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セラスチュウムの育て方

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セラスチュウム
目次
セラスチュウムとは?
水やり
肥料
植え付け・植えかえ
管理場所・日当たり
切り戻し
種について
特徴・由来・伝承
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学名などの基礎データ
セラスチュウムの開花時期…植え付け・植え替え時期…月別スケジュールです。最終更新
植物名
セラスチュウム
科名
ナデシコ科
属名
ミミナグサ属
学名
Cerastium
別名
夏雪草・白耳菜草
水やり
水控え目
場所
外の日なた
難易度
初心者向け
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セラスチュウムとは?

セラスチュウムはナデシコ科ミミナグサ属(セラスチュウム属)のイタリア・南ヨーロッパ原産の常緑多年草。日本では夏の暑さで枯れる一年草扱いとなることが多いです。

白く繊細な花に、銀色の葉っぱ。シロタエギクラムズイヤーなどのシルバーリーフよりも葉っぱが小さく愛らしい容姿。花だけでなく葉も観賞価値があって、葉っぱをメインに寄せ植えにすることも多いです。真夏の高温多湿に弱くて、事実上の一年草扱いになりますが、それまでは頑健で育てやすく、庭植えにすれば放置で育ちます。

一年草と割り切れば超初心者向きです。
草丈15cm〜20cm
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水やり

花に水が掛かると、花が傷んでしまいますので、水をやるときは花に掛からないようにします。セラスチウムは乾燥を好み、出来れば、雨にも当たらないほうがいいので、雨避けをしたり、軒下で管理するなどするとよいです。

鉢植えの場合は、水やりは土が乾いていたらという通常の水やりで行います。水をやりすぎると根が腐ります。庭植えした場合は、雨だけで十分です。といっても雨を避けて軒下などに植えた場合は、たまに水をやってください。

肥料

肥料は必要ありません。肥料をやると花つきが悪くなり、徒長します。もしも開花時期に花が咲かない!のであれば肥料を止めてみて下さい。

植え付け・植えかえ

時期・頻度

植え付けは12月〜3月に植え付け、もしくは植え替えをします。根の張りが早いので鉢植えならば毎年植え替えをします。

匍匐して広がりますので、植えるときはスペースを広く取って植えてください。鉢植えには向いていません。蒸れて枯れやすいです。

用土

水はけのよい土が適しています。また肥沃ではない土が適しています。乾燥気味で痩せ地じゃないと花が咲かないこともあります。

用土は水はけが良く、痩せていること。水はけが悪い場合は川砂・パーライト軽石を混ぜるなどして水はけをよくしてください。あまりに肥沃な土地の場合は、植えても花が咲かないかもしれません。

鉢植えにするときは赤玉土7腐葉土2川砂1を混ぜたもので植え付けをします。もしくは一般的な培養土に1割か2割ほどパーライトを追加して用土とします。

庭植えの手順

植え付けの1週間前に庭土を20cm掘り返して、植え付けます。痩せ地の方がいいのでそのまま植えましょう。水はけが悪いのであれば、軽石・川砂・パーライトなどをよく混ぜて用土とします。株間は30cmほど空けて植え付けます。

鉢植えの植え付け・植え替えの手順

鉢の底の穴をネットで塞いで、その上に鉢底石(軽石)を入れ、用土と株を入れて、最後にしっかりと鉢底から水が出るまで、水をやって完成です。

植え替えの場合は古い土を3分の1か半分落として、根を整理してから植え替えます。株分けもできます。

管理場所・日当たり

日当たりを好みます。日当たりが悪いと花が付かないことすらあります。ただし、真夏の直射日光と蒸れに弱く、夏越しさせるのであれば、夏は遮光をするか、風通しの良い日陰か半日陰に移動させる必要があります。暖地では一年草と考えて下さい。寒冷地では遮光がなくても夏越しし、一度植えると毎年芽が出て増えていきます。

冬は耐寒性があり、雪に埋もれても枯れません。寒冷地であっても、霜よけ・雪避けなど何もする必要はありません。

切り戻し

夏前・梅雨前に一旦株全体を半分か三分の一まで刈り込んで風通しをよくしておきます。繁殖力は強いので、多少刈り込んでも枯れることはないです。

種について

花をそのままにしていると種子ができます。こぼれダネでも増えます。

特徴・由来・伝承

草丈は20センチ前後とあまり大きくならず、横へと匍匐して増えていくタイプです。英語ではスノーインサマー。原産地はイタリアと南ヨーロッパ。種で増やすことが多いですが、苗も出回ります。グランドカバーにする人もいるらしいですが、あまり向いてないと思います。

真っ白な花と銀葉で花が咲き乱れるだけでなく、広がっていくと、一面セラスチュームの海。寒さに強く寒冷地でも冬越しして、夏の暑さには弱いのですが、暖地でなければ夏を越えて毎年咲きます。寒冷地の希望の星かも。
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