっては気にする事もない程度のことで、北関東なら、夏に元気がなくなっても枯れるほどではないです。もしくは夏には枯れるものと割り切りましょう。

越冬

マイナス5度まで耐えますから関東でも戸外で越冬可能です。霜に当たっても枯れませんが、葉っぱが傷むのでできれば避けたい。マイナス5度以下になる地域では鉢植えで室内に取り込んで、室内の日当たりで管理します。

病害虫

病気はハダニとアブラムシです。アブラムシには前もってオルトランを。ハダニは葉水をやってください。

特徴・由来・伝承

クローバーの変種で、葉っぱに黒い(紫?)模様があります。葉っぱは小さめ、クローバーに似た花が咲きます。かわいらしく、人気があります。

クローバーというと、似た葉っぱのものはラッキークローバーオキザリスの仲間)とか~~クローバーとか、名づけられて流通していますが、必ずしもクローバー(シロツメクサ)の仲間とは限りません。

ですが、このブラッククローバーはシロツメクサの仲間で、性質や育て方も近く、「四葉」が多いです。
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