クローバー・ティントの育て方…寄せ植えには向いてる?注意点は?

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クローバー・ティント
目次
ティントの特徴は?
水やり
肥料
植え替え・植え付け
管理場所
剪定・切り戻し
病害虫
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学名や栽培スケジュール
最終更新
植物名
クローバー・ティント
科名
マメ科
属名
トリフォリウム属
学名
Trifolium repens 'Tint'
耐寒
マイナス20度
水やり
水控え目
場所
外の日なた
難易度
中級者向け
クローバー・ティントの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…剪定時期…月別スケジュールです。
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ティントの特徴は?

クローバー・ティントはマメ科トリフォリウム属の常緑多年草クローバー園芸品種。ティントには葉色の違いで多種あり、しぶい色が多いですが、鮮やかなものもあります。

ティントはかなり強い性質。そもそもクローバーが強いんですが、さらにちょい強め。ティントを寄せ植えの一角に植えることがあるんですが、他の植物を駆逐することが多いので、寄せ植えにはしない方がいいでしょう。もしくは寄せ植えにして楽しんで、駆逐後にティントの鉢植えとして栽培するといいです。

葉の色が鮮やかなカラーリーフで、草丈が低いのでグランドカバーとしても適しています。ただし、繁殖力が強すぎて困ることもあるため、植えてはいけない植物としてよく挙げられる。庭植えにする前に、グランドカバーを参考にして他の植物も参考にしてください。

春になるとクローバー(シロツメクサ)らしい花が咲き、これも可愛らしいです。花にはミツバチが集まる蜜源植物です。虫が苦手な人は注意しましょう。ちなみに冬に寒さに当てないでいると開花が少なくなりますので、冬に室内に取り込んで花を咲かないようにして虫対策もあり?かな。

そもそも寒い地域の植物で、寒さに強いが、あまりに寒いと地上部が枯れます。暖地中間地では常緑。寒冷地では枯れますね。地上部は枯れても根が生きているので春には芽吹きます。

逆に夏の蒸れに弱く、梅雨前か夏前に刈り込んで蒸れを避けるといいです。蒸れて腐って枯れることはよくあります。刈り込んでおけば夏越しは問題ないです。

日当たりが良いと葉っぱの色が鮮やかになるので日当たりで管理しましょう。
草丈15cm
株幅25cm〜30cm
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水やり

クローバー・ティントを庭植えにした場合は自然に降る雨だけでほぼ問題ないです。

鉢植えの場合は、土が乾いていたら水をやります。冬に地上部がなくなっても、忘れずに水やりは継続させましょう。

肥料

クローバー・ティント:肥料
クローバー・ティントはマメ科で空気中の窒素を土中に取り込む性質があり、痩せ地や荒地でも育つ植物なので、追肥はなくても問題ないですが、あまり生育が良くない場合は、春や秋に液体肥料を2週に一回の頻度で施肥して様子を見てください。基本は追肥はしないし、やるとしても、あくまで控えめにしておきましょう。

植え替え・植え付け

時期

植え付けは2月〜5月で、この頃にクローバー・ティントの苗が流通しているので植え付けます。鉢にギッチギチに育ったら、春か秋に、土を少し落として、同じ大きさか少し大きな鉢に植え替えましょう。植え替えの頻度はほぼ毎年、最低でも二年に一回です。

用土

一般的な花と野菜の培養土で植え付けます。

自作する場合は赤玉土7腐葉土3を混ぜたものを使います。化成肥料は入れてもいいですし入れなくてもいいです。

鉢の植え付け・植え替えの手順は?

最初から8号の鉢にティントを1苗を植えるといいです。すぐに大きくなります。横長プランターなら横に2苗植えましょう。

鉢底の水が抜ける穴を鉢底ネットで塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、用土を少し入れ、株を置きます。株の土面が鉢のフチより1cm〜2cm下になるように調節します。この2cmは水やりの時に水が溜まるウォータースペースです。株と鉢の隙間に用土を入れていき、最後にしっかりと水をやって完成です。

植え替えの場合は、古い鉢から株を取り出し、古い土を3分の1ほど落とし植え直します。用意する新しい鉢は鉢は以前と同じ大きさの鉢でもいいですし、1号か2号だけ少し大きな鉢でもいいです。

庭植え(地植え)の手順は?

庭土を深さ15cm〜20cmほど掘り、そこにティントの苗を埋めます。痩せ地でも育つので腐葉土や堆肥を庭土に混ぜなくてもいいです。株を複数植える場合は株同士を20cm〜30cm空けて植えましょう。

管理場所

日当たりで育てます。日当たりが良いとティントの葉色がよくなります。葉色が魅力なので日当たりで管理しましょう。

寒さには非常に強いので、防寒は不要です。ただ雪が積もったり凍結すると地上部が枯れてしまいます。地上部が枯れても春には芽吹きますし、寒さに当たらないと花が咲きにくいので、必ず戸外で管理します。強い寒さに当たると春になってもなかなか動きがないことがあり、不安になりますが、徐々に復活するので気にしないで管理しましょう。

夏の暑さにはそこそこ強いのですが、蒸れると枯れます。梅雨前・夏前に刈り込んでおいて、鉢植えであれば、風通しの良いところに移動させます。

剪定・切り戻し

夏に蒸れて枯れ込みやすいので、夏前〜梅雨前に株全体を刈り込んで風通しをよくしておきます。傷んだ葉っぱや枯れた葉っぱをむしっておきましょう。

病害虫

アブラムシハダニが発生します。
害虫よりは夏の蒸れの方が問題。
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