チロリアンデージーの育て方…寄せ植えにもピッタリ
目次
チロリアンデージーとは?寄せ植えにもいいですよ!植え付け管理場所・日当たり水やり肥料関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- チロリアンデージー
- 科名
- キク科
- 属名
- ヒナギク属
- 学名
- Bellis perennis 'Tyrolean daisy'
- 水やり
- 水を好む
- 場所
- 外の日なた
- 難易度
- 初心者向け
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チロリアンデージーとは?寄せ植えにもいいですよ!
チロリアンデージーは
キク科ヒナギク属の
多年草(
一年草扱い)の植物。秋に種を撒くか、冬に苗を植えておくと冬から春まで、花の少ない本当に寒い時期でも花を咲かせてくれます。本来は多年草ですが、夏の暑さで枯れてしまうので、一年草扱いです。
チロリアンデージーは
デージーの品種。チロリアンデージーはデージーよりも大輪です。チロリアンデージーのチロリアンとはオーストリアのチロル地方のこと。
チロリアンデージーの花が傷んでいたら、花を摘んでください。花をそのままにしておくと株が
種子を作ろうとして次の花が咲きづらくなります。
花が小さくて、花いろが淡いチロリアンデージーなら、他の植物と調和して綺麗です。
寄せ植えにする場合は、以下のページで近い時期に開花する植物をまとめているのでチェックしてみてください。
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植え付け
種まき・植え付けに適した時期は?
9月〜10月にタネをまいて苗を作るか、10月くらいから苗が出回るのでこれを植え付けます。
用土
一般的な花と野菜の
培養土などで植え付けます。自作する場合は
赤玉土7
腐葉土3に少量の化成
肥料を追加してよく混ぜたものを使います。
種まきの手順は?
発芽温度は20度なので9月〜10月あたりに種まきをします。ビニールポットに
用土を入れ、ここに種子をまき、薄く土を被せて、水をやります。種子が小さくて風に飛ばされ、水に流されるので、水はそっとやるか、霧吹きで遠くからふきかけて湿らせるようにします。明るい日陰で乾燥しないように管理していると1週間ほどで発芽しますので、本葉が2枚〜4枚になったら鉢や庭に植え付けてください。
鉢植え
5号〜6号に1苗、
8号鉢なら3苗を目安にして植え付けます。横長
プランターなら3苗〜4苗を植え付けます。
鉢底の穴を鉢底網で塞いで土が出ないようにしてから鉢底石(
軽石)を2センチから3センチほど入れて、軽石の上に土を入れ、株を入れて、隙間に土を入れていき、最後に水をやります。鉢底から水が出るまで水をやってください。
庭植え
庭植えする場合は、植え付けする2週間前に庭を深さ15cm〜20cmを掘り変えして土に
苦土石灰を混ぜて中和させておきます。1週間くらいで中和反応が終わるので、それから土に腐葉土と緩効性肥料か
堆肥を元の土に対して2割〜3割ほど混ぜて、化成肥料を少量入れて用土とします。
水はけが悪いならば川砂を混ぜて水はけをよくしておきます。
用土を穴に戻して株を15cmほど間隔で配置して、苗の地表と庭土の地表が合うように深植えしないように植え付けていき、最後にしっかりと水をやります。これで完成です。
管理場所・日当たり
日当たりのよい場所で管理してください。日光が不足すると花つきが悪くなりますし、病
害虫にも弱くなります。寒さには強く、霜には当たっても枯れることはありません。
本来は多年草で、夏を越すことが出来れば冬にはまた花が咲きます。寒冷地であれば、涼しいところで管理すれば夏を越せることもありますので、ダメ元で挑戦してみてもいいです。
水やり
チロリアンデージーは若干乾燥に弱いですので、水が切れないように気を付けます。
水やりの目安は土が乾いたら。土が濡れている間は水はやらないようにします。ずっと濡れていると
根腐れを起こします。鉢植えであっても庭植えであっても、水やりは必要です。
花に水が掛ると花が傷んでしまいます。チロリアンデージーは花が大きくて通常のデージーやポンポンデージーよりも傷んだ時にみすぼらしくなりますので、花に水が掛らないようにしましょう。別に水が掛ったからといっても枯れる訳ではないので、気にしないでも構いませんが、水がかかると花の寿命が短くなります。
肥料
チロリアンデージーは花がよく咲きますので生育期間(11月〜4月)の間は肥料を追加してください。肥料が切れると開花が鈍くなります。一週間か二週間に一回液肥をやってください。もしくは1ヶ月に一回、緩効性化成肥料をやります。
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