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アナガリスの育て方

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アナガリス
目次
アナガリスの特徴は?
水やり
肥料
植え付け・植えかえ・種蒔き
管理場所・日当たり
切り戻し・摘芯
病気・害虫
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学名などの基礎データ
アナガリスの開花時期…種まき時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。最終更新
植物名
アナガリス
科名
サクラソウ科
属名
ルリハコベ属
学名
Anagallis
別名
ルリハコベ
耐寒
マイナス5度
水やり
水控え目
場所
外の日なた
難易度
中級者向け
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アナガリスの特徴は?

アナガリスは温帯亜熱帯に自生するサクラソウ科アナガリス属の植物。一年草で日本にも自生するアナガリス・アルベンシス(Anagallis arvensis)、多年草のアナガリス・モネリー(Anagallis monelli)、ピンク花が咲くアナガリス・テネラ(Anagallis tenella)などが流通しています。中でもモネリーがよく園芸目的で流通しています。

痩せた土地でも育ちます。水はけのいい土地を好みます。花は1日花で咲いた日のうちにしぼんでしまいます。アナガリスというと一般的には青い花のモネリーですが、他の色合いのものも徐々に流通し始めています。

匍匐気味に伸びます。摘芯してあげると脇芽が出てきて大きく育ちます。摘芯はツルの先を切って脇芽を出させることです。ツルが30センチ以上になったらしてください。

日当たりのいい場所で、春~秋に掛けて咲きますが、夏は暑さと湿気で花が休みます。湿気に弱いので7月に刈り込んで風通しをよくしてやると秋から、また葉が伸びて花を咲かせます。多年草で、冬の霜にも強いのですが、何年かすると株が弱って消えてしまいます。そこで種を取っておいて株を更新してあげます。
草丈10cm〜50cm
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水やり

鉢植えの場合は土が乾いたら水をタップリやります。土が湿っているようなら水は控えてください。乾燥気味を好みます。

庭植えの場合は自然に降る雨だけでほぼ大丈夫です。あまりに日照りが続いたり、乾燥が続くようなら水やりをする程度です。

肥料

肥料は植え付け時に市販の土に含まれているものと、春と秋に1回ずつ液体肥料を与えれば充分です。アナガリスは痩せ地でも育つ植物で、肥料を与えすぎると、花が咲かなかったり、茎が伸びすぎて徒長してしまいますので、控えめにしましょう。
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植え付け・植えかえ・種蒔き

時期

秋に苗が流通します。秋に植え付けをして、冬を越し、春から花を咲かせます。夏越ししやすい品種を選ぶと良いです。それでも切り戻しはしてください。

鉢でも庭植えでもどちらでもOK。

用土

植え付けの土は市販の花と野菜の土で行います。自作する場合は赤玉土6腐葉土4に化成肥料を混ぜたものを使います。庭植えの場合は庭土に腐葉土か堆肥を追加して、用土とします。

庭土の水はけが悪いなら、川砂・軽石小粒・パーライトなどを入れて水はけをよくして植えましょう。

種まき

20度前後で発芽します。3月〜4月か9月〜10月に種まきをし、育苗してから植え付けるといいです。

ビニールポットに栽培用土か種まき用土を入れ、種をまき、土を軽くかぶせます。土を掌で軽く圧をかけて、土と種を密着させると発芽しやすくなります。乾燥しないように水をやり、明るい日陰で管理していると発芽します。発芽して本葉が3枚〜4枚になったら、庭や鉢に植え付けてください。

鉢植え

鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に鉢底から水が出るまで水をやってください。

多年草のアナガリスは鉢に根が回ったら、植え替えをしましょう。植え替えをするときは古い土を3分の1ほど落として、同じ大きさの鉢かひと回り大きな鉢に植え替えます。株分けも可能で、適当にサックリと分けて、それぞれを植え直しましょう。

庭植え

深さ15cm〜20cmの穴を掘り、掘り出した土に腐葉土か堆肥を2割か3割混ぜて、化成肥料を少量入れて、よく混ぜて用土とします。 穴に半分ほど土を戻して、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。複数株を植える場合は株同士は25cm〜30cm空けて植えてください。

管理場所・日当たり

日当たりのいい場所を好みます。痩せていて水はけのいい場所を好みます。

夏越し

アナガリスは暑さと蒸れに弱く、非常に枝分かれがよく茂るので、夏前に切り戻しをして風通しをよくしてやらないと夏越しは難しいです。鉢植えで移動ができるなら、風通しの良い半日陰に移動させましょう。

一年草タイプは開花後に枯れるので、別の植物に植え替えるといいです。

越冬

マイナス五度まで耐えますので、霜に当たっても枯れません。寒冷地でなければ戸外で越冬します。寒冷地では鉢植えにして、室内の日当たりで管理します。

切り戻し・摘芯

花が終わった5月〜6月の梅雨前か夏前に株全体を半分の高さまで刈り込んで、傷んだ葉っぱを取り除き、風通しをよくしておきます。蒸れると葉っぱが腐って、徐々に弱って、株全体が消えてしまいます。

これは花ガラ摘みと、摘芯と蒸れ対策を兼ねていますので、必ずやっておきましょう。

病気・害虫

アブラムシがつきます。オルトランを前もって撒いておきます。
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