ブロッコリーの育て方

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ブロッコリー

ブロッコリー
科名アブラナ科
属名アブラナ属
学名Brassica oleracea
水やり水を好む
場所外の日なた
難易度上級者向け
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開花
植え
肥料

目次

  1. ブロッコリーの育て方
  2. 栽培の環境
  3. 水やり
  4. 肥料
  5. 栽培作業
  6. 病害虫
  7. 品種
  8. 特徴・由来・伝承
  9. SNSボタン・関連記事
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ブロッコリーの育て方

ブロッコリーの育て方
文章の修正
文章の修正ブロッコリーはアブラナ科一年草の野菜。食べる部分を頂花蕾(チョウカライ)と呼びます。頂花蕾を切ると脇芽で出てくるのは側花蕾(ソクカライ)です。側花蕾をメインにした品種もあります(スティックセニョール・すずなりブロッコリーなど)。畑がある場合は、初心者でも収穫できます。8月に苗が出回り、これを植えて早生種は12月前後、晩生種は春に収穫というパターンが一般的。3月下旬に植えて6月に収穫しますというパターンもあるが家庭菜園では一般的ではないです。花が咲くと食べられませんので、もうちょっと大きくなったらいいなぁ、と思っているうちに綺麗な菜の花が咲いて食べられなくなります。
早く収穫できる早生品種(シャスター・エルデ・すばる…など)がありますので、初心者はこれらの品種から挑戦して下さい。
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栽培の環境

文章の修正日当たりで管理して下さい。日当たりが悪いと生育が鈍くなります。しかし、日光が少ないから収穫できないというわけではなく、収穫が遅れるだけです。なので半日陰でも収穫は可能です。

発芽は20度前後。生育に適した温度は15度から20度。気温が25度を超えると花芽ができずに、ツボミがうまく形成できなくなります。ブロッコリーはある程度生育してから、「寒さに当たって」花芽が出来ます。寒さに当たらないと花芽が出来ません。花芽ができないということは収穫がないということです。

水やり

文章の修正土が乾いていたら水をしっかりとやります。畑でもプランターでも同じです。夏に植え付けする場合、植え付け後は乾燥で根付きにくいです。水が切れないようにしっかりと水やりをしましょう。

肥料

文章の修正ブロッコリーは肥料食い
元肥として1平方mあたり150gの肥料をやります。
植えつけてから二週間たったら、追肥をします。化成肥料を1株あたり50gほど根本から20cm〜30cmほど離したところに撒いて、土に混ぜ合わせておきます。また、同時に土寄せします。その後、ツボミが見えたらまた同様に追肥をします。ブロッコリーは肥料食いで、肥料が切れないようにするのがコツです。

ブロッコリーは肥料ぐいで肥料がないと生育が非常に鈍くなります。「なんか生育が悪いなー」と思ったら肥料切れを疑います。肥料は水に溶けて、ブロッコリーに吸収されるので水やり・雨が少ないと吸収されずに生育が止まりますので、この場合は、水やりをします。
●固形肥料は効くまで時間がかかるので、すぐに効かせたい場合は液体肥料をやります。

栽培作業

春蒔き・夏蒔きの栽培の違い

文章の修正種まきは春まきと夏まきに分けられます。夏蒔きは気温が高すぎて苗作りは難しいが、栽培は簡単ですので、一般的には夏蒔き・夏植え・冬収穫です。春蒔きの場合は、2月〜3月に育苗するのですが、この場合は発芽温度が足らないので、育苗に加温設備が必要になります。その上、春蒔き・春植えにするとモンシロチョウ・病気などの被害が多く、栽培は大変です。
●猛者はブロッコリーを2月に種まき、3月定植、5月に収穫。収穫後はスイカメロンを植えて夏に収穫。9月にブロッコリー苗を植えて冬に収穫と繰り返す。

種まき(7月〜8月)

文章の修正種からでも、苗からでもできるが…
ブロッコリー・カリフラワー類はキャベツに比べると種子からの苗作りが難しい。特に夏の苗作りは難しい。そこで一般的には苗をホームセンターで買って植え付ける。

発芽の温度は20度〜25度とかなり高い。種子の発芽率がよくポットで育苗しなくても、直接畑の畝に三粒か四粒を30cm間隔でまいてもOK。ただ、畑に蒔くと鳥・ナメクジダンゴムシ・アオムシなどに食べられるので、セルトレイ・ポットで大きくなってから畑に植える方がいいです。

