パセリの育て方…病害虫が少ない秋植えがおすすめ!
目次
パセリとは?特徴は?植え付け管理場所・日当たり水やり肥料花を摘む収穫病害虫より詳細な栽培について関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- パセリ
- 科名
- セリ科
- 属名
- オランダゼリ属
- 学名
- Petroselium
- 別名
- モスカールドパセリ
- 耐寒
- 5度
- 水やり
- 水を好む
- 場所
- 外の半日蔭
- 難易度
- 中級者向け
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パセリとは?特徴は?
パセリは
セリ科の
一年草。秋から初夏まで育てる場合と、春から初夏まで育てる場合があり、秋から育てる方が病
害虫が少なく
初心者向けです。
種から栽培もできますが、大量に消費するものでもないので、一般的には苗を植えて適宜収穫して調理に使用します。
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植え付け
時期
春(3月〜4月)か秋(9月〜11月)に苗が
ホームセンターで流通するので植え付けます。夏以外も流通しているのでこの期間であればいつ植えてもいいです。
夏に枯れるので植え替えることはないです。
用土
鉢なら一般的な
培養土で植えます。地植えであれば、
酸性を嫌うので、
苦土石灰で中和してから、
腐葉土か
堆肥を足して土を作って植えます。
鉢・プランターに植える手順
6号〜7号に1苗、10号なら3苗を植えます。65cmの
プランターなら3苗〜4苗を植えます。
鉢の底の水が抜ける穴を鉢底ネットで塞ぎ、鉢底石を2cm入れ、その上に
用土を入れ、根を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をやって完成です。苗の土はいじらずほぐさずに植えてください。
地植えの手順
連作障害を起こすので、昨年パセリを植えた場所は避けます。
深さ30cmを掘り、苦土石灰を1平方mあたり150gを混ぜて中和させます。中和には1週間かかるので待ってから、腐葉土か堆肥を元の土に対して2割入れて、化成
肥料を規定量入れてよく混ぜて土を作ります。
ここに株間20cm〜30cmを空けて植えて、最後にしっかりと水をやってください。苗の土はいじらずほぐさずに植えてください。
管理場所・日当たり
日当たりより、
半日陰・木陰の方が葉っぱがほどほどに柔らかくて美味しいです。
耐寒温度は5度で霜に当たると枯れるし、土が凍結すると枯れる。ただ、霜に当たらなければ0度くらいまで耐える。
水やり
鉢植えは土が乾いていたら、
水やりをしっかりとやります。
地植えは自然に降る雨だけでほぼ大丈夫。ただし、春以降は様子を見て水やりをしましょう。
肥料
春以降、気温が15度〜25度くらいのときは、生育しているので一ヶ月に一回、化成肥料をやるか、週に一回液体肥料をやります。肥料が不足すると葉が黄色くなります。
花を摘む
春以降は
花茎が伸びてきます。花が咲くと葉っぱが硬くなり、美味しくなくなるので、花茎は摘みます。環境によっては、
こぼれダネで来年生えてくるので、最後の花は放置して結実させるのも手です。
収穫
収穫は葉っぱの外側から、収穫します。たくさん必要でも、葉っぱが10枚は残るように収穫してください。
病害虫
イモムシ(キアゲハの幼虫)、
ヨトウムシ、
コナジラミ、
アブラムシ、
アザミウマ、
ハダニ、
ウドンコ病、柔腐病、立ち枯れ病。
風通しをよくしておくと、病害虫は予防できるので、株間を空け、定期的に収穫しておくといいです。最大の問題はイモムシで、一気に丸坊主になるので、発見次第、取り除いて踏み潰す。
より詳細な栽培について
このページは簡略化しています。より詳細な栽培のコツや理屈・手順は
を参考にしてください。
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