ヤグルマギク(矢車菊・矢車草・コーンフラワー)

科名 | キク科 |
属名 | ヤグルマギク属 |
学名 | Centaurea cyanus |
別名 | 矢車菊・矢車草・コーンフラワー |
水やり | 水控え目 |
場所 | 外の日なた |
難易度 | 初心者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
目次
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ヤグルマギクの育て方


まとめ
●矢車草とも記述されることがあるが、ヤグルマソウという全く別種の植物がある。記述が定まっていない。矢車草の方が一般的かもしれない。
●水やりは乾燥気味に。
●肥料は植え付け時のもので十分。
●中間地・暖地は秋か春に苗を植える。
●寒冷地は春に苗を植える。
●一年草で、開花が終わると自然と枯れる。
●種子まきでも簡単に増やせる。
●矢車草とも記述されることがあるが、ヤグルマソウという全く別種の植物がある。記述が定まっていない。矢車草の方が一般的かもしれない。
●水やりは乾燥気味に。
●肥料は植え付け時のもので十分。
●中間地・暖地は秋か春に苗を植える。
●寒冷地は春に苗を植える。
●一年草で、開花が終わると自然と枯れる。
●種子まきでも簡単に増やせる。
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水やりと肥料

水が切れるとしおれるのですが、水をやりすぎると根が腐って枯れてしまいます。土が乾いてから水をやってください。土を指で触ってみて、濡れているようでしたら、水は控えてください。
どちらかというと乾燥気味の管理を好みますが、意外と水切れも起きやすいです。
肥料
市販の培養土などには最初から肥料が入っています。植え付けの時のこの肥料でヤグルマギクは十分です。基本的には追加の肥料は不要です。
肥料をやると大きく育ちます。大きく育つといいような気がしますが、風に当たって茎が折れて倒れやすくなりますので、植え付け時に肥料をやっておらず、生育が不良の場合だけ液体肥料をやるようにします。
植え付け・植えかえ・種蒔き

用土
鉢植えの場合は、赤玉土6腐葉土3川砂1を混ぜたものか、赤玉土7腐葉土3か、市販の花と野菜の土に川砂を混ぜるか、ハーブ用の土で植え付けをします。
植え付け時期
苗の植え付けは秋に行うのが良いです。流通している時に植えてしまいます。秋の早い時期に植えることで根をしっかりと張らせると、冬の寒さに耐性がつきます。
苗の植え付けについて
根を傷つけると枯れてしまうので、植える時には土を崩さないで植えてください。株と株は20センチから30センチ空けて植えてください。
種子からでも
ヤグルマギクの発芽適温は15度から20度。土が凍るような寒冷地は4~5月に種子をまきます。春にまいて初夏に開花します。中間地・暖地は3~4月か、8~11月に種をまくことができます。春にまくとその年の6月以降、秋にまくと12月から春にかけて咲きます。
ポットに2粒か3粒ほどまいて、土を被せずにして、乾燥しないように水をやっていれば芽が出ます。それを本葉が5枚から8枚になったら、庭なり大きめの鉢なりに植え替えます。
管理場所・日当たり
日当たりのよい場所で管理します。ヤグルマギクは過湿に弱く、風通しが悪いと枯れてしまいますので、風通しのよい場所で管理してください。寒さには強く、霜に当たったくらいでは枯れませんが、強い寒風に当たると傷んでしまいますし、土が凍るほどの寒冷地では根が傷んで枯れます。その他
ウドンコ病ヤグルマギクの葉っぱが白くなるウドンコ病が発生します。病気の部分を切除し焼却し(そこいらへんに捨てるとそこから病気が感染る)、対応の農薬を散布します。ウドンコ病は乾燥していると起きやすいので、乾燥気味に管理しなくちゃいけないヤグルマギクにはよく発生します。
特徴・由来・伝承

本来は青い花。麦畑に生える雑草でしたが、改良されて色んな花色のヤグルマギクがあります。ドイツ、エストニア、マルタの国花です。
矢車とは鯉のぼりのてっぺんについているアレです。
属名のケンタウレアは半身半馬のケンタウロス族のケイロンが足の傷をこのヤグルマギクで治したという伝承から。
ツタンカーメンの墓の中にヤグルマギクの花束があった。
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