ポットに種まき用の培養土を入れ、三つか四つの種子を重ならないように蒔いて、水をやり、5mmほど土を被せます。ポットの上から濡らした新聞紙を被せて乾燥を防ぎます。乾燥しないように管理していると3日か4日で発芽します。
●種まき用の培養土を使うこと。普通の培養土では肥料の濃度が強すぎるため。
●気温が35度前後になると発芽しにくくなる。8月に育苗することになっているが、まだ涼しい7月中旬に作って、そのまま管理して8月下旬に植える人もいます。
●スプラウト用ブロッコリーの種子は一袋に大量に入っていてお得な気がしますが、スプラウト用のブロッコリーはスプラウト用なので、普通に栽培すると変なブロッコリーになります。スプラウト用のルッコラは普通に育つ。
●種子をまいて苗を育てると一定の確率でキャベツが出る。これは仕方が無い。
●25度以上になるとツボミがうまく生育しなくなります。収穫ができないということです。
●種子は5年以内であれば発芽はする。それ以降は発芽率が落ちる。

発芽後(7月〜8月)

文章の修正発芽したら、半分に間引きます。発芽後は新聞紙を外し、日陰か寒冷紗などで遮光した場所で管理します(日光に当てないと徒長する)。朝に水やりをして、夜には土が乾いているくらいの状態を目指します。夜も濡れていると徒長するからです。本葉二枚になったら、三粒のうち一番元気なのを残して、あとは間引いてしまいます。間引いたものは「かいわれ大根」感覚でサラダにして食べてしまいます(農薬を使っていないならね)。

本葉が5枚になったら8月下旬〜9月に畑に植え付けます。10月の種まきでも収穫はできますが、収穫は年明け3月前後になります。9月種まきはギリギリ年内収穫できる品種&地域もあると思う。どちらにしても収穫は可能です。
●苗の時点では比較的暑さに強いが、育ってくると弱くなる。7月・8月に育苗するのはそのため。
●移植は出来る。ただし普通はしない。

用土・土づくり(8月〜9月)

文章の修正ブロッコリーは酸性土壌を嫌います。鉢植えの場合は一般的な花と野菜の培養土で植え付けます。庭植え(畑)の場合は、植え付けの2週間前に苦土石灰で中和し、さらに植え付けの1週間前に腐葉土堆肥を元の土に対して2割〜3割ほど追加して1平方mあたり化成肥料150gを入れて混ぜて用土とします。
●昨年、アブラナ科の植物を植えていた場所は生育不良を起こしやすいので避けてください。
●折れた脇芽を土にさしておくと苗になる。その後収穫も出来る。

畑に植える(8月〜9月)

文章の修正畑に植える場合は二週間前までに、苦土石灰を撒いて耕しておきます。これで中和させた土に、植え付けの1週間前に堆肥(腐葉土)と化成肥料を混ぜて、ウネを作ります。畝は高さ10cm〜15cm幅40cm。よく畑で山になって並んでいるこんもりしているアレです。あそこに間引いて本葉が5枚以上になったら植え付けします。株間は30cm空けます。苗は深植えしないようにしてください。植え終わったらたっぷりと水をやります。
文章の修正ブロッコリーは虫に食べられるのでトンネルで防虫ネットを張りましょう。
●最高気温が10度以上のうちは害虫にやられます。春ほどではないですが、被害はあるので防虫ネットは貼ります。また、収穫近くになると鳥被害があるので、どっちみちネットは必要です。
●7月に種まきして苗を作って9月に植えた場合、苗が老化している。老化苗は根を切って更新するといいです。
●ブロッコリーは脇芽を収穫するなら株間60cm欲しい。脇芽は追肥をしないと美味しくない。

鉢植え(8月〜9月)

文章の修正プランターの場合は2株
プランターで育てる場合は65cmのプランターで二株植えます。もしくは尺鉢(直径30cmの鉢)に一株植えます。用土は市販の花と野菜の土です。
文章の修正プランターや鉢でも育つが、大きくならない。小さく育つ。ただし、味が凝縮されるような気がする。

1回目の追肥・土寄せ・中耕

文章の修正植え付けて2週間ほど経ったら、追肥をします。1株あたり化成肥料50gを土にパラパラと撒いて、土を混ぜておきます。また、ブロッコリーの株元に土を寄せます。ブロッコリーは少し高く伸びて、バランスが悪くなってグラグラするので、土寄せはしましょう。中耕は土をほぐすことで、中耕することで根に空気が入って生育がよくなります。また、雑草を避けにもなります。

