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愛のかんざしの育て方

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愛のかんざし
目次
愛のかんざしとは?
水やり
肥料
植え付け・植えかえ
管理場所・日当たり
病気・害虫
特徴・由来・伝承
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学名などの基礎データ
愛のかんざしの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。最終更新
植物名
愛のかんざし
科名
ユキノシタ科
属名
バウエラ属
学名
Bauera rubioides
別名
エリカモドキ
耐寒
5度
水やり
水控え目
場所
外の日なた
難易度
上級者向け
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愛のかんざしとは?

愛のかんざし(エリカモドキ)はユキノシタ科(現在はクノニア科)の常緑低木。名前が近いのでパニックになりますが、ハナカンザシキク科、愛のかんざしはユキノシタ科(クノニア科)で全くの別種。見た目も全然違いますね。

愛のかんざし(エリカモドキ)は夏は高温多湿が苦手、冬も寒さが苦手となっていて、春から夏に花を楽しんで夏以降は枯れるものと割り切るならば初心者でもOKですが、毎年咲かせるのはなかなか至難の業。上級者以上でないとしんどいです。

流通量は少ないですので、欲しい人は春にネットショップで購入するといいです。
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水やり

比較的乾燥に強く、過湿に弱い植物です。土が乾いていたら水が鉢底から染み出す位にしっかりとやってください。土が濡れているうちは水はやらないようにしてください。過湿にすると腐って枯れてしまいます。

冬は寒さで活動が鈍くなるので、土がカラカラになってから水をやります。土壌水分計で計測してから水やりの判断をします。

肥料

花が咲いた後に薄い液肥をあげてください。肥料はさほど必要としていません。

植え付け・植えかえ

時期・頻度

根詰まりをしているようであれば、春に植え替えをします。購入した年は植え替えは不要ですが、翌年の春は植え替えをしましょう。その後は二年に一回の植え替えをします。

用土

市販の花と野菜の土(培養土)に鹿沼土を二割ほど混ぜたもので植え替えをします。

植え替えの手順

植え替えをするときは、現在の鉢より一回り大きな鉢を用意します。ひと回りとは現在の鉢より1号か2号大きな鉢のことです。古い鉢から抜き、土を落とさず、根をいじらないで植え替えてください。根を崩すと根が傷ついて、生育不良を起こして枯れてしまいます。

どうしても同じ大きさに植え替える場合は、根をいじらないように少量の土を落として植え替えます(枯れることもあるし、枯れなくても生育不良を起こして回復まで時間がかかるので、土は落とさない方がいい)。

鉢底の水が抜ける穴を鉢底ネットで塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、用土を少し入れ、株を置きます。株の土面が鉢のフチより1cm〜2cm下になるように調節します。この2cmは水やりの時に水が溜まるウォータースペースです。株と鉢の隙間に用土を入れていき、最後にしっかりと水をやって完成です。

できれば植え替え後に一週間ほどは半日陰〜日陰で管理して養生させるといいです。

管理場所・日当たり

春と秋は戸外の日当たりか半日陰で管理します。高温多湿に弱く、真夏だけは風通しのいい半日陰に移動させてください。

霜が降りない地域ならば戸外でも越冬しますし、霜が降りる地域でも比較的暖かい地域であれば軒下など霜が避けられれば、戸外で越冬します。

室内に取り込むときに、少し剪定して地上部を減らして、根の負担を減らしておくといいです。

病気・害虫

カイガラムシハダニといった害虫は発生するかもしれないが、それより夏の高温多湿の方が問題です。

特徴・由来・伝承

エリカモドキとはよく言ったもので、パっと見は見分けがつきません。よく見たら全然違いますが。エリカというよりはボロニアですね。オーストラリア原産

愛のかんざしは輸入業者が付けた流通名で、和名はエリカモドキ、学名でいうとバウエラ(バウエラ属ルビオイデス)になるのでしょうか。ちなみにバウエラ属の和名はエリカモドキ属となっていて、なるほど流通名が無かったら誰も買わないだろうと思っちゃいますね。
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