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アメリカンブルーの育て方

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アメリカンブルー
目次
アメリカンブルー(エボルブルス)
水やり
肥料
植えかえ
管理場所
摘芯
病気・害虫
特徴・由来・伝承
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学名などの基礎データ
アメリカンブルーの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。最終更新
植物名
アメリカンブルー
科名
ヒルガオ科
学名
Evolvulus L.
別名
エボルブルス
水やり
水を好む
場所
外の日なた
難易度
初心者向け
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アメリカンブルー(エボルブルス)

アメリカンブルー(エボルブルス)は中央アメリカ原産のヒルガオ科エボルブルス属の多年草。耐寒温度は5度なので越冬も出来ますが、苗がそれほど高くないので、一年草扱いです。頑健で初心者向きの植物で、春に植えて秋まで青い花が咲きます。夏はあまりの暑さに花が休みます。
草丈20cm〜40cm
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花をたくさん咲かせるコツ

つるが30センチ以上になったら摘芯をします。摘芯は、伸びた芽の先を切り戻して、脇芽が出すことです。結果大きな株になります。というか摘芯しないと花つきが悪いです。摘芯した上で、日光に当て、肥料をやりましょう。

「ネットで見たほど咲かないなぁ」「ラベルの写真みたいに咲かないなぁ」と思いませんでしたか? アメリカンブルーを沢山咲かせるためには摘芯・切り戻しをして脇芽を出さないと、あんな風に花が咲かずに、ちょぼちょぼっと咲くだけで、つるがバサバサと伸び放題になります。
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水やり

生育中は土が乾いたら水をタップリとやってください。鉢植えの場合は鉢の底から水が流れるくらいにやってください。ただ、過湿には弱いので、真夏以外は土が濡れているときは水やりはしないでください。
梅雨前に一旦切り戻しをすると過湿を防げ、脇芽が出て夏を越えると花がパっと咲きます。

夏の水やり

真夏は水切れに注意にします。朝と夕方の2回、水をやります。昼に水をやると水が沸騰して根を傷めることがありますので昼は避けましょう。2回水やりしても、どうしても水切れするならば、半日陰に移動させましょう。

冬の水やり

冬は寒さで生育が止まっているので、鉢の土が乾いて数日経ってから水やりをします。表面が乾いていても土中に水が残っていて、頻繁に水をやると根腐れを起こします。よくわからない場合は、土壌水分計で計測して、水やりの判断をしましょう。
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肥料

アメリカンブルーは非常に長期間、開花するので、10日に1回は液体肥料を与えてください。肥料が少ないと花が少なくなります。肥料がなくても枯れませんが、花のつきと花の色の濃さが違います。開花しない時期は肥料をやらないでください。

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植えかえ

時期

春〜夏に鉢植えを購入してそれを管理して秋まで栽培します。寒さで枯れた場合は植え替えることはありません。越冬して、また春以降も栽培する場合は植え替えが必要です。

越冬させると鉢が窮屈になってきます。鉢底から根が出ていたら春に植え替えをします。植え替え時期は春から秋にかけてならば問題ありませんが、3月か4月に植え替えておくといいです。
普通は一年草として扱います。

用土

市販の土で植え付けをします。自作するならば赤玉土腐葉土4を混ぜた物を使います。

鉢植え

古い鉢からアメリカンブルーの株を取り出し、古い土を三分の一ほど払い落とし、見える範囲でいいので腐って黒ずんだ根を切って捨てます。できれば土を落とさないで、ひとまわり大きな鉢に植え替えた方がダメージが少なくて良いです。

一回り大きな鉢を用意し、鉢底の水が抜ける穴を鉢底ネットで塞いで、その上に鉢底石(軽石)を3cm入れ、その上に用土をすこし敷き、その上に株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をやって完了です。

庭植え

苗を春〜夏に植え付けることもあります。

庭土を20cm掘り返し、土に腐葉土か堆肥を2割〜3割足し、化成肥料を規定量入れて混ぜて用土とします。穴に半分の土を戻し、苗を配置します。苗同士は20cm〜30cm空けて植えましょう。苗をすこし深く植えると、よく新芽が出てコンモリと茂ります。

苗の隙間に用土を入れて、最後にしっかりと水をやります。

管理場所

春~夏に掛けては日当たりのいい場所で管理してください。直射日光にも負けない強い植物です。日当たりが悪いと花付が悪くなり、茎がひょろひょろになります。

越冬

霜に当たると枯れてしまいますので、冬は5度以下にならない、室内の日当たりのいい場所に移動させます。寒冷地では室内(関東は室内で越冬)。暖地であれば軒下で越冬します。室内で越冬させると年々モサモサに育ちます。室内で管理しても寒さに当たって葉っぱが全て落ちることもありますが、春になると芽が出るかもしれませんので処分しないで、水をやりつつ春まで管理しましょう。
秋に枝を何本か水に挿して発根させて冬越しさせることもできます。

摘芯

アメリカンブルー:摘芯
ツルの先にしか花がつきませんので、摘芯・切り戻しをして脇芽を出してやらないと、花が少なくなりますし、つるがわさわさと伸びるだけで、こんもりとかわいくなりません。

花がひと段落ついて、ツボミが見当たらなくなったら、全体を三分の一ほど切り戻しをします。開花時期は何度も切り戻しをします。

病気・害虫

ハダニ
ハダニが発生します。ハダニは葉っぱに水を掛けることで予防ができますので、時々は上から水をバシャーっと掛けてあげて下さい。
ハダニ
ハダニ
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灰色かび病
低温・高湿度の環境で発生する白いカビです。風通しをよくしておくと発生を抑えられます。
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特徴・由来・伝承

アメリカンブルーという名前は、輸入業者が、アメリカの青い花という程度の安易なネーミングで、最近は「エボルブルス」という種の名前を使うことも多くなっています。略して「アメブ」。
2000年以前は結構高価な苗でしたが、今では一つ100円を切るものも多いです。

ブルーコーラルという品種は花つきがよく、徒長(ヒョロっと伸びること)しないので人気があります。少々高くてもコチラがおすすめ。

一般的に流通しているのは「ブルーデイズ」
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