ブロッコリーは肥料ぐいで肥料が切れると生育が止まります。追肥は必ずやりましょう。また、肥料は水に溶けて吸収されるので、水やりもしないと吸収できません。雨が少ないと生育が止まるのは肥料切れの可能性があります。その場合は水をやれば生育します。

2回目とそれ以降の追肥

文章の修正1回目のさらに2週間後に追肥をします。もしくは小さな頂花蕾が見えたら1回目の同量の追肥します。同様に土寄せ・中耕をします。

頂花蕾を収穫した後に、側花蕾(=脇芽ブロッコリー)を継続して収穫する場合は、追肥を継続します。追肥が少ないと茎が硬くなり、甘みがなくなり、苦くなります。
●ちなみに脇芽を土に挿していると発根して新株になり、更新できます。ブロッコリーを何年も栽培することも可能。普通はしませんが。
●ブロッコリーの花芽がどうしても出ないときは、根切りをして根を更新する。ブロッコリーの周囲にスコップを入れて根を切る。

ヒヨドリ対策(10月〜)

文章の修正ブロッコリーが大きくなってくると、ヒヨドリが大挙してやってきて、中心部を足場にして葉っぱをついばみます。そして、食べたらすぐに糞をします。なので、花蕾付近が糞にまみれ、とてもじゃないけど食欲がなくなります。

対応策としては防鳥ネットを張るしかありません。防鳥じゃなくても、とにかくネットを張ります(寒冷紗・不織布でもなんでも)。ネットはブロッコリーにかけるのではなくて、ブロッコリーの周囲に支柱を立てて張るか、トンネルに張ります。ネットが粗いと隙間から葉をついばむので細かいものにします。
●近所に野良猫が住んでいるだけでヒヨドリ被害は減る。
●食べるものが無いヒヨドリはブロッコリーの葉っぱを食べる。なのでもっと美味しいものがあると、そちらに行く。餌場を作って、餌をやっていると被害は減るが、ヒヨドリが増えるんじゃないか??
●鹿も食べにくる。

冬について(12月〜2月)

文章の修正ブロッコリーは寒さに強く、戸外で越冬します。雪が降っても雪の下で春を待っています。雪解けを待ち、3月に収穫しましょう。寒さに当たって葉っぱが紫になりますが、病気ではありません。寒さに対する反応です。
●カリフラワーの花蕾は雪に当たると傷んで腐るが、ブロッコリーは大丈夫。
アブラムシは真冬でもつく。

収穫(10月〜3月)

文章の修正8月〜9月に植えた場合、早生種であれば11月前後に収穫。晩生種は年明けの3月前後に収穫。3月に植えた場合は5月〜6月に収穫します。

ブロッコリーはの花蕾は花が咲く直前まで育てると直径25cm〜30cm前後まで大きくなるが、花が咲いてしまう。花蕾が黄色くなってきたら咲く前に収穫して食べる。直径20cmの早取りがよいです。

ブロッコリーを最初に収穫すると、その後、脇芽から小さなブロッコリー(側花蕾)が出てきます。このうち大きなものを残して、また収穫することが出来ますが、この脇芽ブロッコリー(側花蕾)を次々食べることも可能。この脇芽ブロッコリーが甘くて茎まで美味しいと人気です。ただし、脇芽ブロッコリーを継続して収穫するためには追肥をしっかりと継続する必要があります。肥料が切れると生育が鈍くなり、味も落ちます。

