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ドウカンソウの育て方

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ドウカンソウ
目次
ドウカンソウ(道灌草)の特徴は?
水やり
肥料
植え付け・植えかえ・種蒔き
管理場所・日当たり
病気・害虫
特徴・由来・伝承
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学名などの基礎データ
ドウカンソウの開花時期…種まき時期…植え付け・植え替え時期…月別スケジュールです。最終更新
植物名
ドウカンソウ
科名
ナデシコ科
属名
バッカリア属
学名
Vaccaria hispanica
別名
道灌草
水やり
水を好む
場所
外の半日蔭
難易度
初心者向け
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ドウカンソウ(道灌草)の特徴は?

ドウカンソウ(道灌草)は中国〜ヨーロッパ〜アジアに自生するナデシコ科ドウカンソウ属(バッカリア属)の一年草。以前は「サポナリア・バッカリア」だったので、今でもサポナリアで流通することがあります。

秋に種をまき、それが冬を越して春以降に伸びて夏までに枯れる。そんな感じです。ドウカンソウ(道灌草)は一回植えるとこぼれ種で翌年も生えてくる強い植物なので、これといって手を掛ける植物ではありません。

江戸時代に渡来したときに道灌山の薬草園で栽培されたことが名前の由来。

ピンク種と白花種があります。
花言葉清い心、友の思い出
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水やり

鉢植えなら土が乾いたら水をしっかりとやります。

庭植え(地植え)にした場合は、自然に降る雨だけでほぼ大丈夫ですが、あまりに乾燥しているなら水やりをしてください。

肥料

肥料をやると背が高くなりますが、茎が弱く、背が高くなると簡単に風に押されて倒れてしまいます。背が高くなってしまったら、支柱を立てて、支柱とサポナリアを一緒にくくるようにして紐で縛ってしまいます。

そこまでして育てる植物じゃないので、肥料は控えましょう。

植え付け・植えかえ・種蒔き

時期

秋に種まきして、苗を作って植えます。

一年草なので植え替えることはないです。

用土

一般的な培養土で植え付けます。もしくは培養土にパーライトや川砂や軽石小粒を入れて植えましょう。庭植えの場合は、庭土に腐葉土堆肥を入れて用土とします。

あんまり肥沃な土に植えると非常に大きくなり、風や雨に押されて倒れやすくなりますので、植えつけるときの肥料も控え、その後の肥料も控えます。

種まき

発芽温度は15度〜20度。秋まきして冬を越して夏に開花させます。

ビニールポットに土を入れ、種をまき、うっすらと土をかぶせて、乾燥しないように水をやって、明るい日陰で管理していると、発芽します。発芽したら、間引いて一本にして、これを鉢植えや庭植えにします。

移植が苦手なので、ポット内に根が回る前に植え付けてください。

もしくは移植が苦手なので、土を作って庭に種を直まきします。

鉢植え

7号〜8号鉢に1苗を植えます。

鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、鉢底石が出ないようにし、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れます。その上に用土を入れて、株を入れて、株と鉢の隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。 水が底の穴から出るまでしっかりとやってください。

庭植え

深さ30cmの穴を掘り、苦土石灰を混ぜて中和させます。中和反応は1週間〜10日かかるので、反応が終わってから、掘り出した土に腐葉土か堆肥を3割か4割混ぜて、よく混ぜて用土とします。

穴に半分ほど土を戻して、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。複数株を植える場合は株同士は20cm〜30cm空けて植えてください。

支柱を立てる

茎が弱く、横風で折れてしまいます。肥料を控えて、小さくなるようにしても、そもそも折れやすいので、支柱を立ててくくって倒れないようにします。

管理場所・日当たり

日当たりのいい場所を好みます。

耐寒温度はマイナス15度〜マイナス25度でかなり寒さに強いので、冬は防寒は不要です。

夏の高温多湿が苦手で、枯れてしまいます。

病気・害虫

アブラムシハダニが多少発生することがあります。

特徴・由来・伝承

最近では切花で市場に出荷されることもあり、見た感じカスミソウに似ていますが、茎が弱く、カスミソウの代わりにはなりきれて居ません。また、花は水下がりがしがち。

育てやすい植物です。

以前はサポナリア属でしたが現在はバッカリア属に移動していますが、サポナリアとして流通することもあります。
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