ブロッコリーの育て方
目次
ブロッコリーとは?特徴は?水やり土づくりと植え付け(8月〜9月)肥料(追肥)土寄せ・中耕収穫(10月〜5月)病気・害虫…ヒヨドリについて最後に関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- ブロッコリー
- 科名
- アブラナ科
- 属名
- アブラナ属
- 学名
- Brassica oleracea
- 水やり
- 水を好む
- 場所
- 外の日なた
- 難易度
- 上級者向け
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ブロッコリーとは?特徴は?
ブロッコリーは
アブラナ科の
一年草の野菜。
キャベツの変種。食べるのは蕾(ツボミ)の部分で、放置していると黄色い花を咲かせます。その前に食べましょう。
一般的には8月〜9月に
ホームセンターなどに出回る苗を植え付け、冬〜春にかけて収穫する。種から育てる場合は春まきが楽ですが、春まき・春植えは病
害虫が発生しやすいので、夏に苗を植える方がかなり楽で一般的。
プランターでも栽培はできるが大きくならないので地植え・畑が通常です。
早生種と晩生種があり、
初心者は早生品種から始めるといいです。
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水やり
土が乾いていたら
水やりをしっかりとします。特に植え付けてしばらく(2週間ほど)は、根が広がっていないので、地植えであっても、水やりをしっかりとしましょう。
土づくりと植え付け(8月〜9月)
深さ20cm〜30cmを掘り、
苦土石灰を混ぜて中和させておきます。中和には1週間ほどかかるので放置し、中和が終わったら、
腐葉土か
堆肥を元の土に対して2割〜3割を入れて、化成
肥料を入れて混ぜておきます。
高さ10cm、幅40cmの畝を作り、株間30cmを空けて苗を植えていきます。最後にしっかりと水をやって完成です。
夏植え・冬収穫ならトンネルはなくても問題なく収穫できます。
肥料(追肥)
植え付け時の元肥として肥料をやっても、ブロッコリーは肥料を欲しがるので不足します。
植え付けて2週間後には追肥をします。株から20cm〜30cm離れたところにまいて、土と混ぜて、水をやります。その後も様子を見て、追肥をします。肥料が切れると生育が悪くなり、味も落ちます。なんだか生育が悪いなら、必ず追肥をしましょう。
土寄せ・中耕
ブロッコリーの周囲の土をブロッコリーの根元に寄せて、倒れにくくする作業が土寄せです。株がニョキっと伸びてきたら、適宜、土寄せをしましょう。
土を寄せるために、周囲の土を耕して集めることで、
雑草も生えにくくなり、一石二鳥です。
収穫(10月〜5月)
早生品種は10月〜11月には収穫がはじまり、晩生種は3月以降となります。花が咲くと味が落ちるので、収穫は早めにしておきましょう。
中央の大きな花蕾(カライ)を収穫すると、その横から小さな花蕾(=側花蕾)が出てきて、これも食べられます。なんなら、こちらの側花蕾の方が美味しいとも言われるくらい。
側花蕾を継続して収穫するのであれば、必ず追肥をしましょう。
ちなみに
カリフラワーは側花蕾の収穫がないので、ブロッコリーの方がお得。
病気・害虫…ヒヨドリについて
アオムシ、
アブラムシ、
バッタ、
ナメクジといった害虫が発生するが、夏植え・冬〜春収穫の場合は大した発生はない。防虫ネットをするとよいけど、そこまでじゃないです。
問題はヒヨドリで、葉っぱを食べる。葉っぱを食べる時に、花蕾の上に立ち、食べた直後に糞をします。すると花蕾が糞まみれになるんです。
なので、ヒヨドリ対策のためにネットを貼る必要があります。ネットは防鳥ではなくてもいいです。
ヒヨドリにとってブロッコリーの葉はおいしくなく、食べるものがない場合に食べるものなので、来ないならネットは不要です。
最後に
このページはかなり簡略していて、種まきや春植え栽培については書いていません。より詳細な栽培については
を参考にしてください。
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