人によってはこの脇芽のブロッコリーが大好きで、この脇芽ブロッコリーをメインとした「茎ブロッコリー(スティックセニョール・すずなりブロッコリー)」などもあります。茎ブロッコリーは暑さに強く、長期間収穫も可能です。ただ、メインの最初の大きな花蕾はなく、ずっと脇芽ブロッコリーです。大きな花蕾を収穫できつつ、脇芽がよくでる品種もあるので、これを育てると花蕾+脇芽収穫がはかどります。例:ハイツSPなど。
●ブロッコリーは気温が高いと、成長が早い反面、収穫し遅れることが多い。収穫が遅いと食感が悪くなる。
●ブロッコリーは頂花蕾を切って収穫したら、その茎に水が溜まって茎が腐る。気温が高い時期は腐りやすい。
●ブロッコリー類の調子がいいとブルームで葉っぱが白くなることがある。これは水を弾く「ロウ」で、植物の自衛のためのもので病気じゃない。茹でると落ちる。
●ブロッコリー栽培とカリフラワー栽培の最大の違いが、この脇芽栽培があるかないかで、ブロッコリーはメインの花蕾と脇芽栽培で2回美味しいのに対して、カリフラワーは花蕾を一回収穫だけ。なのでブロッコリー栽培の方が多い。
●ブロッコリーは茎も美味しい。天ぷらにするといいです。小さく切って炒めると美味しい。ただ、筋っぽいので、皮を厚めにむくようにする。葉っぱも食べられる。
●脇芽ブロッコリーは徐々に細くなり、細くなるほどに伸びずに開花する。そうなったら収穫は終了。
●収穫が終わったら、そのままグシャグシャにして肥料にして土に還すといいです。
●開花すると株が弱り、枯れてしまうが、花芽を摘んでいると多年草のように何年も栽培が可能になる。毎年、収穫ができるが、何年かすると生育が悪くなる。おそらく株の老化が原因だろうと思う。
●種子も取れるが、サヤから種子を取るのが面倒。百均で種子を売っているのでスプラウトにするなら、それでやった方がいい。
●ブロッコリーは個体差が大きく、同じ条件でも同じようには育たないので、成長が遅くてもやきもきしてはいけない。

病害虫

文章の修正アオムシ・アブラムシ・バッタなど
アブラナ科なのでアオムシやアブラムシやバッタ、ナメクジ、いろんな虫がつきます。一番の予防方法はトンネルで防虫ネットを張る。そして早期発見・早期対処です。見つけ次第捕殺、駆除します。プランターの場合は寒冷紗(=防虫ネット)で覆って、虫が卵を産み付けられないようにします。畑の場合も防虫ネットをトンネルで張って、予防します。最高気温が10度を切ると虫は発生しなくなりますが、今度はヒヨドリが啄みにくるのでネットは張り続けましょう。
●防虫ネットをしていても土の中にコガネ虫の幼虫がいることがある。
●害虫を食べてくれる「アシナガバチ」。アシナガバチは植物と虫と「水場」があると飛んで来やすい。ブロッコリーの畑の周囲に睡蓮鉢などで水場を容易すると良い。ただし、アシナガバチの危険性を理解しておくこと。
●虫に葉を食べられてほぼ丸坊主になっても、復活する。アブラナ科はすごい。
●殺虫剤を使えないので、なかなか大変ですが、「天然成分」を使った殺虫剤(BT剤)がありますので、これを使います。BTは蝶・蛾の幼虫には効きますが、アブラムシ・バッタ類には効かないです。
ヨトウムシは葉っぱの裏に卵を産む。これを発見次第取り除くといいです。

コガネムシ
コガネムシの幼虫が根を食べる。根を食べるので、水をやっても萎れる。ダイアジノンを散布して予防しておきます。
根コブ病
土壌が酸性になると発生しやすい。植え付け前に苦土石灰を混ぜて中和すると予防できる。
苗立ち枯れ病・軟腐病・黒腐病
水はけが悪い・水やりが多いと発生する。苗の時に殺菌剤を散布することで予防できるが、基本的に土の水はけが悪いことが原因。畝を高くすると予防できます。
ウィルス病
モザイク状の模様が葉っぱに出る。ウィルスが原因で徐々に弱っていく。また、近くの株にも感染するので発症次第、廃棄する。アブラムシなどの汁を吸う害虫によって感染するので、防虫ネットを張ることで予防できます。

品種

文章の修正●すずなりブロッコリーは秋に植えて翌年の春に収穫。文字通り鈴なりのわさわさになる。人気。
●ロマネスクはローマブロッコリーとかシチリアンブロッコリーという名前で出ているがロマネスクは分類上は「カリフラワー」。カリフラワーは側花蕾が出ない。よってロマネスクも側花蕾が出ない。

特徴・由来・伝承

文章の修正ブロッコリーはキャベツの変種。本来、カリフラワーはキャベツ類の花の総称。現在私たちが食べているカリフラワーはキャベツが突然変異して生まれたものと言われていますが、はっきりとした経緯は不明です。ブロッコリーとカリフラワーは似ていますが少々つくりが違います。カリフラワーは食べる部分が密集してくっついていますが、ブロッコリーは密集していません。
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