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ベビーサンローズの育て方

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ベビーサンローズ
目次
ベビーサンローズとは?
水やり
肥料
植え付け・植えかえ
管理場所・日当たり
剪定・挿木
病害虫
特徴・由来・伝承
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学名などの基礎データ
ベビーサンローズの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。最終更新
植物名
ベビーサンローズ
科名
ツルナ科
属名
アプテニア属
学名
Aptenia cordifolia
別名
ハナツルソウ・アプテニア
水やり
水控え目
場所
外の日なた
難易度
初心者向け
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ベビーサンローズとは?

ベビーサンローズはツルナ科アプテニア属の多年草。夏の暑さにも強く、冬の寒さにも強い。地を這うタイプで頑健。石と石の隙間のような場所でも根を生やし、生育期には他の植物のテリトリーまで侵食することもあります。デザインの都合がある場合は早めに切り戻してしまいましょう。

マツバギクの近種で葉っぱの感じも似ています。育て方も似ています。花を楽しむというよりは斑入り品種が観葉植物として流通していることが多く、花も咲き乱れるというよりは、葉っぱの間にポンポンと点在する感じなので、花より葉かなと思います。可能ならば斑入り品種を買いましょう。
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水やり

乾燥に強くて逆に水のやり過ぎに弱く、頻繁に水をやると腐って枯れてしまいます。土が乾いたらたっぷりとやり、濡れている間は水をやらず、土が乾いてから数日経って水をやる程度で十分です。受け皿の水が溜まっていたら捨ててください。
庭植えの場合は自然に降る雨で十分です。

真夏(8月)は高温多湿で弱るので前もって枝をさばいて風を通した上で、水やりを控えましょう。

冬は寒さで活動が鈍っていて水を吸い上げないでの水やりを控えます。水やりは一ヶ月に一回かそれ以下でもいいです。

肥料

痩せ地を好むので、肥料を与えすぎると、花が咲きにくくなったり、葉っぱが茂るばかりになります。生育期(真夏以外の4月〜10月)には液体肥料を月に1回あげれば充分です。やらないからといって枯れることもありません。
●真夏は暑さで花が止まり、生育が止まるので肥料はやらないでください。冬も寒さで生育が止まっているので肥料をやらないでください。

植え付け・植えかえ

時期・頻度

鉢の底から根が出てくるようなら根詰まり寸前なので植え替えをします。最低でも2年に一回植え替えをします。植え替え時期は春か秋に行います。

地を這うタイプで、グランドカバーとしても寄せ植えの前景としても、ハンギングにも使えます。

用土

市販されている花と野菜の土(培養土)で植えるか、赤玉土7腐葉土3を混ぜた土で植え付けをします。もしくは多肉植物の土を使います。一般的な水もちのよい培養土を使う場合は、水やりの頻度を減らしましょう。
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鉢植え

古い鉢から株を取り出し、古い土を半分ほど落とし、傷んで変色した根をハサミで切ります。鉢は以前と同じ大きさでもいいですし、ひとまわり大きなものでもいいです。根を深く張らないですので、浅いものでいいです。

新しい鉢の底の穴を網で塞いで、軽石を3cmほど敷きます。その上に用土を入れて、株を入れて、用土を隙間に入れていきます。このまま水をやらずに1週間は日陰で養生し、それから水をやるようにします。
植え付け直後に水をやる根腐れしやすい。

参考:植え替えする理由

庭植えの手順

植え付けの1週間前に深さ15cmほど掘り返して、腐葉土か堆肥を2割ほど混ぜ込んで、用土としておきます。土の水はけが良いものがいいので、軽石か川砂を入れて水捌けをよくしてから植えましょう。もしくは、多肉植物の土でそのまま植えます。植え付けのときに株間を20cm空けて植えます。横に広がるので、多少空けてもいずれは埋まります。

管理場所・日当たり

日当たりを好みますので、日当たりで管理します。頑健で暑さには全く問題はありません。ただ、夏の高温多湿で弱ることがあるので、前もって枝を捌いて風通しをよくして、水やりを控えるといいです。

冬の管理場所

冬も弱い霜(0度前後)くらいなら多少当たっても枯れませんが、傷むので軒下など霜の当たらない場所で管理します。南関東でも越冬します。強い霜(マイナス5度くらい)に当たると枯れるので寒冷地では冬は室内に取り入れましょう。

剪定・挿木

茎が伸びると、株元から下葉が落ちていき、ひょろ長く伸びて、先に葉っぱがあるよう頭でっかちな状態になりますので、こまめに切り戻して脇芽を出させて、コンモリと仕上げるといいです。

切った茎は、土に挿していると発根します。挿木株は水やりを控えて乾かして管理します。水やりが多いと挿木が腐ってしまいます。

病害虫

ほとんどないですが、乾燥気味に管理するのでハダニが発生することがあります。薬剤で駆除しましょう。

特徴・由来・伝承

ベビーサンローズ:特徴・由来・伝承
丈夫で、手間を掛けない方がノビノビと育つので、植えたあとは気にかけずホッタラカシがいいかもしれません。

葉っぱに斑の入っている品種は葉っぱを見るだけでも可愛いです。葉っぱを楽しむ観葉植物として流通してきました。花にはあまり期待しない方がいいです。ただとにかく頑健。水をやりすぎて腐らせることがあるくらいでしょうか。

葉っぱは多肉系のプクプクしたもの。株は匍匐(ホフク)して地面を覆って広がります。
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